つぶやき

向き合う

暗い空を引き裂くように目覚ましの音が聞こえる。

永遠に夜が明けないのではないか、と思えるような空。

初めてそこで、それが朝だったのだと気づく。

昨日見たすがすがしい夕空はどこに消えてしまったんだろうなぁ。

静かなホールの壁を打つピアノの音色のように、雨の音だけが薄暗い家の中に聞こえてくる。

あとは静けさだけ。

そんな日は、

考えろ、

考えろ。

向き合え、

向き合え。

自分の心の深淵を首を伸ばして覗き込め。

心のうちに隠れたエゴ、

諦め、

人の優しさ、

自分の冷たさ、

創造するということの孤独、

作曲家の魂の声、

探して、求めて、ようやくたどり着いたところにあった闇、

忙しいというのは心を亡くすこと、

常識のコートの下に隠された今にもガラガラと崩れそうな鋭い感受性、

押しとどめているもの、

踏みとどまっているもの、

出しきれないでいるもの。

心の中をえぐり出して、

それを何食わぬ顔をして上品に提示する、

そんな芸術。

それが芸術?

向き合え

向き合え。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

情熱

情熱だけでは何もできない。

でも、情熱がなければ何もできない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

音楽家

全てを知り尽くした者の音楽になってはいけない。

どれだけ知識や技術を会得しても、

常に闇の中に光を希求する者の音楽をし続けないといけない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

顔を上げて

ふと寝ころんでみると、いつもの部屋が違う風景に見えたりする。

ふと空を見上げてみると、いつもの道が違う場所に見えたりする。

人生もそういうものかな。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

音楽には魂を癒すことが出来る。

それだけの力を持っている。

ということは、裏を返せば、魂を傷つけることも出来る、ということ。

無神経で自己顕示的に出された音を聞くと、本当に、心が鋭い刃物で深く刺されるような気分になるもの。

演奏家はこの音の力というものをあなどってはならない。

大事に吟味して音を送り出さないといけない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

絶対に崩れることのないがっしりとした構築の美。

壊れてしまう寸前の危ういバランスの美。

両方同時に表せないものか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

標語

一瞬の

躊躇でチャンスは

逃げていく

(字余り)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

けもの道?

090510_190427








道はないように見えても、探せばどこかに必ずあるものだaries

| | コメント (2) | トラックバック (0)

春のはかなさ

A090409








春。

桜。

一瞬ではかなく散っていくさくらが、なんでこんなにも開放的な季節を選んだんだろう。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

演奏する

演奏をするということは、雑巾をしぼる作業に少し似ているかもしれない。

ためこんだ水を一気にしぼって、出なくなるまでどこまでもしぼり続ける。

上からは1滴ずつ水がしたたり落ちていて、その水を溜め込んでまた、力の限りしぼり出す。

でも時には、まだ水がしっかりしみこんでないのに、しぼらないといけない時もあるかもしれない。

いや、そういうことのほうが多いだろう。

そんな時は、いつもにも増して固く固くしぼらないと十分な水が出てこない。

そればかり続けていると、表面にしか水が行き渡らずに、核の部分は常に干からびている状態になってしまう。

だから、ゆっくりと雫が落ちてきてそれがじんわりと繊維の隅から隅まで染み渡っていくのを待つ時間が、何よりも大切なんだ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧