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2017年1月

音の玉手箱XI in さいたま

今年で第11回となる埼玉での音の玉手箱シリーズ。子供のためのコンサートというコンセプトで、柏屋楽器浦和店のフォーラムホールで始まったのだけれど、第5回を盛大にやろうということでさいたま市文化センターへ。それがすごく良かったのでそれから毎年文化センターになってたんですが、だんだん僕の趣味で曲目が渋い方向になってました(笑)。前回の第10回でそのへんに大改革をして、本番のトークの中でお客さんに弾いてほしい曲を言ってもらって、それを元にその場でプログラミングまでするという前代未聞のリサイタルを行いました。もちろん、いきなり「ブーレーズのソナタ」とか言われても曲も知らないので、弾ける曲のリストをあらかじめ配ったのですが、それでもリサイタル3回分位にはなる曲数でした。
その時に楽譜さえあればもっとたくさんの曲が弾けるのになぁ、と言っていたきっかけで、今回はお客さんの客を持ってきてもらおうコーナーを作ることになりました。これまた前代未聞。会場も古巣のフォーラムホールに戻して、お客さんとの距離を縮めて、まるで僕の家に遊びに来ていろんな曲を弾いてもらっていると言う雰囲気にしてみました。






会場の様子はこんな感じ。






まずは、第一部では普通のリサイタル形式で、英雄ポロネーズや幻想即興曲、ラ・カンパネラなどいわゆるピアノの名曲を弾きました。第二部の最初は質問コーナー。あらかじめ質問を書いてもらった紙を箱に入れてもらって、その中から僕が引いた質問に答えるという形でしたが、箱いっぱいになるほどの質問の上でうれしかったですね。
そして、お客さんの持ってきた楽譜を弾こうコーナー。こんな曲を弾きました。



さすがに難曲で知られるラフマニノフ編曲のクライスラー愛の悲しみは最後まで行けなかったけれど。悔しいなぁ。
そろそろ終わりかなと言う時間になって、なかなか締めくくりにふさわしい曲がでてこなくて悩みましたが、あのイタリア協奏曲を持ってきた方がいらしたのでそれで華やかに終わり。ライブ感にあふれるとても楽しいコンサートになりました。反響もかなりあったようなので次回もやってみるかなぁ。



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FM倉敷

今日はFM倉敷の夕方の番組、「夕方ワイドくらもん」に生出演します。
18時前後に出る予定です。
fmkurashiki.com

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ベートーヴェン公開レッスン in 岡山ルネスホール

‪昨日のベートーヴェンピアノソナタの演奏会の一環で、今日は公開レッスンでした。それもベートーヴェンのソナタ限定の。小学生2人がどちらも20番のソナタ、中学生が昨日も弾いた7番のソナタ。
20番のソナタは全音のソナチネアルバムに入っているし、ソナチネの延長線上でトテトテと弾く子供が‬多いけれど、本当はそんな曲じゃないと思う。テンポももっとはつらつと速いべきだと思うし。2分の2でAllegro ma non troppoなんだから。
とは言ってもソナチネを卒業してこのソナタに入って、いきなりベートーヴェンの真髄を知っているような演奏をしろと言ってもそれは無理だと思うので、今日は具体的な弾き方よりも主に音楽の大きな話をしました。
このくらいの曲からは教える側にも広い知識と音楽性が必要になってくると思う。もっと言うと、ブルグミュラーを教えるのにも本当は同じ時代の、そしてそれまでの時代のたくさんの音楽を知った上でその知識やイマジネーションを落とし込んで教えることが必要だと思う。
シンフォニーやオペラを知って生まれるイマジネーションは、山ほどブルグミュラーの講座に行っても得られない。具体的な教え方を知ることはもちろん必要だけれど、そこに音楽があるのか、それとも方法論だけ存在するのかで、同じことを教え込まれても10年後20年後には全く違うものに変化していく。
僕は小さい子を教えるのが決して上手なわけではないし、小さいうちはやはり毎週毎週そばについて同じことを粘り強く教えてくれる先生が絶対に必要だと思うけれど、その後ろにある大きなイマジネーションや憧れのようなものを築くきっかけになってくれればいいな。
それにしても今日は聴講の方がとても多かった。公開レッスンをしてもなかなか聞きに来る方は少ないので、これはいい傾向だと思う。
岡山の音楽レベルがどんどん上がってくれるといいな。

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スペシャルコンサート開催決定!




今年で第5回になる、広島は呉での室内楽マスタークラス。毎年最終日の修了演奏会の後に、講師によるミニコンサートを開いていましたが、今回初めて独立した室内楽の夕べを開きます。
いわゆる「大先生」的な感じではなく、現役でバリバリ活動している国内トップクラスの演奏家によるマスタークラスなので、クオリティの高いコンサートになることと思います。みんな超多忙な中予定を合わせて呉に集まってくれているので、この組み合わせでの室内楽は他ではなかなか実現出来ないと思います。
室内楽というものを初めて聞きに来るお客さんも多いであろう呉の土地柄を考えて、アイネ・クライネ・ナハトムジーク(弦楽四重奏)やドヴォルザークのピアノ五重奏曲を入れていますが、室内を聞き尽くした筋にはなかなか聞けない(僕も初めて聞きます)ブリテンのチェロソナタなども興味深いかもしれません。
3月28日はぜひ全国から呉に集結しましょう^_^

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2017年!

遅ればせながら…
昨年中は大変お世話になりました。
年の瀬も押し迫った昨年12月31日に祖母栄が100歳
(満99歳)で永眠し、
年始のご挨拶が出来ず大変失礼しました。

昨年は「松本和将の世界音楽遺産」というタイトルでリサイ
タルシリーズを立ち上げ、5月18日に浜離宮朝日ホールで
第1回のリサイタルを行いました。”ドイツ・オーストリア
編”というコンセプトで、ベートーヴェンの月光始め、ベー
トーヴェン・モーツァルトのソナタでプログラミングをし、
”松本和将ライヴシリーズ6”としてCDにもなりました。
今年は11月26日に東京文化会館で「展覧会の絵」を中心
としたプログラムで第2回”ロシア編”を行います。各地で
のリサイタルにも広げていきたいなと思っています。
またアンサンブル金沢(山下一史さん指揮)との久しぶりの共演、松平定知さんら
との朗読シリーズの3大都市ツアー(東京・横浜・京都)、
カワイ表参道でのベートーヴェンピアノソナタ全曲講座&コ
ンサート、10数回に及ぶ前橋汀子さんの伴奏、素晴らしい
ピアニストの方々とのベートーヴェン(リスト編)交響曲全
曲コンサート、トリオでのなかなか演奏機会のない京都フィ
ル(齊藤一郎さん指揮)とのベートーヴェン三重協奏曲、珍しいオールヤナーチェクプログラムのコンサート
他にも各地でのリサイタルや信頼する音楽仲間達との共演など思い出に残る本番がた
くさんありました。音楽仲間と立ち上げた室内楽専門のセミ
ナー「カンマームジークアカデミー in 呉」も、全国から受
講生が集まりかなり軌道に乗ってきました。また妻・上里は
な子とのデュオも12回も本番があり、少しずつながら着実
に発表の場が増えていることを実感しています。
妻も漆原啓子さんとのカルテット、元ウィーン・フィル首席
のペーター・シュミードルさんとの共演など、偉大な先輩方
に刺激をもらっているようです。
また私生活では昨年1月に家族が一人増え、大変ながらもと
ても幸せな毎日を送らせていただいています。
今年も、トリオでハクジュホールでのコンサート、カワイで
のベートーヴェンシリーズの完結、昨年に引き続き倉敷音楽
祭でのプロデュース室内楽シリーズ、また引き続き朗読シリ
ーズなど、前橋さんの伴奏や妻とのデュオなど楽しみなコン
サートがたくさん待っています。どこかで皆さんとご一緒出
来れば幸いです。
今年もどうぞよろしくお願いします。

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