無料ブログはココログ
2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

« 前代未聞!4台ピアノ8人のピアニストのコンサート@岡山シンフォニーホール | トップページ | 【重要なお知らせ】4月2日「未来への扉」コンサート延期のお知らせ »

2020年2月23日 (日)

レッスンの醍醐味?

最近レッスンで生徒が思いもかけない良い演奏をしてくれて嬉しい気持ちになると言うことが続いている。大事なことだから何度も何度も繰り返し言ってきた、しかしできない、もう無理かなと若干諦めかけていたけれどそれでも大事なことだからもう一度言ってみると、人が変わったように音楽的な演奏になった、と言うことが何度もあったのだ。こうなってくるとレッスンはとても楽しい。別にビシバシ叱りたいわけでは全くないのだ(笑)


生徒ができなくても決してあきらめてはいけない。何度も肝に銘じているのにまた肝に銘じさせられた。100回言ってダメでも101回目にできるかもしれない。また、同じ内容でもちょっと視点を変えていってみると驚くほど理解してくれると言うこともある。あくまでも人の感覚なのでそこに気づくのはなかなか難しいけど、それこそがレッスンの醍醐味でもある。

先日とても面白いことがあった。ショパンのスケルツォ2番をレッスンしていた時のこと。冒頭の三連符のパッセージがどうにも杓子定規だったので、手を替え品を替えいろいろやってみても全然変わらない。弾いてみせても、説明してみても、踊ってみても、何も変わらない。わりと感受性豊かな生徒だったのできっと変なところにはまり込んでしまっているんだろうと思っていたが、ふと冒頭のパッセージとともに蚊取り線香のグルグルが頭の中に浮かんできた。「もう万策尽きたか」と思っていたところだったので、半ばヤケで「ほら、蚊取り線香の感じだよ!」と言ってみたところ素晴らしい音楽が出てきた。いやはや、驚いた。それで話が通じたことにも驚いたし、ショパンの音楽で蚊取り線香を思い浮かべる自分にも驚いた。

こんな変なポイントに共感する感性でいいんだろうかと思ったけれど、きっと良いのだろう。考えてみると、まっとうな話がまともに通じる(だけの)生徒というのは音楽的にはある領域からなかなか伸びなくなる。やはり感性。そのようにして音楽家には変な人が多くなっていくのだろう(´-`)

« 前代未聞!4台ピアノ8人のピアニストのコンサート@岡山シンフォニーホール | トップページ | 【重要なお知らせ】4月2日「未来への扉」コンサート延期のお知らせ »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 前代未聞!4台ピアノ8人のピアニストのコンサート@岡山シンフォニーホール | トップページ | 【重要なお知らせ】4月2日「未来への扉」コンサート延期のお知らせ »