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ベートーヴェンピアノソナタ最終回 in 倉敷




ベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会 in 倉敷、最終回が終わりました。32曲全曲弾き終えました!!
今回のプログラムは後期3大ソナタと、それだけだと短いのでその前に幻想曲Op.77も弾きました。
ベートーヴェンがずいぶん近くなった。と同時に大きくなったような気がしています。まだまだ精進あるのみ。
それにしても後期3大ソナタってやっぱりすごいんですねぇ。正直なところ、なんでこの3曲だけこんなに別物扱いされるんだろうと思ってたんですが、やってみて初めてわかる世界。それも、ん〜と頑張って努力すればたどり着けるものではないし、心を鎮めて天を見上げればそれでいいわけでもない。奥深いと一言ではいいたくない。人間の魂が全部、さりげなく自由な筆致で描かれてる。演奏する側はただそれを自然に寄り添うように表現すればいい。ただ、ベートーヴェン自身が、ガッチリとした巨大な緊張感を山ほど創り出したあとにたどり着いた魂の自由だから、演奏者も熱情やハンマークラヴィーアなどの堅固な構造のものを確実に弾いてからそこからいったん解き放たれてから取り組むのが順番のような気がする。
ハンマークラヴィーアは大いなる挑戦だけど、後期3大ソナタは挑戦でも対峙でもなくその先にあるもの。そしてそれは、挑戦をしたことのない人にはたどり着けない境地なのかもしれない。
と、思ったんですがどうなんでしょうか。ハンマークラヴィーアを弾かずして後期ソナタを素晴らしく弾いている人もきっといるでしょうし。
さて、残るは26日の広島・ライフワン221ホールでのコンサートです。さらなる高みへ!

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