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モーツァルトヴァイオリンソナタ全曲達成





モーツァルトのヴァイオリンソナタ全曲演奏会、5回と3/4回分が終わりました。
モーツァルトへの苦手意識をなんとかするためにピアノソナタを全曲弾こうと思い立ったのが、生誕250周年で盛り上がる2006年のこと。その4回のコンサートを経てモーツァルトは「苦手」な作曲家ではなくなったし、好んで弾く曲もいくつか出来ました。しかし、やはり今でも決して「得意です!」と胸を張って言えるわけではない。ベートーヴェンやブラームスのようにはいかないのです。
今回のヴァイオリンソナタ全曲がこれほどうまくいったのは、相方のはなちゃんのおかげ。全体を形作ったり雰囲気を感じ取ることはどちらかと言うと僕の得意な部分です。しかしモーツアルトのあの細やかで優美なしかし推進力をいつでも失わない華麗な美しさを表すことがなかなか出来ない。ちょっと気を抜くとすぐに平坦になったり、またベートーヴェンやロマン派のようになってしまう僕に対して、彼女の表情はどこを切り取ってもモーツァルトそのもの。金太郎飴のように?いや、いつでも同じと言うことではないからちょっと違うか。というわけでヴァイオリンがメロディのところは僕は安心して土台作りをすることに専念できるし、その流れにうまく乗れば自分にメロディーがあるところも、まるで他の誰かの手が弾いているかのようにサラリとうまくいくのです。ピアノソナタではあれだけ四苦八苦して試行錯誤してようやく形になっているのと全く違う。
そして、意外なことに2人ともにとって初めてのソナタがたくさんあったというのも良かった。まだどんな先入観もついていない状態で無心になって合わせをしていると、まるで合うのが当たり前かのようにピタッとくる。毎回が特別な時間・空間でした。
これを京都でしかやらないというのはもったいない、ということで3月から東京でも全曲シリーズを始めます。またそちらもお知らせしますねー(^.^)



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