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松本和将&上里はな子デュオリサイタル in 広島

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教会でバッハ:シャコンヌを弾くはな子の図。

今日の会場はこんな素敵な教会でした。
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はなちゃんと広島でデュオをやるのはちょうど2年ぶり。

その時も今回と同じフランクを弾いたんですが、 きっと全く違う演奏だったと思います。

2年という時間がたち、僕らもそれぞれ成長したし、 一緒に音を出すということの意味がどんどん見えてきた気がします。

自分で言うのも何だけど、今日のフランクは今までとは違うステージに上がれたんじゃないかな。

きっと天国まであと数歩。

一緒に演奏したはなちゃんに感謝です。

コンサートプログラムに寄せたメッセージがあるので、せっかくなので載せますね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日は松本和将&上里はな子デュオリサイタルに来てくださってありがとうございます。
普段はおなじみ日本最大のチェリスト・向井航も一緒にピアノトリオでも活動している僕たちですが、今回は室内楽の最小形態であるデュオでのコンサートです。同じようにヴァイオリンとピアノの組み合わせでも、たとえばツィゴイネルワイゼンなどは明らかにヴァイオリンソロと伴奏というふうに書かれているのに対して、ヴァイオリンソナタなどのデュオの曲は二人の役割がほぼ対等になるように書かれています。ということは、お互いが似たレベルにいないと成り立たないわけです。
さて、ここでちょっと考えてみましょう。レベルはどちらも確かなものだけど音楽性がまったくかみ合わない場合どうなるでしょうか。それでも合わせるスキルはあるのでぐちゃぐちゃにはならないけれど、自分のやりたい音楽ではないものを無理やり作り出さないといけないので自分の内側にバリアを張らなければならず、冷たくて苦しい音楽になってしまう。
では、似た方向性の者同士だったらどうなるか。もちろんとても気持ち良く演奏出来、聞いている人にも盛り上がりが伝わる音楽になる。しかし、方向性が似ているからそれ以上のものにはなかなかならず、すぐにピッタリ合ってしまうので甘えも出やすくなってしまう。
さて、そのさらに上とはどういうものでしょうか。それは、お互いがお互いの音楽を本当に尊敬していて、しかも自分とは全く違うものを持ち合わせている、という関係。容易には合わないのだけれど、それが一つの流れになり始めた時には1+1が10にも100にもなるのです。自分とは違う自分になれるのです。
まだまだ僕らは発展途上ですが、そんなデュオの関係を築けそうな気がしています。さて今日はどんな化学反応が生まれるかな。お楽しみに。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

こんな大それたことを書いて、果たして本当にいい演奏が出来るのかと一抹の不安もありましたが、

書いた通りお互いが自分とは違う自分になりながら、一つの音楽を作って高めていけたのだと思います。

幸せな時間だったな〜〜shine

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コメント

ほんとうにありがとうございました~!私の一生のなかでも忘れられないコンサートのひとつになりました。

投稿: いぞるで | 2013年11月25日 (月) 10時38分

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