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松本和将と奏でるピアノ

131211


福山での久しぶりのコンサート、「松本和将と奏でる響き」無事終わりました。

今日のプログラム

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
リスト:バラード第2番(井上千裕)

ショパン:バラード第1番(馬場香織)

ラフマニノフ:ヴォカリーズ

チャイコフスキー:「くるみ割り人形」から
 行進曲
 こんぺいとうの踊り
 トレパック

――――休憩――――

ショパン:エチュードOp.10、25全曲

アンコール
シューマン:トロイメライ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

いやぁ、エチュード弾けた弾けたscissors

実は、会場行ってみたらピアノが、音色は素晴らしくブリリアントなんですが鍵盤がすごい抵抗があってかなり力を入れないと弾けないピアノで、普通のプログラムなら何とかするんですがショパンエチュードだから、今回はもう無理かと思ったんです。

でも、弾けた(笑)

もちろん調律師さんにもかなりたくさんの作業をしてもらったし、お客さん入って響きも変わって弾きやすくなった気もするしますが。

前半は生徒2人が弾いてそのあとにヴォカリーズと、超絶技巧のプレトニョフ編曲のくるみ割り人形。

くるみ割りに至ってはリハでボロボロで、もうダメかと思ったけど、

「ダメかも」の状態から何とかするにはどうするか楽屋でよーくイメージを固めて、

そしてさらにダメ元でステージ出たら、弾けること弾けること(笑)(当社比)。

どうも自分逆境にはめっぽう強いようです。

逆境というと今でも思い出す、広島でのショパンコンチェルトの弦楽四重奏版。

前日になってファーストの人が怪我をして出られなくなり、それから代役も立てられないのでピアノでファーストのパートも弾きながらソロを弾いたんでした。

もちろん暗譜で。

生徒も出るコンサートだったから生徒のケアもしないといけないし、やることいっぱいだったんだけど、その日は何でもできるような気がしてたなぁ。

あ、それから夕方に電話がかかってきて、「今日のピアニストが怪我をして出られなくなったんだけど、今から来れませんか?」と言われたこともありました。

しかもソロでもコンチェルトでもなく、新作の室内楽。

そして10年ぶりくらいに弾くベートーヴェンのチェロソナタ。

メントリもあったけどそれは何とでもなるとして、新作室内楽が大変だった。

でも自分が弾かないとおそらくその演奏会はなくなってしまう(東京ではなく倉敷だったので)って思うと、能力の限界を試されてる気がしてゾクゾクして、その日もやっぱり何でも出来る気がした。

ギリギリの状況に置かれるといらない気負いが抜けるんだろうね。

だからやるプログラムも、ショパンエチュードとかベートーヴェンソナタ全曲とか自分をギリギリに追い込むようなものばかり選んじゃうんだろうな。

逆に、完璧な環境をお膳立てされてて周りの人も間違いなくうまくいくだろう、と思ってる時には意外と弱かったりする。

そこのところも鍛える必要がありますね。

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