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2020年7月16日 (木)

ベートーヴェン新解釈!

日曜日の甲府のコンサートではベートーヴェン32番の第2楽章をものすごくゆっくりなテンポで演奏してみました。

どうやってその考えにたどり着いたかはオンラインサロンにも詳しく書いたのですが、ポイントは2つで

・9拍子のアダージョというのはもっと遅いのではないか

・第2、第3変奏にわざわざL’istesso tempo(同じ速さで)と書かれている(拍子が変化するからではあるけれど)のになぜみんな速くするのか

ということ。

そしてもう一つ大きな原動力となったのが、第3変奏がなぜあんな狂ったダンスみたいになるのかが全く理解が出来ず全く好きになれなかったということ。

いろいろと論理的に考え、もっとはるかにゆっくりなのではないか、という結論に達しました。

そしてそのテンポで説得力のある表情を考えてみると一般的なものとは全く違う音楽が浮かび上がってきたのです。

最初から最後まで普通よりもだいぶゆっくりで表情豊かな音楽。

そうすると最後のほうの細かい音の動きも全て気持ちとリンクしました。


すぐ後ろに評論家の真嶋雄大さんが座っている、というなかなかない環境での演奏で、「なんだこのテンポは!」と怒られるかと思っていたのですが、辛口の真嶋さんが「すごく説得力があった」「こうやって弾かれると初めてなぜこの曲のあとにソナタを書かなかったかが分かった」と手放しで褒めてくださり、すごく嬉しかったです。

かなり遅いテンポでお客さんもしんどかったかな、と思ったけどたくさんの方に良かったと言っていただきこちらも一安心。


僕は別に奇をてらいたいわけでも何でもないので極端な解釈をすることは勇気がいるんですが、勇気を持って前に進めそうです。

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