« ブラームス週間 with アンサンブルJOY in 狛江 | トップページ | ショパン週間 »

松本和将の世界音楽遺産

松本和将の世界音楽遺産第3回〜ドイツ・ロマン編「クララを巡って」、無事終演しました。
このコンサートに来てくださった皆さん、関係して下さった皆さん、また近くや遠くで自分を支えてくださった皆さんに感謝です。

これにて、1年近く向き合ってきたドイツ・ロマンの世界ともしばらくお別れです。
単発でのプログラムを考えるのではなく、1年かけて取り組むコンセプトを決めてひたすらそれに没頭することは、とても豊かな音楽の時間を自分にもたらしてくれます。
思えば、今まで自分は頭の中で鳴っている音の何分の1かしか出せてなかったような気がします。
これだけ長い時間向き合っているとどんどん確固たるものが自分の中に出来ていき、その結果また新しい世界が見えてきて、同時に文献を読んだり過去の名演を聞いたりしているうちに頭の中で鳴る音もまた変わってきて、相乗効果どころか3乗にも4乗にも膨らんでいく音楽の世界を感じました。

そしてその度に自分に対しての課題も見つかります。
そろそろ歳も考えないといけない年齢になってきました。
頭の中の世界はいつまででも豊かになりますが、それを体現するための能力(テクニック、頭脳ともに)は歳とともに衰えるので、あと何年かでひとまず完成に近づけないといけない。
小さい頃あまり練習熱心ではなかったのが今に響いてますが(それは音楽的には決して悪くなかったにしても)、ピアノは何歳になってもテクニックを向上させられる(ケンプがいい例ですね)と思い、鍛錬を重ねていきたいと思います。

来年の世界音楽遺産はなんとフランス編!
めったに弾かないです。
松本和将がフランス物を弾くと一体どうなるのか。
巷でよくあるような「いかにもフランス物」というような演奏にはならないし、したくないと思います。
それぞれの作曲家の発するメッセージの根源に迫っていけば、今まで見えなかった世界が必ず見えてくる。
今からワクワクしています。



|

« ブラームス週間 with アンサンブルJOY in 狛江 | トップページ | ショパン週間 »

コンサート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 松本和将の世界音楽遺産:

« ブラームス週間 with アンサンブルJOY in 狛江 | トップページ | ショパン週間 »