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2018年3月

94歳が断言"読書が役立つのは30代まで"

94歳が断言"読書が役立つのは30代まで"
おぉ、面白い!!

「知識と思考力は反比例します。」
何となくわかる気がする。知識があって思考力も凄い人ももちろんいるだろうけど。
僕は記憶力があまり良くなくて、小説を最後まで読んだ時点で最初の辺を忘れていたり1週間も経ったら主人公の名前も忘れてるような有様で、知識も読んだ側から全部忘れちゃうのでなかなかつかない。だから講座で喋ってるようなこともほとんど自分で考え出したことや肌で感じとったようなことばかりなんだけど、きっとそれでいいんだな。逆に自分の頭で考えたことや肌で感じて体の奥深くまで取り込んだ事は決して忘れないから面白いものです。

「昔は本が貴重品だったから、床の上に本を置くと頭が悪くなるぞと脅されました。これは本の少ないときのモラルです。よい本ももちろんありますが、基本は新聞と同じように読んだら捨てる。」

なるほどー。本がどんどん溜まって困ってたんだけど、それでいいのか。捨てなくても古本屋に積極的に持っていくとかね。雑誌は捨てるものなのに本は読んでも置いておくものというのが最近引っかかってたんだけど、スッキリ。94歳の方に言われると逆に説得力があるね。
あー、でも溜まってるのはまだ読んでない本だ…

「忘れるためにメモとか、ノートに書き留める。大事なことは書くと忘れちゃいますからね。覚えていたいならノートなんて取らないほうがいい。面白くて大事なことは忘れないです。だいたい、なんでも全部書き留めるのは真面目だけれど頭は悪い人になる。半分以上は忘れていいというぐらいの気持ちで聞いたほうが頭に入る。」

フムフム。僕はこれを昔から地でやってる気がする。楽譜には基本書き込みません。だから何年聴いてる曲でもまっさらのまま(笑)。高校位からは授業のノートもほとんどとってなかったような。その結果大半は忘れてるんだけど(笑)、まあいいってことだ(^^;;。
レッスンしてても、言ったことを片っ端から書き込んでる真面目な生徒には「書くな」と言います。右から左で何も頭に入ってない生徒にはむしろ書かせますが(笑)

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モーツァルトシリーズ1回目

モーツァルトシリーズ1回目が終わりました。



楽しかった!いや、これはやめられません(笑)。

弾いた後だから言うけど、最初よピアノソナタ(K.279)ってどうしてもいい曲に思えないんだけどどうですか?偽作じゃないか、とか勝手に思ってるんですが(^^;;。昨日弾いた後の2曲は初期だけど名曲ですね。ヴァイオリンソナタも301はもちろん、306もめちゃくちゃいい曲。



しかし、モーツァルトはやっぱりヴァイオリンソナタがいいですねぇ!ベートーヴェンだとどちらかというとピアノソナタが真髄のような気がするけど、モーツァルトはヴァイオリンが入ると一気に立体的になって色彩的になる。相方のはなこさんがモーツァルト得意なのはもちろん大きいだろうけど。



こんな凄まじい企画を快くやらせてくれるプリモ芸術企画、全曲演奏好きな僕に付き合ってたくさんのインスピレーションを与えてくれる相方のはなちゃん、そして同じ時間と空間を共有してくださったみなさんに感謝です。このシリーズはほぼ年代順に曲を並べているので、8回分かけてみんなでモーツァルトの生涯を追体験していきたいと思います。



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モーツァルトヴァイオリンソナタ・ピアノソナタ全曲演奏会






このコンサートについて詳しく書こうと思ってたのに、あっという間にもう明日になってしまった。
これは大変なシリーズだ、きっと。なんでいつもこういう自分の首を絞めるようなシリーズを始めることになってしまうんだろう。Mなのか。それともセルフSなのか。高い山があると登りたくなる心境なのか。それとも辛さを調節できるカレーがあるととりあえず激辛を注文したくなる心境なのか。
たまたま先週は穴水でやはりモーツァルトばかりのコンサートがあった。その時に弾いたのは明日も弾く第2番K.280ヘ長調、第9番K.310イ短調、第11番K.331イ長調「トルコ行進曲付き」。「とっても楽しそうに弾いてますね」といろんな人から言われたけれど、モーツァルトは怖いのである。これはもう、清水の舞台からずっと下をのぞき続けているくらい。でも決して飛び降りてはいけない。綱渡りをしないといけない。勢いに任せてしまったら落ちる。慎重になりすぎても落ちる。いや、違うな、最高に慎重で神経を張り巡らせている部分と、勢いよく風のようになっている部分と、どちらも同時に持っていないといけない。そして、そんな足元の怖さは全く感じさせないような楽しげな表情でい続けないといけない。
それにしても、よく考えたら全編モーツァルトだけというプログラムはあまり組んだことがないかもしれない。僕の場合だいたいあとにベートーヴェンを弾くので、知らず知らずのうちにモーツァルトが前菜のようになっていたことは否めない。だけどモーツァルトだけのプログラムの場合、モーツァルトで始まりの雰囲気を出し、モーツァルトで真ん中の緊張感を作り、モーツァルトで最後の盛り上がりを作らないといけない。当たり前だけど。全く気をぬく暇がない。この天使のような音楽を書く作曲家は、演奏者に一瞬たりとも休む時間を与えてくれない。もしかしたら悪魔なのかもしれない。いや、それもやっぱりどちらも同居しているということなんだろう。
モーツァルトのピアノソナタは、苦手意識を克服するために2006年のアニバーサリーイヤーに全曲演奏会を小田珈琲館でさせて頂いた。その時は無我夢中で弾いていたけれど、それから一応モーツァルトも手の内にある作曲家の1人だと思えるくらいにまでなった。なによりもシンフォニーやオペラを聞いていると楽しくて仕方ないほど好きになってきた。そんな今ヴァイオリンソナタとピアノソナタの全曲演奏に挑むのはいいタイミングかもしれない。
モーツァルトが好きで好きでたまらなくて、また得意な作曲家でもある相方のはなこちゃんとのヴァイオリンソナタはヴァイオリンの音色に寄り添うように土台を作って掛け合いをして、ピアノソナタはそれらを全部一人でしないといけないのでアンテナの張り方を変えて、ステキなモーツァルトの1年間に出来ればいいなと思います。

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3月の予定

ずいぶん春らしくなりましたね。さて、3月も始まったところで今月の予定を見てみたいと思います。今月は大きなコンサートがたくさんです。

まずは、すでに明日ですが前橋汀子さんのリサイタルで君津市民文化ホール。このホールは記念すべきファーストアルバムのレコーディングをした思い出の場所です。あまりにも必死でステージ以外の風景を覚えてませんが(^^;;

翌日4日には、昨年9月から4回連続で公開レッスンを行った能登の穴水でコンサート。今度は石川県縦断コンサートのゲスト出演です。今年のテーマはモーツァルトと言うことでモーツァルトのソナタを3曲ほど弾きます。この縦断コンサートのオーディションには公開レッスンで教えた生徒も何人も出ていて、年末からモーツァルトづくりだったので、その続きで演奏できるのはとても楽しみ。



10日は洗足のプリモ芸術工房でまたまたモーツァルト。こちらは上里はな子&松本和将デュオで、ヴァイオリンソナタとピアノソナタ全曲演奏会の第一回です。





13日は前橋汀子さんのみなとみらいのリサイタル。なんだか最近みなとみらいにご縁がある気がしますね。この前のすごかったピアノ五重奏コンサートや、カワイ横浜のペダル講座でもちょくちょく出没しますしね。



15日はカワイ仙台で行っているペダリングセミナーの最終回「応用編」です。少しレベルの高い曲を取り上げるあまり一般のレスナーさんには縁のない回のように思われるかもしれませんが、今回が僕としては1番聞いてほしい内容です。なぜなら、いくらやり方を教わったところで、いくら方法論を知ったところで、それを使ったらどんなに豊かな響きが生み出せるのかと言うことを耳で知らないと実際に生かすことはできないからです。直接今やっていることと繋がらなくても、耳から豊かな響きを取り入れてたくさんのイメージを持つことが長い目で考えれば最も大切です。



18日は倉敷音楽祭の室内楽コンサート「倉敷のヴィルトゥオーゾ」です。第3回の今回はチェロに長谷川陽子さんを迎えて気迫の室内楽をお送りします。メインはドヴォルザークのピアノ五重奏です。



21日はカワイ横浜で、仙台と同じく11月から行っているペダル講座の最終回。こちらは「実践編」と名付けました。内容は仙台の「応用編」と同じなのですが、いろいろと考えているうちに応用ではなくて「基本編」で話したことを実際に使うとこういうことができる、と言う意味では「実践編」と言う方がふさわしいのではないかと思い、このようにしました。



24日は狛江エコルマホールで4人のピアニストによるコンサート。斎藤雅広さん主催の3台ピアノコンサート、昨年11月の岐阜サラマンカホールでの4台ピアノでのベートーヴェン運命など、最近たくさんのピアノを使うコンサートが流行ってるのかな。腕におぼえのある同世代のピアニストが集まるので、間違いなくすごい迫力のコンサートになると思います。



27日には最も重要なイベントの1つ、カンマームジークアカデミー in 呉が開幕します。国内でも珍しい室内楽専門のセミナー、それも受講生同士に組ませて室内楽をさせるのではなく、講師が受講生たちの中に入って一緒にアンサンブルをします。国内トップレベルの演奏家である講師たちに、今年は漆原啓子さんが来てくださいます。



初日の27日には、アカデミーアーティスト(講師陣)によるスペシャルコンサートもあります。31日はほぼ1日かけての修了演奏会。朝から晩までのレッスンを四日間続けてクタクタなのですが、寝ている時間も24時間音楽のことを考え続け受講生たちのことを考え続け、受講生やスタッフの人たちの熱意にも触れ、どんどん力がみなぎってきます。

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