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2018年11月28日 (水)

浜松国際ピアノコンクールを聞いて

浜松国際コンクール、なんとか本選を全部聞けました。
普段ここまでコンクールをフォローしたりしないのですが、まずは知っているコンテスタントがいるので見はじめて、
その辺りからえらい周りが盛り上がっていたので、なんとなく流れで見始めたらとても面白かった。
これだけ個性豊かな人たちが出たコンクールはなかなかないんじゃないかな。
別に浜コンが毎回そうという訳でもないので、時代の流れなのかな。

1位のチャクムル君の3次予選でのモーツァルトには驚きました。
毎ページアドリブをしているのではないか、というほどの自由自在さ、そしてまたそれがセンスがいい。
しかしアドリブを入れたから通ったわけではもちろんなくて、単純に室内楽として聞いていてとても楽しい演奏だった。
ファイナリストはほとんど3次も聞きましたが彼(と6位の安並さん)だけが本当に室内楽の醍醐味を味わわせてくれたと言ってもいいかもしれない。
チャクムル君はシューベルトのソナタも素晴らしくて、巨匠のCDを聞くような気持ちで聞いていました。
時々アラは目立つけれど、こんな音楽家が入賞出来るような時代になるといいな〜、なんて思ってたらなんと1位。

こんな音楽家と知り合いになりたいものだ、なんて思っていたら、
今度は浜松のカワイでレッスンしていたらたまたま会えました!
感想を伝えてしばらくお話することも出来ました。
すごい偶然だ!

日本勢も今回はすごくレベルが高かったと思いますが、やはりチャクムル君のような心から音楽に感謝したくなるような演奏にはあまり出会えないですね。
ありえないくらい完璧でも、成熟した心が伴っていないとまた聴きたいとなかなか思えないものです。
その中ではしかし、個人的には失礼ながら存在を知らなかった6位の安並さんの音楽には大いに感銘を受けました。
こんな演奏が出来る人が日本にいたのか、と。
しかも、ドイツでがっちりをした音楽を身につけるまで勉強されたのかと思ったらずっと日本にいるらしい。
日本もまだまだ捨てたものではないですね。

国内のコンクールもこういう音楽家がちゃんと出てこられるように、もっともっと音楽的な体質になっていけるといいな、と願っています。



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