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2014年11月

ベートーヴェンピアノソナタ全曲コンサート in カワイ表参道

今日はカワイでのベートーヴェンピアノソナタ全曲コンサートの第2回。

第5番、第4番、第7番、第8番「悲愴」でした。

広島と倉敷での全曲シリーズで演奏してから1年余。

悲愴以外はほぼ初めての曲だったのでその時はずいぶん苦労したものですが、

1年くらい離れてからまた弾いてみると景色を遠くから眺められるようになっている自分に気づきます。

講座もやっているので、いやでもいろいろ掘り下げますし。

とにかく大変なだけでいまいち魅力の分からなかった曲も、ずっと向き合っているとだんだん魅力が見えてくるから不思議ですね。

4番のソナタはかなり生き生きと弾けたと思います。

あの曲を渋く弾く名ピアニストはたくさんいるけれど、生き生きと疾走感を持って弾く人は意外にいないので、

その解釈に一石を投じることが出来るんじゃないかな。

手前味噌ですが。

そして、いかに5番、4番、7番を研究して、想いをこめて弾いても、

やはり悲愴に全部持って行かれてしまうのは致し方ないところ。

これは僕の中での熟練度の違いがそうさせるのか、はたまた曲のエネルギーがそれほどまでに違うのか、
その辺が分からないところではありますが。

次回は月光もプログラムに入っています。

何となく物悲しくて美しい曲、という印象が付いている第1楽章をどうやって張り詰めた緊張感に繋げるか、なんてことも講座でしゃべりたいと思っています。


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冷たい街で




ここいいよね。
7番の2楽章。この曲をひくといつも、石造りの街の雨が降った後の冷たい夜の風景が出てくる。悲嘆にくれ狂いそうなほど嘆いている男の姿。空は暗い色だけれどどこまでも美しく広がっていて、月の光と雲の陰翳が男の心をさらに沈ませる。
こんな感じだなぁと勝手に思っていたら、ベートーヴェン自身も実際にそのような事を語っていたらしい。心がリンクした瞬間だ^_^

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深読み?




ついにあさってに迫ってきたベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会の第2回。
最近ふと発見した。
4番のソナタ、1楽章の出だしは「ソーミ♭」、2楽章は「ミーファ」、3楽章は「シ♭ーソ」、4楽章は「ファーミ♭」。
どんどん上がっていってる!深読みしすぎか?
運命には確実にこういう要素がありますよね。
それにしても、最初は自分にとって全く意味がわからない曲だったこの4番のソナタが、どんどん面白くなっていく^_^

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ベートーヴェンソナタ全曲演奏会 in 倉敷

今日はベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会の第6回目でした。

今回は熱情をメインとして、後は第22番、第24番「テレーゼ」、第25番「かっこう」、第26番「告別」というプログラムでした。
熱情はCDにも2回入れているくらいもちろん十八番の曲ですが、後はテレーゼ以外は初めて取り組む曲。
そして正直なところそこまで今までは興味がない曲でした。
そんな曲もとりあえずやらないといけない……全曲コンサートなわけだから。
しかしこんな機会でもなければおそらく一生弾かなかったであろう曲の良さを見つけだし、だんだん好きになっていくというのがこういうシリーズコンサートの醍醐味でもあります。
特にかっこうの2楽章はアンコールででも惹かれるようになりました。
告別も、よく学生が弾くので何度も何度もレッスンはしましたが、僕自身はあまり魅力を感じていませんでした。
しかし、3楽章それぞれにつけられた「告別」「不在」「再会」というキーワードに想いをのせて弾くと、この曲の心象風景が少しずつ見えてきました。
1楽章の導入部が終わりテーマが始まる前のところにdim.があります。自然に弾くと、大きくしていってかっこよくキメたいところなのに、なぜこんなものがあるのか理解ができなかったのですが、告別の心境だからなのですね。それがわかった途端、霧が晴れるように第一楽章のキャラクターが見えてきました。
第2楽章はもともと好きな楽章でしたが、悲しみながらも微笑んだり諦めたり憧れたり、と中期までのベートーヴェンにはなかったようなコロコロと移り変わる心情にさらに共感ができるようになり、最後のところであきらめが希望に変わったところから第3楽章のまるで子供のような喜び方に移るところを見ていると涙すら出てきます。
22番は第2楽章が無窮動のように作られていて、熱情の第3楽章の緊迫感と通ずるところがありますね。

こうやってもがきながらも1曲1曲読み解いていって得たものは、もしその曲をもう弾かなかったとしても一生の財産になるんだろうなぁ、と思います。
さて、来週はカワイ表参道でのベートーヴェンリサイタル。こちらはまだ第2回なので全くプログラムが違うから、気持ちを切り替えて練習しなければ。今度は若くて希望に満ち溢れたベートーヴェンになってきますhappy01

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カルミナ・ブラーナ

本日、生まれて2度目のオケ中のピアノを弾いてきました。

ほら。


ほらっ!



ほ〜〜らっ!!!!

長年腐れ縁お世話になっている中島先生の指揮活動40周年のコンサート、
カルミナ・ブラーナです。
いやはや、いいコンサートだった〜〜happy01
見たことがないほど(失礼)緊迫感溢れる指揮に、吸い込まれていくように演奏していました。
カルミナ・ブラーナは実はベルリン芸大の合唱の授業で1年間歌った曲で、
その時は「なんというダサい曲なのだ」と思っていたのですが、
これいい曲ですね〜〜☆☆
そして、全く真面目な生徒ではなかったにもかかわらず、歌詞さえあれば一緒に歌えるくらい覚えていてびっくり。
懐かしかったですね〜〜。
もう15年も前のことか〜〜。
しかし、中島先生は指揮活動の一番最初にこの曲を振っているので、もう40年も前のことか〜。
時間の流れってすごいですね。
きっとその間にいろんな出会いがあって、別れがあって、
そういうものが全部音楽に出てくるんでしょうね。
僕は演奏活動40周年にはどんな演奏してるんだろう。
そういえば中島先生と撮った写真が一枚もないcoldsweats01

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大分!

大分でのコンサート、終了しました。
楽しかったあーnote


ほら、楽しそうでしょ(笑)



もいっちょ。


先月淡路島等に行った4人(vn.川久保賜紀、vc.遠藤真理、bn.三浦一馬、僕)に加えて、スペシャルゲストとしてソプラノの佐藤美枝子さんも出てくださいました。
そしてなんと、南こうせつさんが聴きにきてくださっていました。
びっくり!!
今回はソロプチミストの会の20周年記念のコンサートだったのですが、佐藤美枝子さんにもスッと声をかけて出てもらって、南こうせつさんとも知り合いだと言う会長の力にびっくり。
アルゲリッチ音楽祭にもずいぶん関わっているようなんですが、伊藤京子さんと一緒に設立前にあちこち走り回ってた、と聞いてさらにびっくり。

大分と言うと、アルゲリッチ音楽祭の第一回に受講生として参加してからしばらくご縁がなかったのですが、音楽祭10周年で過去の受講生の中から選ばれて演奏会&レッスンをしてから、ヴィオラの生野正樹くん関係の演奏会で2度訪れ、このソロプチミストの回では去年も演奏し、どんどんご縁が深まっています。
もうそろそろ何番目かの故郷になりそうな勢いですねnotes
ちなみに、来年2月にも三浦一馬くんと一緒に別府に行きますよcarouselpony

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