コンサート

ショパン週間

東京文化会館でのリサイタルが終わってあっという間に4日が経ちました。先週はブラームス週間ですが、今週は奇遇なことにショパン週間!
あさっては富山でショパンエチュード全曲リサイタル(サラッと書いてるようですが、別に余裕かましてるわけではありません。必死です^^;)。



23日は宇都宮でのリサイタルでベートーヴェン「熱情」などとともにショパンもたくさん弾きます。



24日はおなじみプリモ芸術工房で同郷の大先輩岩崎洸先生のリサイタルなんですが、なんとショパンのチェロソナタです!



ブラームスもショパンも秋が似合いますねぇ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

松本和将の世界音楽遺産

松本和将の世界音楽遺産第3回〜ドイツ・ロマン編「クララを巡って」、無事終演しました。
このコンサートに来てくださった皆さん、関係して下さった皆さん、また近くや遠くで自分を支えてくださった皆さんに感謝です。

これにて、1年近く向き合ってきたドイツ・ロマンの世界ともしばらくお別れです。
単発でのプログラムを考えるのではなく、1年かけて取り組むコンセプトを決めてひたすらそれに没頭することは、とても豊かな音楽の時間を自分にもたらしてくれます。
思えば、今まで自分は頭の中で鳴っている音の何分の1かしか出せてなかったような気がします。
これだけ長い時間向き合っているとどんどん確固たるものが自分の中に出来ていき、その結果また新しい世界が見えてきて、同時に文献を読んだり過去の名演を聞いたりしているうちに頭の中で鳴る音もまた変わってきて、相乗効果どころか3乗にも4乗にも膨らんでいく音楽の世界を感じました。

そしてその度に自分に対しての課題も見つかります。
そろそろ歳も考えないといけない年齢になってきました。
頭の中の世界はいつまででも豊かになりますが、それを体現するための能力(テクニック、頭脳ともに)は歳とともに衰えるので、あと何年かでひとまず完成に近づけないといけない。
小さい頃あまり練習熱心ではなかったのが今に響いてますが(それは音楽的には決して悪くなかったにしても)、ピアノは何歳になってもテクニックを向上させられる(ケンプがいい例ですね)と思い、鍛錬を重ねていきたいと思います。

来年の世界音楽遺産はなんとフランス編!
めったに弾かないです。
松本和将がフランス物を弾くと一体どうなるのか。
巷でよくあるような「いかにもフランス物」というような演奏にはならないし、したくないと思います。
それぞれの作曲家の発するメッセージの根源に迫っていけば、今まで見えなかった世界が必ず見えてくる。
今からワクワクしています。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブラームス週間 with アンサンブルJOY in 狛江

今週もブラームス週間が始まりました。
今日はブラームスのピアノ五重奏曲。

毎年やってる(ってまだ2年目だけど)エプタザールでのアンサンブルJOY。
前半はドヴォルザークのテルツェットとアレンスキーのピアノ三重奏曲。
リハーサルでああでもないこうでもないとかなり細かくやりましたが、本番はみんなの気合いですごく盛り上がった。
そういえば去年もこうだった気がするなぁ。

それにしてもエプタザールの高い天井に音が吸い込まれていく響きは、ヨーロッパの教会のようで気持ちがいい。
響きのない空間での間の取り方と自然と変わってくる。
というか細かいズレとかそういうものを一つ一つ気にして修正していくんじゃなくて、音楽が大きくなる気がする。
きっとヨーロッパの人たちは小さい頃からそういう感覚で音楽してるんだろうなぁ。

その空間にいないと感じられない響き。
ホールとは違う100人足らずのお客さんですが、みんなで贅沢でエキサイティングな時間を共有できたと思います。





| | コメント (0) | トラックバック (0)

11月の予定

もう11月になって何日か経ってしまいましたが、11月の予定を見てみましょう。

もう終わってしまいましたが、11月1日は前橋汀子さんの東京芸術劇場のシリーズ、そして夜はヤマハ名古屋でリサイタルでした。







11月4日は岡山ルネスホールで「松本和将の世界音楽遺産」。
シューマンとブラームスにひたすらひたれる時間、幸せです。



11月8日はカワイ表参道でのロシア音楽講座。
今回はムソルグスキー「展覧会の絵」について解説します。
ラヴェル編曲のイメージがついてしまっているこの曲ですが、あれはラヴェルの音楽でありもともとの世界観とはかけ離れたものになっています。
ムソルグスキーが思い描いたイメージはどのようなものだったのか、同じ時期に作曲されたオペラの名作「ボリス・ゴドゥノフ」を聴きながらひもといていきます。



11日は狛江のエプタザールで1年半ぶりの室内楽。
主催者さんがアンサンブルJOYと名付けてくださったこのメンバーらしい、喜びにあふれた音楽ができるといいな。
メインはブラームスのピアノ五重奏曲です。





12日は京都のカフェモンタージュで、これまたブラームスのピアノ五重奏曲。
こちらは漆原啓子さんがファーストで相方のはなこちゃんはセカンドに回ります。
もう満席になっているようですが。



13日は前橋汀子さんの調布のコンサート。
初めてうかがう調布のグリーンホールです。

<!--image:10-->

14日はお待ちかね、「松本和将の世界音楽遺産」です。
ここまで1年近くかけてブラームスとシューマンを掘り下げてきた集大成のコンサート。
いつものようにライブレコーディングもされて、CDにもなる予定です。

<!--image:11-->

<!--image:12-->

少し空いて20日は富山での初のリサイタル。
5月に講座で行った時にショパンエチュード選曲を取り上げたので、その流れでリサイタルでもショパンエチュード全曲です。
技術的な困難を乗り越えて、この曲集の深遠にして壮大な世界を描けるか、ピアニストとしては限界への挑戦でもあります。

<!--image:13-->

23日は宇都宮でのリサイタル。
2008年からほぼ毎年呼んでくださったこのシリーズの第10回になるので、記念として今までの9回のコンサートで演奏したプログラムの中から印象に残っている曲を集めたコンサートです。

<!--image:14-->

24日は故郷倉敷の大先輩、チェリストの岩崎洸先生との共演。
おなじみ洗足のプリモ芸術工房です。
若い頃に趙静とよく弾いたショパンのチェロソナタなどを演奏します。
ピアノソロでベートーヴェンのテンペストもありますよ。

<!--image:15-->

今月も音楽漬けの1ヵ月になりそうです。各地で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

10月を振り返って

ずいぶん涼しく(寒く?)なってきましたね。皆さん体調崩されてませんか?

さて、芸術の秋・10月の活動を振り返ってみたいと思います。10月は本当に盛りだくさんでした。

まずは6日に東京文化会館で園田隆弘先生のメモリアルコンサート。
第5回記念で盛大に東京文化会館で、ということでみんなでショパンの作品を演奏し、僕はバラード第2番を担当しました。
15年ぶり位に弾きましたがやっぱりこれもいい曲だなぁ。
美しさと狂気のコントラストがいいですね。



8日は、高崎のシューベルトサロンでリサイタル。
今までスタインウェイ、ベーゼンドルファーで演奏させていただきましたが、今回はファツィオリのピアノでした。
プログラムは11月14日の世界音楽遺産と同じ、シューマンとブラームス。
明るい音色の華やかなピアノでした。



12日は豊橋で毎年やっている上里はな子・松本和将デュオリサイタルでした。
今回はベートーヴェンのスプリングソナタがメイン。
スプリングがこんなにいい曲だったとは。
毎年大事にしていきたいこのシリーズ、来年も同じ位の時期にやる予定です。





13日、14日はくらしき音楽アカデミーの公開レッスン。
ずいぶん認知度も高まってきたようで、大阪や広島、愛媛など遠くから受講しに来る人もいます。
演奏活動をしているからこそ伝えられることをいろんな人に伝えて、日本が少しでも豊かな音楽の世界になっていけばいいな、と言うのが切なる願いです。



15日はカフェモンタージュでシューマン幻想曲。
この日、何かが自分の中で開いた気がします。
特に第3楽章はシューマンの感情の移ろいが手に取るように感じ取れて、今までに感じたことのない、自分がシューマン自身になって包み込まれているような感覚になりました。



19日は、11月14日の東京文化会館での「松本和将の世界音楽遺産」のプレレクチャーでした。
レスナーさん向けの講座ではないのでひたすら音楽の内容についてお話をし、とても充実した濃密な時間になりました。



21日は前橋さんの札幌公演。
今年の札幌は寒かった!毎年前日にラーメン屋さんに1時間ほど並ぶのですが(笑)、今年は風邪をひきそうな寒さだったので断念しました。
ラーメン食べに行ってるわけじゃないしね(笑)。
もちろんコンサートは大盛り上がり。



23日、24日は上里はな子・松本和将デュオで久々のレコーディング。
今回はなんと小品集です。
しかしもちろんシャラっと弾いた無難な小品集ではない、本気の演奏をお届けします。
また詳細アップしますね。



25日は三浦一馬君のキンテート。
どんどん音楽的にも人間的にもカッコよくなっている一馬君。
今回も魂の震えるようなカッコいいビート感の音楽に浸れて楽しかった!






27日は松山でのリサイタル。
最近よく行く松山ですが、リサイタルは8年ぶり。
オールドイツ物の、何の虚飾もなしに、しかしとてもロマンチックに心に直接訴えかける世界でした。
はじめて出会う人たちに音楽を聴いてもらう場も刺激的ですが、自分の音楽を心から応援してくれる人たちの前で演奏するのはやはり格別の喜びですね。






毎年なぜこの時期に集中するんだろう、というくらいコンサートもりだくさん月間でしたが、24時間音楽漬けに近い生活で幸せです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

公演情報ページが出来ました。「松本和将の世界音楽遺産」

11月14日の「松本和将の世界音楽遺産」
公演情報のHPを作っていただきました。
ブラームスのピアノソナタ3番の動画も載ってますよ。

サイトのフォームから直接チケットの申し込みが出来るようになりました。
今までは東京文化会館のチケットセンターしかなかったので、ちょっと便利になります。

座席の指定は出来ないのですが、備考のところに大体の希望を書いてもらえれば対応してもらえるようです。
https://w-m-h.jimdofree.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

プレレクチャーのご案内

「松本和将の世界音楽遺産 vol.3 ドイツ・ロマン編〜クララを巡って」までちょうど1ヵ月!演奏もいい感じに熟成されてきました。
向き合えば向き合うほどどんどん深い部分が見えてきて面白くなっていくシューマンとブラームスの作品。
今週金曜日(10月19日)にはタカギクラヴィアサロンでプレレクチャーも行います。皆さんと一緒に、2人の大作曲家がクララに寄せた思いを楽譜と音から紐解きましょう。コンサートには来られない方でもプレレクチャーは参加できますよ。(詳しくはチラシを参照)




| | コメント (0) | トラックバック (0)

デュオリサイタル in 豊橋〜忘れられない音色

豊橋での上里はな子・松本和将デュオリサイタル終わりました。



少しずつ豊橋近辺での認知度も高まっているようで、新しい顔ぶれのお客さんも見えるようになり、とても嬉しい。
いつもどうしてもブラームスだけ、とかモーツァルトだけとかのガチなプログラムになりがちですが、今回はウィーンからドイツ、ポーランド、ロシア、アメリカ、スペインまで名曲とともにたくさんの国を旅する多彩なプログラムでした。
もちろん客層も考えての事なんですが、こういうのも楽しいかもしれない。

豊橋にはなかなかいいホールがなくて、
デュオにはちょっと広すぎる古いホールに古いピアノという最高とは言えない環境ですが、
そんな中でも何とかして作品の魅力を伝えようともがいたからこそ生まれた表情もたくさんあって、
とてもいいコンサートになりました。
ピアノソロで弾いた展覧会の絵の抜粋はいつも以上の凄みと盛り上がりが生まれたし、
スプリングソナタの出だしでは忘れることの出来ない「ラ」の音色が聞けました。



もっともっと音楽の魅力を知って感じてもらいたい。
来年も同じ時期にまたアイプラザ豊橋で演奏する予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

10月の予定

もう10月になって1週間が経ってしまいましたが、今月の予定!!!
パチパチパチパチ。

まずは、もう終わってしまいましたが6日の園田高弘先生メモリアルシリーズ。
昨日今日といくつか書いているのできっと様子は伝わっていると思います。



8日には高崎シューベルトサロンでリサイタルがあります。
こちらは、11月14日の「松本和将の世界音楽遺産」と同じで、シューマン幻想曲、ブラームスピアノソナタ第3番、創作主題による変奏曲Op.21-1です。
いつも違う素晴らしい楽器で演奏ができるので、今回も出会いに期待です。



12日はホーム豊橋での上里はな子・松本和将デュオリサイタル。
今回で何回目になるのだろう。
毎年大事にしているシリーズです。
今年は、秋にもかかわらずベートーヴェンのスプリングソナタをメインに持ってきました。





13日、14日はくらしき音楽アカデミーの公開レッスン。
未来の大器に出会えるのを楽しみにしています。

15日は京都のカフェモンタージュでリサイタルです。
シューマンの幻想曲に加え、オーナーの高田さんの希望により、8月末にプリモ芸術工房のモーツァルトシリーズで弾いた幻想曲K.475とピアノソナタK.457も弾きます。



19日は東京文化会館のリサイタルのためのプレレクチャー。
タカギクラヴィアのサロンで、本番で使うのと同じ楽器を使って解説をします。



21日は毎年行っている札幌での前橋汀子さんのコンサート。
地震で被害に遭われた方もいらっしゃるかもしれませんが、少しでも皆さんに元気になってもらえるといいなと思っています。





25日は大田区のアプリコで三浦一馬君のキンテートです。
一馬君との共演はいつもエキサイティングなんですが、キンテートの時は特に盛り上がります。
ロックバンドをやっていた時を思い出すよう。
でもメンバーみんなクラシックのトップアーティストなので、どれだけ盛り上がっても洗練された音色。
必聴です。



<!--image:10-->

27日は松山でのリサイタル。
最近しょっちゅう行ってる松山ですが、演奏会は久しぶり。
ブラームスのソナタを中心にドイツ物のプログラムです。

<!--image:11-->

たくさんの方に出会えますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

園田高弘メモリアルシリーズ

園田高弘先生メモリアルコンサート、5周年記念の文化会館でのコンサートは大盛況に終わりました。
あのホールで1番後ろの列まで人が座っているのを見たのは初めてかもしれない。

今回はショパン縛り。
僕は15年ぶり位に弾く、避けに避けてたバラード2番。
「ショパンへのオマージュlll」でも、2番以外の3曲のバラードを録音しているという(笑)。
まあ曲候補を提出したときに「バラードならどれでもいいですよ」と言ってしまったのは自分なんですが( ̄^ ̄)

2時間かけて自分自身と楽器と会場の空気を温めていけるソロリサイタルと違って、
たった1曲で勝負をしないといけないこのシリーズは自分にとって修行の場でもあります。
しかも必ずしも自分の得意な曲で出られるわけではない。
自分でどうしても弾きたいと思って選んだ曲なら、大体の事は何とかなるもんなんです。
その曲に心を揺さぶられた大きな衝動があるから。
そうでないときには自分の能力、準備、感覚の鋭敏さ、バランス感覚などなどいろいろなものが試されます。
しかも周りは一線で活躍している猛者ばかり。

それにしても、このシリーズがこれだけ続いていると言うのはとても嬉しいことです。
僕自身は園田先生にレッスンを受けたこともないしあまりたくさんお話をしたこともないのですが、
周りの人たちや、何よりも奥様の春子先生から生前の話をお聞きするのはとても楽しいし刺激になります。

このシリーズがこれだけ続いているのは、ピアニストたちの想い、主催のスピカ深澤さんの思いとご尽力、
それから何よりも春子夫人のご人徳なのでしょう。
すごい方です。

今から来年がとても楽しみです!



| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧