コンサート

4月の予定

さてさて、4月の予定をまとめてみました。といってももう10日以上が過ぎてる(笑)

まずは、例のごとくもう終わってしまいましたが6日はカワイ浜松での初リサイタル。温かい雰囲気の、また本気プログラムのとても良いコンサートになりました。

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そして、うまく告知ができていませんでしたが11日は境港市文化ホールシンフォニーガーデンで講座でした。ショパンノクターン遺作や幻想即興曲から始まりさまざまな曲を少しずつ弾きながらショパンの人生を追体験し、またテンペストの物語を読み解き、そしてモーツァルトK.545やブルグミュラー25の練習曲にも言及すると言う駆け足の講座でしたが、素晴らしいホールとピアノ、そして和気藹々とした境港の先生方に囲まれてとても良い音楽空間になりました。

明日13日は戸塚で前橋汀子さんとベートーヴェンヴァイオリンソナタのシリーズ第1回。5年に及ぶリサイタルシリーズというとても長大な企画が終わった後は何をされるのかなと思っていたら、ベートーヴェンのソナタを2ヶ月で6曲弾くという、挑戦を続けられる姿に敬服です。

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来週20日はプリモ音楽工房で久々のモーツァルトシリーズ。第6回の今回は中期の名曲、ヴァイオリンソナタK.377、379、ピアノソナタK.311、そして後期の問題作ピアノソナタK.533/494。なぜこの曲に2つのケッヘル番号がついているのか!!またあとで(多分)解説しましょう。

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23日から26日は秋吉台室内楽セミナー。去年は初参加で手探りでしたが、そこから始まった人の繋がりがたくさんあり、今年はさらに楽しくなりそうです。
http://akiyoshi-hibiki.jpn.org/concert

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リサイタル in 浜松

カワイ浜松コンサートサロン「ブリエ」での初リサイタル終わりました。今日の空間はすごかった。何かが降りてきたんじゃないか、と思うほど。それも音の世界にぐいぐい引っ張られていくと言うのではなくて、何も頑張らずに淡々と音を鳴らしていくとどんどん世界が作られていきました。特に後半のブラームスですね。


何がそうさせたんだろう。あの空間なのか、SKの音色なのか(今日はすごくいい音色を出してくれました)、ここのところ何回もOp.118を弾いてるから自分の中の何かの扉が開いたのか、はたまたモーツァルトの暗譜がかなりしんどかったのでそこから解放された安堵感からなのか(笑)。

ちなみにプログラムは以下の通り

モーツァルト:ピアノソナタK.311ニ長調

モーツァルト:ピアノソナタK.533へ長調

休憩

ブラームス:創作主題による変奏曲ニ長調Op.21-1

ブラームス:6つの小品Op.118

アンコール

シューマン:トロイメライ


浜松ではまたちょくちょく小さなリサイタルをしたいと思っています。「ブリエ」がプリモ芸術工房やカフェモンタージュのような位置付けになっていくといいな!!

 

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3月を振り返って

春ですねー。今年は冬がずいぶん長かったような気がしますが、きっと忙しかったんでしょう。

さて、3月の活動を振り返ってみましょう。

まずは3月1日。もうはるか昔のことのような気がしますが、宮崎でカウンターテナーの藤木大地くんの「ココから音楽大作戦」。彼の十八番の武満徹「死んだ男の残したものは」や、僕もソロでカンパネラやラフマニノフ「鐘」を演奏したりと純クラシックもあり、シンガーソングライターのJILLEさんも入って地元の小中高生の合唱団も一緒にポップスもやったりと盛りだくさんなコンサート。かなり楽しかった。

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3月4日は三井日本橋タワーのアトリウムコンサート。チェリストの金木博幸さんとの共演でブラームスのチェロソナタや、ソロでフランクの「前奏曲、コラールとフーガ」など弾きました。オープンスペースではありましたが、天井の高い教会のような響きで、特にコラールは天からの祝福に包まれているかのようでした。

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3月8日は広島で松本和将と門下生のコンサート。生徒たちと初めての連弾も楽しかったし、2人ともレッスンでは1度も聞いたことのないような表情の演奏をしていて感銘を受けました。やっぱり本番の演奏を聴かないといけないね。自分の演奏は、ブラームス創作主題による変奏曲からテンペストと言うなかなかシビアなプログラムでしたが、緊張感をコントロールしてそれぞれの曲の真価に近づけたかな。

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3月11日は京都のカフェモンタージュでブラームスOp.118やフランク。全く関連のなさそうな2曲ですが、続けて弾くとブラームスの6曲目で絶望と孤独に支配された魂がフランクの曲によって救済されるようなストーリーになりました。これもいいかもしれない。

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3月14日、19日、20日はカワイ音楽研究会のグレード試験のための講座。普段課題曲講座はしないのですが、こちらは全編バッハということで自分の勉強にもなると思いやらせて頂きました。インヴェンション・シンフォニアが3曲ずつ、平均律が6曲。しかも平均律は解説よりもぜひ演奏が聞きたいですと言うことで、このスケジュールの中で死に物狂いで練習したんですが、久しぶりにバッハと向き合っている時間はとてもとても豊かなものでした。

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3月17日は倉敷音楽祭「倉敷のヴィルトゥオーゾvol.4」。毎年チェリストをゲストに迎えてるんですが今年は今までで一番若い、という倉敷メンバーの誰よりも若い上野通明君。バリバリのソリストなのに室内楽も本当の意味で上手くて、派手ではないけれど内にいろんなものを秘めている彼の音が全体の音色をどんどん変えていきました。 ヴァイオリンは岸本ほのかちゃんも初参加、ヴィオラは安保惠麻さんにゲストで来て頂き、華やかになりました。

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3月21日は名古屋音大での公開レッスン&ミニコンサート。近隣の音楽高校の生徒さんたちを5人レッスンしましたが、とても楽しかった。そして5人レッスンしたあとにそのままブラームスOp.118を弾くのはさすがにしびれましたねぇ。「全然余裕です」とか言ってたのはどこの誰だ!

3月23日は前橋汀子さんのお供で青森へ。まさかの雪景色です。僕にとっては豪雪でしたが、多分大したことはないんでしょう。みんな温かくて、もちろん前橋さんの演奏も素晴らしくて、とてもいい時間でした。

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3月24日は久々のパルテノン多摩でのソロリサイタル。ベートーヴェン月光、テンペストにブラームスOp.118というまさに「勝負プログラム」。なんの不安もなく音楽にのめり込める感覚。忘れられないコンサートになりそうです。

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3月26日から30日までは毎年恒例のカンマームジークアカデミー in 呉です。
初日26日はアカデミーアーティストによるスペシャルコンサート。前半はピアノが混ざった小編成の室内楽をいくつかプログラミングし、後半はシューベルトの弦楽四重奏曲「ロザムンデ」。客席でお客さん気分で聴いてましたが、綺麗だったなぁ。
アカデミーのほうは今年は子供が多くてどんな雰囲気になるか少し心配してたんですが、いつも通りに熱い空気が流れてました。真剣な表情、笑顔にあふれ、例年通り泣く人も何人もいましたが(意外に大人が多かった)、それぞれ乗り越え最後の修了演奏会では最高の演奏を聞かせてくれました。

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第7回カンマームジークアカデミー in 呉

第7回カンマームジークアカデミー in 呉が終わりました。いつも終わると春になってるんですが、今年はまだ寒いですね。期間中にいつの間にか桜が咲いているのはいつも通り。

このセミナーはいつも終わってみると熱い空気が流れていたことに気づくのですが、先生みんなが違う意見やキャラクターを出し合いながらも気持ち的に同じ方向を向いていて、とても充実した幸せな時間でした。受講生はピアノが今回はちびっ子が増えて、果たして先生たちの熱い気持ちと音楽に耐えられるのか、キャピキャピした子供の発表会みたいになってしまわないか(ほとんど自分の生徒なので、失礼!)心配していたのですが、全くの杞憂でした。音楽的にも気持ち的にも高いものを求める先生たちに刺激を受けてどんどんみんなの演奏が変わっていく様は魔法のよう。

自分の生徒たちがどんどん変わっていく様を見ながら、このセミナーに来るとなんでみんなどんどん変わっていくんだろうな、と考えていました。もちろんすごい先生たちからのアドバイスを4日間で洪水のように浴びるのは一番大きなこと。共演する先生が最低でも一人。そこにそれぞれの楽器の先生がピアノの場合は2人、ヴァイオリンはなんと3人付きます。カルテット以上だと共演の先生が2人。同じ組に受講生が他にもいたらその楽器の先生もレッスンで付きます。こうやって寄ってたかってアドバイスが来るのでのんびりと構えたりかたくなになってる暇はありません。そして、それだけの高い要求を4日間でなんとか物にしてあの素晴らしい呉市文化ホールで弾かなければならない。

そしてもう一つ大きな要素は、それが室内楽であるということ。例えばピアノソロの曲だとしたら、しかもそれがコンクールだったとしたら、どれだけ「音楽的に弾きなさい」「もっと思い切っていろんなことをやりなさい」と言ってもどうしても間違えずにちゃんと弾けるかどうかが気になってしまう人が多い。でもこちらは室内楽なので、1人だけ間違えないように変な流れで弾いていたら当然合わないし、1人だけ守りに入った音楽だとすごく貧弱な感じになってしまう。そこに何とかして気づかせようと講師陣で働きかけるので、自然と音楽的に他と調和しつつ突き抜けた演奏を目指すようになるのでしょう。

修了演奏会後の打ち上げ(からの二次会)でたくさんの受講生と話すのも、また後から送ってくれた感想やFBなどの投稿を読むのもとても嬉しいです。ここで繋がった縁がどんどん広がって、音楽もどんどん広がって、また来年たくさんの人に呉で会えることを楽しみにしています。
最後に、これだけ長期間のセミナーを支えてくださった方々ありがとうございました。コンサートを作るよりもきっとはるかに大変な作業だと思います。みなさんお疲れ出されませんように!

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3月の予定

さて3月の予定を見てみましょう。今月も先月と負けず劣らずコンサートラッシュです。

まずは、もう終わってしまいましたが3月1日は宮崎で「ココから音楽大作戦」。カウンターテナーの藤木大地氏が立ち上げたコンサートで、第1回にも参加しています。ビクターでデビューの頃から一緒にやっているギターの大萩康司さん、今回初参加のシンガーソングライターのJILLEさんとともに、最高にエキサイティングですしかも心の中まで染み込むようなステージになりました。






3月4日は日本橋三井タワーでのアトリウムコンサート。吹き抜けのロビーでの演奏と言うことでいろんなところから音が聞こえてきましたが、途中からその空間だけは透明なドームで守られているようにお客さんとの一体感と緊張感が出来上がりました。



3月8日は広島で松本和将と門下生によるコンサート。カンマームジークアカデミー in 呉の事務局もやってくださっている広島アマチュア音楽界のドン(失礼)、浅田さんの企画で作陽大学院をなんとオールバッハプログラムで修了したばかりの難波大君も一緒に出ます。それぞれのソロの他連弾でブラームスのハンガリー舞曲などもあります。





3月11日はカフェモンタージュにてフランク「プレリュード、コラール、そしてフーガ」のコンサート。他にはモーツァルトのピアノソナタK.310、ブラームスの6つの小品Op.118もあります。



3月12日14日は毎月行っているカワイ浜松でのプライベートレッスン。レギュラーで参加している子供たち、どんどんみんな上手になっていて幸せな気持ちです。



3月17日は倉敷音楽祭「倉敷のヴィルトゥオーゾVOL.4」。今回はゲストアーティストとして新進気鋭のチェリスト上野通明さん、お隣の広島交響楽団と神奈川フィルの首席ヴィオリスト安保惠麻さんに来てもらい、倉敷市出身の3人のヴァイオリニストと共演していただきます。岸本萌乃加ちゃんも加わり3人のヴァイオリニストによる3大ピアノトリオ、そして後半はシューマンのピアノ五重奏曲です。





3月21日は名古屋音大での公開レッスンとミニコンサート。受講生は高校生たち。たくさんの才能に会えることを楽しみにしています。ミニコンサートではしつこく(笑)ブラームス6つの小品Op.118を演奏します。



3月24日は久々のパルテノン多摩でのリサイタル。今年は自分にとってフランス物の年ですが、ここではドイツプログラム。いつ弾いても安心の月光、テンペスト、またブラームス6つの小品Op.118など、とても濃いプログラムです。



3月26日からはカンマームジークアカデミー in 呉の開幕。今年も濃い5日間になることでしょう。
初日の3月26日はアカデミーアーティストによるスペシャルコンサート「小説の中の室内楽」。村上春樹さんの「騎士団長殺し」と藤谷治さんの「船に乗れ」の中で使われている室内楽を、国内トップクラスのアーティストによる演奏でお聞きいただきます。



最終日の3月30日は修了演奏会。嬉し泣き、悔し泣き、またもちろん最高の笑顔など本気の4日間をくぐり抜けてきた受講生たちのここでしか見られない表情が見られることでしょう。講師陣も受講生と一緒に演奏します!



いろいろな場面で皆さんとお会いし、音楽を共有できることを心から願っています。

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日本橋三井タワーアトリウムコンサート

日本橋三井タワーでのアトリウムコンサート終わりました。
東京フィル首席の金木博幸さんとブラームスのチェロソナタ第2番、
ソロでフランクの「プレリュード、コラール、そしてフーガ」、
再びデュオでラフマニノフのチェロソナタから第3楽章、サン=サーンス「白鳥」。
オープンなスペースなので上のレストランの音なども聞こえてきて難しい条件でしたが、そこには間違いなくコンサートホールのような一体感と緊張感が生まれていました。
天井が高かったので、フランクを弾いているとまるで教会で弾いているような気分。

フランクの音楽は「宗教的」とよく言われますが、では「宗教的」というのは一体何なのか。
キリスト教ではない自分には外から見るしかなかったものが、音楽を奏でることで中にいる人たちの感覚を共有出来ることは大きな財産です。

例えばブラームスの6つの小品Op.118を弾く時にブラームスという1人の人間に降りかかったドラマを考えるのと違って、
「プレリュードコラールフーガ」ではもっと普遍的な何かを表さないといけないのかな、と思っていたのですが、
やはり1人の人間の願いや祈りから生まれたものだからもっとパーソナルな感情でいいんだな、と今回思いました。
その中には亡くなった人を悼む気持ちもきっとあるんだろうな。
いろんなことがリンクして胸が痛くなりながら演奏してましたが、そうやって心の扉を開いてくれるのも音楽の大事な役割なのでしょう。
この曲はブラームスやベートーヴェンのいくつかの曲と並んで、これからずっと大切にしていかないといけない曲だ。



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2月を振り返って

年が明けたかと思ったらあっという間に2月は終わりましたね。2月はまさにコンサートラッシュでした。息つく暇もなかったような気がしていますが、振り返ってみましょう。

まずは2月2日はサントリーホールブルーローズにて「第9回チェロの日」。岩崎洸先生との共演でショパンのチェロソナタなどを演奏しました。ブルーローズは15年以上も前にリサイタルをして以来でしたが、こんなにいい響きだったっけ、と思いながら残響を堪能しながら最晩年のショパンのほとんど救いのない、しかしわずかに残された希望と憧れの世界に思いを馳せました。



翌日2月3日は毎年恒例柏屋楽器さんでの「音の玉手箱XII」。今年はショパンの作品の各カテゴリーから一曲ずつと言うことで、バラード、スケルツォ、マズルカ、ワルツ、エチュード、ノクターン、ポロネーズなどなどたくさんの曲を演奏しました。ソナタはさすがに長いのでそこには入れられませんでしたが。後半はこれまた恒例のリクエストコーナーと連弾コーナー。とても楽しく盛り上がりました。



2月8日は大阪フェニックスホールにて藤木大地カウンターテナーリサイタル。12月の紀尾井ホールとはほとんど違うプログラムで、この短い期間でよくぞここまで別のプログラムを仕上げたものだと感嘆。武満徹「死んだ男の残したものは」から林光「死者の迎える夜のために」の流れは思わず涙が流れそうでした。





翌日2月9日は愛知県立芸術劇場にて前橋汀子さんのリサイタル。この日はスプリングソナタ。後半はもちろん名曲集です。どちらかと言うとクールなお客さんの多い印象の名古屋の会場が大盛り上がりでした。



またまた翌日2月10日は別府にてハーモニーアス別府のラストコンサート。3年前にバンドネオンの三浦一馬くんと2人で出演したシリーズですが、今回はその2人に川久保賜紀ちゃん、上里はな子ちゃんも加わってとても豪華なメンバー!ガラコンサートのように一人一人演奏するだけではもったいないので、一馬くんとプログラムを話し合い、この日にしかできない組み合わせの演奏がいくつも実現しました。ハーモニアスさんにとって最後のコンサートがとても良いコンサートになって本当によかった。





2月16日はこれまた15年ぶり位に訪れるルネこだいらでの前橋汀子さんのリサイタル。15年前は秋山和慶さん指揮東京交響楽団とのブラームスのピアノ協奏曲第1番だったんですが、担当の方がその時のことを覚えていてくださいました。



翌日2月17日は毎年恒例になってきた倉敷のフレンチの名店ポン・ヌフでのリサイタル。今回はフランス物のプログラム………と思っていたんですが、直前にやってしまった。やっぱりどうしてもブラームスを弾きたくなって、「6つの小品Op.118」も入れちゃいました(^◇^;)。コンサートホール顔負けの音響とすばらしいベヒシュタインの音色でどれも気持ちよく演奏できましたが、特にフランク「プレリュード、コラール、そしてフーガ」は教会での大合唱のような響きを作り出すことができて演奏しながら作品に感動していました。



2月24日は倉敷の西のほう、玉島市民交流センターで子供と大人のためのコンサート。子供だけではなく、小さな子供さんがいて普段なかなかコンサートに行けない親御さん達にも楽しんでいただこうと言う企画です。よくある子供のコンサートのよりも本格的な演奏、でも本格的なコンサートよりはプログラムが聴きやすい、という意外とありそうでないところをいつも狙っています。


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久々の本番!

この土日はなんと1ヵ月半ぶりの本番でした。
おじぎの仕方を忘れているかと思ったけど、意外と大丈夫なものだ。

土曜日は第9回「チェロの日」で、同郷の大先輩岩崎洸先生とショパンのチェロソナタ。
幻想ポロネーズより後に書かれたショパン最後の大作。
幻ポロですでにあんなこの世に別れを告げるような悟りの境地を開いていたわけだから、このチェロソナタもそういう世界観のはずだ、
ロストロ・アルゲリッチのような鮮やかで勢いがある世界ではないはずだ、と最近思っていたんだけど、
思いがけず洸先生からも同じようなことを言われ、
どこまでももの悲しく、テンポもよく弾かれるものよりもずいぶんゆっくりの解釈にしてみたら、今まで聞いたこともないような世界に入り込めました。
ずっと良さがわからなかったこの曲だけど、すごい曲かもしれない!

そして日曜日は今年でなんと13回目となる柏屋楽器での子供のためのコンサート。
こちらもショパンがコンセプト。
だけど、子供にも聴きやすい曲と言うことで華麗なる大円舞曲、バラード1番、英雄ポロネーズといったラインナップ。
当然後期のものは出てきません。
自分的にこの日驚いたのはスケルツォ第2番。
鮮やかなテクニックを披露するばかりで、音楽的にはいまいち面白くない曲だなと思っていたんだけど、キーシンやツィメルマンの動画を見たり頭の中で指や体の動きをシミュレーションしているうちに今まで力押しで弾いていたところが全部楽に弾けるようになって、
そうすると音楽的にも何段階もクライマックスのスケールが大きくなったのです。

そしてもう一つ驚きは、「まだ小学生だった第1回から全部聞きに来ています。」という人がもうお母さんになっていたこと。
13年というのはそういう年月なのか!!まあ自分も親になっているわけだからねぇ。
あ、でも自分は13年前は小学生だったわけじゃないか…

ま、そんなわけで久々の2連続本番はどちらもとても良いコンサートになりました。
めでたしめでたし。


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12月の予定

気持ち悪い位暖かい日が続いていますが、皆さんお元気ですか?
冬の嫌いな僕はちょうどいいですが、地球が心配ではあります。

さて、12月ももう6分の1が過ぎようとしていますが、今月の予定をまとめてみます。

まずは、もう終わってしまいましたが1日2日はロームシアター京都でサロンコンサートでした。




ベートーヴェンの愛した楽器というコンセプトで隔月で行われるシリーズの第1回、3台ピアノソナタを弾きました。

明日6日は、カワイ表参道でのロシア音楽コンサート。


9月にチャイコフスキー、11月にムソルグスキーの講座を行ったので、その集大成のコンサートで、メインはもちろん展覧会の絵。
他にもチャイコフスキーの「四季」、ドゥムカなどの他に「子供のためのアルバム」からも8曲ほど抜粋で演奏します。
なんと初の試みとして、午前11時開演です。

8日には、戸塚で5年間されてきた前橋汀子さんのリサイタルシリーズの最終回があります。




第一回から半分以上の回をご一緒させていただいていますが、終わりが見えないほど壮大なプロジェクトだと思っていたものが終わりを迎えると言うのは、感慨深いものがあります。

18日は紀尾井ホールでカウンターテナーの藤木大地くんのリサイタル。




もうリハーサルを始めていますが、今回もとても内容の濃い、そして透明感の溢れる世界になりそうです。

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ロシア音楽の朝〜あさってのプログラム発表

みなさんこんばんは。しあさってのカワイ表参道でのロシア音楽リサイタル、プログラムを発表します。チラシに載っていたものに加えて、チャイコフスキー「子供のためのアルバム」から抜粋で演奏します。講座に合わせて開演はなんと午前11時。ぜひ朝から濃いロシア物を聴きに来てください^_^

チャイコフスキー:
「四季」より1月 炉端にて
「子供のためのアルバム」Op.39より
 朝の祈り 
 兵隊の行進曲 
 ワルツ 
 新しいお人形
 フランスの古い歌
 ナポリの踊り歌
 甘い夢
「四季」より6月 舟歌
11月 トロイカ
ドゥムカOp.59
「四季」より4月松雪草

ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」



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