コンサート

前橋汀子トリオ in 戸塚区民センターさくらプラザ




戸塚での前橋汀子さんと原田禎夫さんとのピアノトリオ無事終了。弾きなれたメンデルスゾーンと、実はまだ2回目のベートーヴェン大公。
自分が子供の頃にも活躍していた先輩達と一緒に弾くことが多くなってできましたが、今回の2人の巨匠は自分が生まれる前から既に大活躍されていた方々。その時間の蓄積と言うのはすごいものですね。胸を借りる、とか勉強をさせていただいた、というのはあまりにも日本的な表現ですが、自分にとって得るものがたくさんあった本番だなと思います。
音楽的にも技術的にも自分の好きなようにできて、自分の今もっているものの範囲だけで完結させてしまえるソロと違って、室内楽はやはり極限を引き出す作業だな、と思います。
さて、明日はリサイタルー!


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上里はな子・松本和将デュオリサイタル in 豊橋

今日は上里はな子・松本和将デュオでの大切な本番の1つ、豊橋でのリサイタルでした。去年までのフロイデンホールからアイプラザ豊橋に場所を移しての開催。このアイプラザ豊橋はリニューアルオープンの時のオープニングイベントでもデュオで演奏したことのあるご縁のあるホールです。4年半ぶりにその時と同じ舞台に立って演奏しながら、いろんなことを思い出していました。様々な出会い、その後ホームグラウンドとなる豊橋での初めてのデュオでの演奏、首の怪我。そんなに昔のことではないような気もするし、ずいぶん昔のことのような気もするし、その時出会った人達はもう生まれた頃からみんな知ってるような気がするし。
そんな中弾くクロイツェル。ベートーヴェンの音楽自体はとても激しい、ぶつかる要素もたくさんある音楽ですが、ヴァイオリンとピアノの関係自体はぶつかり合いではなく、丁々発止のなんたらとかでなく、いかにしてオーケストラのように溶け合って一緒に盛り上げて行くかということだと思いました。あの細かい音の羅列が全てキレイにハモった時、誰も聞いたことのないクロイツェルが生まれるんだろうな、と。
このコンサートを支えてくれた全ての人に感謝。




毎年お願いしている譜めくりの森田さんも一緒に。

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園田高弘memorial series

‪園田高弘先生のメモリアルコンサート終わりました。
今回はドビュッシーのプレリュード全曲。僕は1巻の5番「アナカプリの丘」から8番「亜麻色の髪の乙女」までを担当しました。
こんなにドビュッシーを弾くことはこれからあるかな^^;‬



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モーツァルトヴァイオリンソナタ全曲達成





モーツァルトのヴァイオリンソナタ全曲演奏会、5回と3/4回分が終わりました。
モーツァルトへの苦手意識をなんとかするためにピアノソナタを全曲弾こうと思い立ったのが、生誕250周年で盛り上がる2006年のこと。その4回のコンサートを経てモーツァルトは「苦手」な作曲家ではなくなったし、好んで弾く曲もいくつか出来ました。しかし、やはり今でも決して「得意です!」と胸を張って言えるわけではない。ベートーヴェンやブラームスのようにはいかないのです。
今回のヴァイオリンソナタ全曲がこれほどうまくいったのは、相方のはなちゃんのおかげ。全体を形作ったり雰囲気を感じ取ることはどちらかと言うと僕の得意な部分です。しかしモーツアルトのあの細やかで優美なしかし推進力をいつでも失わない華麗な美しさを表すことがなかなか出来ない。ちょっと気を抜くとすぐに平坦になったり、またベートーヴェンやロマン派のようになってしまう僕に対して、彼女の表情はどこを切り取ってもモーツァルトそのもの。金太郎飴のように?いや、いつでも同じと言うことではないからちょっと違うか。というわけでヴァイオリンがメロディのところは僕は安心して土台作りをすることに専念できるし、その流れにうまく乗れば自分にメロディーがあるところも、まるで他の誰かの手が弾いているかのようにサラリとうまくいくのです。ピアノソナタではあれだけ四苦八苦して試行錯誤してようやく形になっているのと全く違う。
そして、意外なことに2人ともにとって初めてのソナタがたくさんあったというのも良かった。まだどんな先入観もついていない状態で無心になって合わせをしていると、まるで合うのが当たり前かのようにピタッとくる。毎回が特別な時間・空間でした。
これを京都でしかやらないというのはもったいない、ということで3月から東京でも全曲シリーズを始めます。またそちらもお知らせしますねー(^.^)



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デュオリサイタルとペダリングセミナー in 広島

広島での2日間。
台風も通り過ぎて気持ちがいいほどの青空の下、昨日は上里はな子・松本和将デュオリサイタルでした。クロイツェルが楽しかったなー。クロイツェルってこんなに楽しい曲だったんだなー。。また来月豊橋でもやるから楽しみです。



月光も弾きました。モーツァルトの301も、愛の喜び・哀しみも、シューマン幻想小曲集も、ツィゴイネルワイゼンも。長〜い濃い〜プログラム!
なんでこんなに長いプログラムを組んだんだっけ、と自分でも疑問に思ってたんですが、当たり前のようにツィゴイネルワイゼンも入ってると思ってたらチラシには書いてなかったんでした^^;。まあでもみんな喜んでくれたし、うまく弾けたし、いいことにしよう^ - ^。ね?(誰に向かって言ってるんだか…)
ちょうど演奏中にカープが優勝したそうで、カープファンで埋め尽くされた商店街を通り抜けて打ち上げへ。



そして今朝は、カープ祝勝の記念セールの列を通り抜けてペダリングセミナーの最終回「応用編」をしてきました。



座学的なことを前回の「基本編」で説明したので、それをいかに実際の演奏に活かすか、ということでたくさんの曲を弾きながら説明。と言っても曲が高度になってくるとペダリングも複雑になってきて、見ただけでは何をやっているかよく分からないだろうし、その全ての要素を説明すると日が暮れるので、その根っこの部分とあとはちょっとした技のような部分だけ説明して、あとは何となくの印象として響きを持ち帰ってもらいたいな、と思っています。



さて、これから京都に行って夜はモーツァルトのヴァイオリンソナタコンサート。なんて日だっ!

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リサイタルプレレクチャーのお知らせ

そう言えば、チラシの裏面にシレッと情報を書いただけで、ちゃんとしたお知らせをしていませんでした。

11月26日の東京文化会館でのリサイタル「松本和将の世界音楽遺産」、去年のリサイタル前にもやったようなプレレクチャー10月25日にします。
今回のリサイタルではタカギクラヴィアさんから、ラフマニノフなどもコンサートで使っていたと言われる銘器ニューヨークスタインウェイCD368をお借りするのですが、プレレクチャーはタカギクラヴィア松濤サロンでリサイタルが使うのと同じピアノを使用してレクチャーします。
またレクチャーの後には簡単な懇親会も行う予定です。
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9月の予定

昨日8月を振り返った投稿をしたばかりですが、早速9月の告知です。

14日15日には7月に引き続きカワイ浜松でアドバイスレッスンをします。平日なので午後からですが、早い時間が希望の方は相談してみてください。浜松はホームの一つ豊橋のお隣なので、継続的にレッスンをしていきたいと思っています。




16日17日の土日には石川県は能登の穴水町で公開レッスン。1月までかけて4回能登を訪れて、最後は生徒達と一緒にコンサートもするという試みで、何年か前にも行ったことがあります。能登はとてもいいところで、人も親切、故郷の一つのように感じていたのですが、それからなかなか行く機会がなく残念に思っていたところでした。久しぶりの能登、とても楽しみです。




翌日の18日はカワイ広島で上里はな子&松本和将デュオでのコンサート。広島でのデュオは1年ちょっとぶり。2回ペダル講座をやっているあのカワイ広島のパーチェにヴァイオリンとピアノの音がどのように響くのか、楽しみです。また僕らのデュオとしては初めてやるクロイツェル、もちろん二人とも何度も弾いている曲ですが、最も信頼するパートナーとの演奏、どんな仕上がりになるかワクワクしています。



19日の午前中はまたまたカワイ広島でペダリングセミナーの最終回、「応用編」と名付けていますがほぼ「実践編」といった内容になると思います。「基本編」で説明した数々のペダリング、考え方、聞き方などを実際の楽曲の中でどのように生かしていくのか、たくさんの演奏とともに解説します。



そのまま京都に移動して、同じ19日の夜にはカフェモンタージュでモーツァルトヴァイオリンソナタ全曲演奏会です。前回6月に3回連続でやったものの続きで、この日はepisode1として初期のソナタを演奏します。



翌日20日は全曲演奏会の締めくくり、Episode5で後期のソナタです。最後の大きなソナタ(もう1曲そのあとに小さなソナタがあります)である526はモーツァルトの作品の中でも名曲の一つですね。




24日は前橋汀子さんのコンサートで名古屋市民会館。いつもやっている県立芸術劇場が改修中とのことで、僕にとっては初めての名古屋市民会館です。
27日は松山でピティナの講座。今回はショパンエチュード全曲です。さぁ、果たして2時間で全曲の説明が出来るでしょうか☆



という感じで、9月もまとめてみるとそこそこ詰まってますね。曲としてはやはりモーツァルトのヴァイオリンソナタ、そしてクロイツェルに力を入れなければというところです。

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8月を振り返って

8月も終わりですね。すなわち夏休みの終わり。世のほとんどのお父さんお母さんは、明日からようやく少し楽になると思われてるんではないでしょうか。僕らは二人とも音楽家で、普段は土日にいられることがあまりないので、あまり本番のない夏休みは子供と思いっきり遊べる貴重な時間。あそこもここも連れて行って、あれもやってこれもやって、と山ほど思い描いていたのですが、実際はその半分も出来ないものですね。時間が2倍あったらな〜。

さてそんな8月ももちろん全く何もなかったわけではなくて、大きなコンサートもいくつかあったので振り返ってみましょう。

まず、あらかじめ公開はしていないですが2日3日はピティナ特級の審査をして来ました。審査員のお誘いは今まで頑なに辞退していたのですが、特級であれば自分の今までやって来たことをそのまま活かせるのではないかと思いさせて頂きました。とても楽しかった。将来が楽しみな才能にも何人も出会えたし、また日本の音楽教育界も浮き彫りにされているような気がしました。

6日はバンドネオンの三浦一馬君との共演。お笑い芸人のロダンのお二人がナビゲーターをするコンサートで、後ろでしゃべりを聴きながら僕自身も楽しんでました。そしてその喋りに負けない一馬君の存在感、さすがですわ☆



お盆を挟んで、24日はカワイ名古屋でアドバイスレッスン。時期的に学生音コンの曲を持ってくる学生が多かったですが、もちろんコンクールの曲の最後の味付けをチョチョっとして、なんて薄っぺらいレッスンはしません。1回限りのレッスンで先につながることを言わなければいけないので少し的を絞ったアドバイスにはなりましたが、何か感じてくれていればいいなぁ。



翌日25日は尾道のカフェ・ミュゼッタで松本和将門下の発表会のゲスト演奏。年に1・2回しか行けてませんが^^;。ゲスト演奏では上里はな子&松本和将デュオでブラームスの雨の歌、それからソロでベートーヴェンの最後のソナタを弾きました。



27日にはフィリアホールで「語りと音楽」シリーズ。今回ベートーヴェンのパート2、ハンマークラヴィーアと最後のソナタです。正直こんな重い曲が語りとそぐうのか心配でしたが、むしろパート1よりも個人的にはしっくり来て、またハンマークラヴィーアのような聞くのが難しい曲を集中力を持って聞いてくれたのが嬉しかったですね。





こんな感じで夏は過ぎていきました。大事なコンサートもありましたが、大事な静養の時間でもありました。昔友人に、「そんなに忙しかったらいつもアウトプットアウトプットでしょ。いつインプットするの?」と言われたことがありますが、本当にその通り。音楽的な衝動は自分の中から無尽蔵に出てくるわけではない。自分の内にも外にも目を向けて、音楽以外の風景にもたくさん目を向けて、人間としての様々なインプットをすることがとても大事です。

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ハンマークラヴィーアと最後のソナタ

フィリアホールでの今年2回目の「語りと音楽」シリーズ終わりました。
前回5月はカウンターテナーの藤木大地氏との共演でシューベルトの「美しき水車小屋の娘でした」。
今回はもっともっとお固いベートーヴェンの、その中でも最もお固い部類のハンマークラヴィーアと最後のソナタ。
一体どうやって手紙をからめるのかと思ったけど、不思議なほどしっくりきました。

手紙はほとんどが甥カールに関するもの。
カールのことで色々と心を砕いていた、というのは知っていたけれど、こんなにもすれ違いのつらい想いをしていたとは知らなかった。
台本の作者(コンサートの製作者でもあります)曰く、「ベートーヴェンの晩年のプライベートな話題は、もうほぼそれしかないんです」と。
もっと勉強しないとなー。

それにしても、裁判問題でグチャグチャになってるいる中ハンマークラヴィーアのような曲を書き上げるとは。
巨人ですね。
最後のソナタのモノローグにしても、傷ついている自分に誰か気づいてほしいというような弱さは多分どこにもない。
全て自分の中で処理してしまった上でのあの懺悔なんだと思う。
それがまた逆に切ないですね。

さて、これにて8月の本番も終わり。
夏も終わりますねぇ。
これから秋のシーズンに入ってまた忙しくなってくるぞー。






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11月のリサイタルチラシ






‪11月26日の東京文化会館でのリサイタルのチラシが出来上がりました。普通のよくあるチラシではイヤだと、デザイナーさんと直にやり取りをして僕のイメージも伝えた上でのチラシ作り。‬

‪美術的な感性があまりない僕にはなんとなくの大まかな部分しか言えなかったのですが、ラフが出来上がってビックリ、想像をはるかに超えるものがそこにはありました。新しくて、カラフルで、しかもクラシカル。突き抜けた感性に感服でした。そしてやはりいいものを作るためには直接顔をつき合わせての意思疎通が絶対に必要なんですね。‬

‪「松本和将の世界音楽遺産」、第2回はロシア編〜恐るべき底なしの響き〜です。プログラムはチラシが示しているように、メインはムソルグスキー:展覧会の絵。
ビクターからの3枚目のCDで録音してからはや………15年!!!あの頃より間違いなく立体的な音楽が出来るはずなんです。
決して明るくはないけれどいろいろな色彩が見える表情、そして恐ろしいまでに深い底なしの響き。最近流行りのスマートな演奏ではなくて、往年の巨匠たちのような音が出したいな、と思っています。

そして前半は、銀河系の見えるスクリャービンの5番ソナタ、一曲一曲が小さな絵本のようなチャイコフスキーの四季、どこまでも悲しみの続いていくラフマニノフのヴォカリーズ、そしてこれまた恐ろしいほどの響きのラフマニノフの「鐘」です。‬

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