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2015年9月

7回目の宇都宮でのリサイタル




宇都宮は一芸館でサロンコンサートでした。
全くの有志で僕のコンサートを立ち上げて下さって早8年、1年空きましたが7回のリサイタルを宇都宮でしてきました。
最初の5年は宇都宮市文化会館で。
音楽関係者でも何でもないファンの方々が、毎回満席にして下さり、「さすがに毎年はキツいから」とおっしゃりながらも5年の節目まで結局毎年やって下さいました。
それから少し形を変えてサロンコンサートを2回。
ホントは200か300のホールがあるとちょうどいいんですが、ここ一芸館もとても素敵な場所です。
なんと、山下洋輔さんもしょっちゅう弾きにこられるそうで。
そんな場所でいつものお客さんの前でのコンサート、アウェイ感が全くなくて安心感に包まれながら演奏出来て幸せです。

今日のプログラムは、岡崎と同じでした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」Op.13
ベートーヴェン:ピアノソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」Op.27-2
――――休憩――――
ベートーヴェン:ピアノソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番ヘ短調Op.57
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今日の熱情は多分、なかなか良かった。
ピアノがちょっとモコモコ気味だったので、きつめの打鍵にしてみたり逆にいつもより全体を弱めにしてみたり、いつもと違う間合いで弾いてみたりいろんなことを試してみていたのですが、そしたらいつもがむしゃらに弾いてたところでうまく力が抜けたみたいで、もっといい盛り上がりを作ることができました。
これが、いろんな楽器を弾かないといけないピアニストの利点。
楽器が変われば、いつもどおり弾いてもいつも通りの音は出ないわけで、それでも何とかして欲しい音を出そうとしているうちにいろんなスキルが身についてくる。
そして、その楽器の良さを最大限に引き出そうとしているうちに、いつもとは違った表情の付け方もできるようになってくる。
ときには、知らず知らずのうちに自分の中で凝り固まっていた部分に気づくこともできる。
お客さんからも同業者からも「ピアニストはそこにある楽器をひかないといけないから大変だね」と言われるんだけど、むしろいいことの方が多いような気がしてます。

さて、秋のベートーヴェン祭りはまだまだ続きます。
10月7日には園田高弘メモリアルコンサートでハンマークラヴィーア
10月9日にはNOAコンサートでピアノ協奏曲第4番
10月25日には狛江エコルマホールの全曲演奏会で9番〜12番を担当し
11月1日はライフワンの全曲達成記念アンコールコンサート
11月5日には全曲演奏会4回目がカワイ表参道であります。
楽しみだな〜happy01

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ACT音楽セミナー

シルバーウィークは東京でACT音楽セミナーに講師として参加していました。
と言っても20日は岡崎でリサイタル、22日は名古屋で前橋汀子さんの伴奏だったので、愛知県と往復しながら1日目、3日目と5日目最終日の修了演奏会に出演しただけでしたが。
去年は北軽井沢で開かれたこのセミナーはアマチュアの方も参加出来るというのが大きな特徴です。
主催の小林さん(川崎ミューザなどの設計者で、ご自宅でのサロンコンサートにも何度か出させてもらってます)ご自身がアマチュアのピアニストなのでこういうコンセプトになったんでしょう。
アマチュアの方々はみなさん想いがたくさんあって、音楽もたくさん聞いてこられた方が多いので頭の中に理想があるんですね。
やりたい音楽が強くあるので、一緒に弾いててもやはり楽しいです。
ただ、学生のように小さい頃から基礎練をしてきたわけではないので出来ることはやはり限られるので、自然全体的に和やかな雰囲気になりますね。
学生たちの参加者もいて、そちらにはやはりある程度厳しくなってしまいますcoldsweats01
まあこれからの音楽界を背負っていってもらわないといけないですからねぇ。

このセミナーは妻の上里はな子も講師で参加しているのですが、
他の講師メンバーはヴァイオリンの漆原啓子さん始め、
ヴァイオリン森田昌弘さん
チェロ唐津健さん、大島純さんとすごいメンバー。
特に何度か共演したこともある漆原啓子さんの修了演奏会での音色には感銘を受けました。
去年よりもさらに深くなっている気がする。
ご一緒していた頃と全然違う次元の音になっています。
さらに進化を続けてるんですねぇ。

それでは、写真ギャラリーに移りましょうgemini

















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前橋汀子ヴァイオリンデイライトコンサート in 名古屋




一昨日岡崎にいて、昨日は東京にいて、今日は名古屋というなかなかなスケジュール。

前橋さんのリサイタルはやはり最後はお客さん総立ちになるからすごい。

それもしゃべりを入れたり演出を入れたりするんじゃなくて、音楽の力だけという。

すごいですねー!

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リサイタル in 岡崎

豊橋にこれだけいるにも関わらず、

ご近所の岡崎は弾くのも初めて、行くことすら初めてでした。

シビックセンターは近代的なかっこいい建物。

ホールもオープンな雰囲気のいいホールでした。




そんな中、オールベートーヴェンプログラム。

前の記事に書いたように、なるべく全体の流れを作りたかったので、あまりしゃべらずに。

やはり9番、6番がいい味を出してくれます。

弾き尽くした感のある3大ソナタも、もう一度いろんなところを見直してみると、

さらに落ち着いてジワジワと攻められるようになってきて、これだからベートーヴェンは楽しいdelicious

カワイ名古屋で講座をやるようになってからこちら方面のつながりも増えてきて、

打ち上げも何だか盛り上がりました。





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ベートーヴェン3大ソナタの構造から見る作曲技法の軽い考察

芸術の秋。ベートーヴェンの秋。ここから先のコンサートはかなりベートーヴェンづくしです。
まずは明後日20日の岡崎でのリサイタル。
悲愴、月光、熱情の3大ソナタと言うベタなベートーヴェンプログラムなんですが、
前半の悲愴と月光の間に9番のソナタを、後半の熱情の前には6番のソナタを入れて(チラシには僕がプログラムを間違えて提出したので5番と書かれていますが)、暗い色調の中に少し爽やかな風を入れています。
月光ソナタはよく知られている1楽章が1番大事なのではなくて、あれはただ単に嵐の前の静けさなんです。心情の移ろいはありますが、第一楽章には全くと言っていいほどドラマが存在しません。情景も多分1種類、下手をすると静止画かもしれません。そこからつかの間の天国の幻影を第2楽章で見せ、フッとその響きが消えた瞬間第3楽章で凄まじい嵐に巻き込まれるのです。ドラマを入れ込むにはやはりソナタ形式が1番。ということで第3楽章にして初めてソナタ形式が出てきます。もちろんそれぞれの楽章は切れ目なく演奏するべきでしょう。
そこから振り返るとまだまだ悲愴は3つの楽章のつながりが月光ほど強くは無いですが、やはりその気配を感じます。そういえば、この有名な第2楽章は今まで愛情のようなものだと思って演奏していたのですが、最近これは懺悔なのではないかと思うようになりました。
そして、熱情ソナタは3つの楽章をつなげて初めて生まれる凄まじいまでのドラマが最大限に発揮されています。第2楽章は単体で聞くといまいち面白くない楽章ですが、全く暗い調を使っていないにもかかわらず第3楽章の嵐につながる偽りの楽園なのです。そこかしこに運命の動機も姿を現します。第3楽章に至っては、どれだけ転調をしてもほぼ一度も長調になることがないと言う徹底ぶり。凄まじい曲を書いたものです。
そのようなベートーヴェンの、息抜きのような場面すら次につながる準備だという構造を、自分なりにプログラミングにも応用してみました。
すなわち、ハ短調の悲愴からホ長調の9番に移ることで一時的に気持ちは明るくなるけれど、それは嬰ハ短調の月光につながる中間楽章のような役割。
そして後半の6番は、熱情の序章。第2楽章の思いがけない暗さと、第3楽章の楽しいけれど突然終わりを告げてしまう無窮動が、きっと熱情への道標になるはずです。
この並びで弾くのは初めてなので、ちょっと楽しみ☆


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東京オペラシティB→C

テノール時代からの親友で大学の同級生の、カウンターテナーの藤木大地とのB→Cでの共演が終わりました。
2004年の中嶋彰子さん、2006年のソロに続く3回目のB→C。自分も含めて必ずと言っていいほど大変なプログラムをみんな組むのですが、今回もご多分にもれずかなりのチャレンジングなプログラム。全部書くにはあまりにも長いですが、17人の作曲家のアリア、歌曲、宗教曲などを演奏したようです。いやいや、こんなプログラムをよく歌いきった!!そして、こんなプログラムの伴奏をよく弾き分けた(自画自賛)。当たり前のように弾ける当たり前のプログラムにあまり魅力を感じない人種で、山は高ければ高いほど燃える。今回のようなコンサートはやり甲斐があっていいですねー。
打ち上げはB→Cの澤橋プロデューサーと、お客さんで来てくださっていてたまたまお店の前にいた作曲家で指揮者・オルガニスト・チェンバリスト(多才だ!!)の鈴木優人さんとしっぽりと。




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倉敷音楽アカデミー

そういえばボヤッとしているうちにもう申し込みが始まっていました。
5月に行った倉敷音楽アカデミーの個人公開レッスン、後期を11月7日、8日で行います。たくさんの若い才能に会えることを楽しみにしています。
http://arsk.jp/event/2015_academyjr.html

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まつきとわたるとはなこのトリオ in 旧園田高弘邸










自由が丘の旧園田高弘邸で、トリオで演奏させていただきました。園田先生ご夫妻がまだ若い頃に吉村順三さんに建ててもらったお宅ということで、有形登録文化財になっています。しかしその建築物としての大切さよりも、やはり音楽家にとって、特にピアニストにとっては園田先生がそこに何十年も住まわれて音楽をされていたと言うのが大きなことです。そのような住居が後世に残るのは良い事ですね。
今回の演奏会は、園田先生の奥様の春子さんが僕らのCDを聴いて呼んでくださったものなので、CDからそのままチャイコフスキーの「偉大なる芸術家の思い出に」を演奏しました。園田先生のご命日が近いのでその意味も込めて。
この曲もいつの間にか10回近く演奏していて、ずいぶん自分たちのものになってきたなぁと言う実感があります。ドラマチックな反面長く冗長になってしまう曲なので、いかに全体を有機的につないで1つの物語にするかをずっと考えてきました。その部分が聞いている方にも伝わったようなので、個人的にはとてもうれしく思っています。
来月は、まさに10月7日のご命日にハンマークラヴィーアソナタを弾かせていただきます。これまた大変な曲なので、しっかりと仕上げたいものです!

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三浦一馬スペシャルクァルテット

今日は第一生命ホール630コンサートで、三浦一馬スペシャルクァルテットでした。

ヴァイオリンに川久保賜紀ちゃん、チェロは辻本玲君というメンバー。

確かにスペシャルや!

一馬くんとはちょくちょく共演してる気がするけど、実は2月の別府ぶり。

あ、会うのもそれぶりだったんだ。

でもこれだけやってると呼吸感がピタッとくるから楽しい。

賜紀ちゃんもなんだかタンゴクィーンみたいになってきたし^^;

そして何よりも、初参加の玲君が最初の合わせから結構ピッタリつけてきていたのに驚きました。

すごい能力だねhappy01

プログラムはピアソラばかりの1時間。

血が沸くね。

最後までテンションアゲアゲでしたhappy01




おまけショット



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全国制覇!

おなじみ中島良史先生から声をかけられて、先生の関わっている北秋田の合唱団の20周年コンサートにゲストで出てきました。
他はテノールの高橋淳さん、フルートの荒川洋さん、ヴァイオリンの加藤えりなさんというこれまた豪華なメンバー。
そんなメンバーでアンサンブルの演奏でもして華を添えるのかと思ったら、それぞれ短い曲をゲスト演奏するのみであとは合唱の伴奏という、なかなか普段やらない体験をしました。
なかなか楽しかったnote
それにしても合唱指導の三澤先生の元気なこと。
こういうすごいエネルギーの人がいて人が集まってくるんですね。
年齢層は高めだったんですが、皆さん毎日歌ってるから元気で生き生きしてますね。




打ち上げの2次会ではカラオケをしたのですが、やはり合唱団の皆さん、声がいい!!
そんな中僕も一曲歌いましたよ。
えぇ、お得意のB'zを。。
えぇ、「ultra Soul」を。。
どうだったんだろsweat01

ちなみに、秋田県だけ今まで行ったことがなかったので、これで全国47都道府県制覇ですcarouselponycarouselpony

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