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2016年10月

極上の「語り」と「音楽」で味わう午後〜シューマン、追憶のトロイメライ

極上の「語り」と「音楽」で味わう午後〜シューマン、追憶のトロイメライ終了!



シューマンはやっぱり染みるなぁ。一昨日のペライアのハイドンを聞いて一音一音全て磨いて大事に弾くことの大切さを再確認させられたばかりだったから、シューマンにはそれがすごくしっくりきました。
この回は初回のショパンや第2回のベートーヴェンと違って初めて弾く曲ばかりだったから去年のフィリアの時は準備が本当に大変で泣きそうだったけど、今回は余裕を持って自分自身も楽しみながら準備が出来たのが良かったですね。
終わった後主催者さんに「松本さんがシューマン好きになってくれて良かった」と言われました。どうやら、去年のシューマンの構想が出た時に僕は頭を抱えていたらしい。「シューマンはどうにも理解できない」なんてことも言っていたそうで。人間そういうのは忘れちゃうもんだですね(笑)。今となってはシューマンは最も気持ちがそのまま伝わってくる作曲家の一人です。こんな愛情に溢れている人はなかなかいないと思う。ほぼストーカ……いや、何でもないです^^;そしてそんな突っ走り気味なシューマンの愛情をドンと受け止めるクララの度量の広いこと。それはその後のブラームスとのやりとりを見ていてもそう思います。
今日の第2部で3曲だけ抜粋で弾いたクライスレリアーナは、今までずっと避けていた曲。というか単純に弾こうという気が起きなかった。しかし、弾いてみると激情が痛いほど伝わってくる素晴らしい曲でした。これはそのうち全曲弾かねば。お客さんの反響もやっぱりクライスレリアーナは大きかった。そういえば学生時代に「絶対合うから弾きなよ」と何人にも言われていたのを思い出しました。その時は自分がこの曲を弾くようになるとは全く思えなかったな〜。
人との出会いもそうだけど、曲との出会いは人生の財産。そうか、曲との出会いは作曲家との出会いだから結局人との出会いなんだ。この財産を大切に、またシューマンとも向き合っていきたいです。




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さらば



さらば金沢。
名残惜しいけれど。
このコンサートの熱の余韻を残した翌日の朝の空気が好き。コンサート前日の夜の緊張感のある宇宙のような空気も好きだけど。
こういう高校生の部活みたいな熱をこの歳になってもしょっちゅう感じられる、音楽家っていい職業だなー。

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ミッキー




首だけミッキーこわい








…と思ったらミッキーもはいはいしてるのね。
(期間限定アップ)

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運命と私




ベートーヴェン4番のコンチェルトの2楽章。若い頃は、なぜオケが強く始まるのにピアノはそれを無視するかのように弱々しく演奏しなければならないのか納得がいかなかった。オケをうまく引き継ぐためには、フォルテとは言わないまでもある程度の勢いと充実感のある音色で弾くべきではないのかと思い、実際にそのように弾いていた。でも、これはきっと「運命」と「自己」というようなことなんだろうなぁ。ピアニストはただ佇んでいればいい。そしてだんだん周りの音が遠ざかっていき、その内面にスポットライトが当てられていく。歳を重ねるとだんだんいろんなことが見えてきて、本当に楽しいと思う。

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大フーガ〜園田高弘メモリアルシリーズ

年に一度の園田高弘メモリアルコンサート。これだけたくさんピアニストが集まるコンサートはなかなかなくて、毎年刺激をもらう場になっているのですが、 今年は青柳晋さんと連弾だったので刺激を直接たくさんもらいました。ベートーヴェン自身の編曲による大フーガ連弾版Op.134、カルテットの音源を何度聞いても頭の中がハテナだらけの難曲でしたが、30回くらい聞いてようやく気持ちよくなってきて、弾くのもやっと少し楽しくなってきました。それにしても難しかった。あと100回くらい弾いたら寝てても弾けるようになるかな。

左から主催のspica深澤さん、僕、青柳晋さん、大崎結真ちゃん、園田高弘先生ご婦人の春子さん、平井千絵さん、杉目奈央子さん、宮田理生さん、川井綾子さん


青柳晋さんとツーショット

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トリオ in 倉敷

まつきとわたるとはなこのトリオ、倉敷公演でした。僕としては4度目の演奏となる、新倉敷の玉島市民交流センター。ピアノだけだとちょっと響きが少ないなという印象のホールだったのですが、弦が加わるとすごくいい!
トリオではベートーヴェンの幽霊

とショスタコーヴィチ

を弾きました。
全体のプログラムは以下の通り。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノソロ)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」
モノー:愛の讃歌(チェロソロ)

休憩

サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(ヴァイオリンソロ)
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
幽霊は先月の京都フィルとのトリプルコンチェルトで、1楽章だけアンコールで弾きましたが、全楽章は初めて。ショスタコーヴィチはこのトリオで弾くのは初めて。初めてづくしです。舞台上で初めて遭遇する事態にも出会いましたし(^^;;。やはりライブでいろんな空気感を感じてだんだん熟成されていくのですね。
初めてでこれだけ楽しく弾けたら、あと20回弾いたらすごい世界が作れるに違いない!
20回弾いたらこの2曲で帰ってくるから待っててね〜。



自分たちの映像が流れてる前で記念撮影。

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玉島のプログラム

10月10日の玉島市民交流センターでのトリオのコンサート、それぞれのソロもありますとだけチラシには書かれていましたが、プログラムは以下に決定しました。

モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノソロ)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」
モノー:愛の讃歌(チェロソロ)

休憩

サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(ヴァイオリンソロ)
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67



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作新学院でのコンサート

ご縁があって作新学院中等部でコンサートをしてきました。幼稚園から大学まであるそうなんですが、高等部はなんと今年の甲子園優勝校ですよ。しかも水泳でオリンピックに出た萩野公介の母校でもある。

会場はもちろん体育館


ピアノは僕が3歳の時の寄贈のものですなー


2時間のフルリサイタル分のプログラムだったのに最後まで本当に静かに聞いてくれました。それも先生に言われたからとりあえず静かにしていました、という感じではなくて、演奏が始まると空気感の変わるあの瞬間が会場にちゃんとありました。最近のポップスとかディズニーみたいなのとか、子供が喜ぶものも弾ければ良かったんだけど、あいにく持ち合わせ(?)がなかったので、月光ソナタあり、英雄ポロネーズありのど・クラシック。
こんな感じ↓
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ショパン:幻想即興曲
子犬のワルツ
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2
革命のエチュード
シューマン:トロイメライ
モーツァルト:トルコ行進曲
ショパン:英雄ポロネーズ

休憩

ドビュッシー:アラベスク第1番
ゴリウォッグのケークウォーク
ブラームス:間奏曲イ長調Op.118-2
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最後の生徒会長さんの挨拶がまた、音楽の同時にいろいろな要素や感情が存在するところまで捉えた感想で、さすがでした。いわゆるお勉強出来るだけ系の感じではなかった。
いいひと時でした。


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上越

今日は前橋汀子さんのコンサートで上越文化会館。

何だか温かい感じで良かったなー。

上越と言えば上杉謙信。

戦国好きにはたまりません。







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