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ベートーヴェンピアノソナタ全曲リサイタル in 広島”第4回”

A140525

今日もまた朝から晴れ。
おかしい。
本番の日は雨が降るはずなのに。
雨にはならないにしても、こんなにもいいお天気なんて。
なんだかでも、最近それが普通になってきた、というか心地よくなってきた。
以前のように晴れていると不安になるなんてことはなくなってきたみたいだ。
だんだんと我が家のようになってきた広島はライフワンのゲストルームでシャワーを浴びながら、
空を眺める。
晴れている。
心地よい。
今までのベートーヴェンシリーズはいつも広島が先立ったから、
この窓から何度不安な気持ちで空を眺めたことか。
それら一つ一つが想い出になって、そこの空気に触れるだけで感覚が呼び戻される。
今でも春の東京の空気に触れると、大学に入ったばかりの頃の感覚が戻ってくる。
GW付近の広島の朝の空気に触れると室内楽セミナーのことを想い出す。
そんな想い出の引き出しが一つ一つ増えていって、自分の宝物になっていく。
そしてそれは音になって空気を振るわせていく。
人生を重ねるとどんどん味わい深い音色が出るようになるのはそういうことだろうなぁ。
でも、年を取ると何もなくなっていってしまう人たちもいる。
そうならないようにするために、
いつも心のアンテナを張っていないといけない。
新しい曲にたくさん挑戦して作曲家も自分もじっくり見つめるのも大切な作業。
そして心の中にいろいろ生まれてもそれを表出出来なければ始まらないので、
今のうちからテクニックも体力も磨いておかないといけない。
ほっといたら落ちる一方だから。
そういうことを始めるのが30代なんだろうなぁ。
期せずして自分もベートーヴェンソナタ全曲とショパンエチュード全曲という二つの大きなシリーズをやっている。
キャリアになるのかどうかは全く分からないが、
音楽家としての自分の人生にどちらも大きく影響するだろう。
1回1回を丁寧に、真剣に。
「とりあえずやった」では何も意味がないし、誰も喜ばない。
今回も真剣にもがいていたら、16番のソナタの面白さがようやく分かるようになってきた。
今まで意味が分からない、何がいいのか分からなかった曲を面白いを思えるようになるのは、
自分の引き出しが増えたということだから、
いつでも大歓迎なことだ。
次回は8月の終わり。
12番のソナタは完全に初めての曲だから、今から取り組んでおかないと後で痛い目をみる。
そうこうしているとあっという間にハンマークラヴィーアがやってくるんだろうなぁ。
ゾクゾク・・・・dash

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