無料ブログはココログ
2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

« 心のカギ | トップページ | 未来への架け橋 Piano Concert in 児島 »

2012年9月 1日 (土)

音楽鑑賞の時間

悲しくなった時、幸せを感じた時、何かが心のそこから絶え間なく湧き続けてる時、

このCDを聞く、という録音がいくつかあります。

まずは、自分の中で別格のピアニスト、ウラディーミル・ホロヴィッツの

リスト:オーベルマンの谷。

最後のホ長調に入るところの優しく包み込むような響き、

そこからのアルペジオの場面に入ったところの思いもかけない消えそうなピアニッシモ、

何度その瞬間に涙したことか。

そして、

スクリャービン:エチュードOp.2-1。

この人はいつもは屈託ない笑顔を見せるのに、どこにこんな傷を隠し持ってるんだろう。

ワルター・ギーゼキングのシューベルト:即興曲Op.90-1も外せません。

こんなに孤独な音を出す人は聞いたことがない。

ギーゼキングのグリーグ:叙情小曲集も相当聞きました。

「郷愁」なんてサイコーですね。

サンソン・フランソワのショパン:バラードも何かと聞きますね。

やっぱり1番4番がいいかなぁ。
傷口にあえてナイフを突っ込んでえぐり出すような、胸が痛くなるような音色。

この人は平然とした顔で血を流しながら弾いてるんじゃないかな。

ぴあのではないですが、

ホセカレーラスの「プッチーニ:誰も寝てはならぬ」も何度涙したことか。

パヴァロッティの声はきっとすごいんだと思うけど、僕は断然カレーラスです。

あんなに心をこめて歌う人をあまり他には知りません。

声ってすごいね。一番気持ちがこもるね。

でも、人間の声と同じくらいの気持ちを表現してるホロヴィッツがやっぱりすごいな、と思う。

最近この鑑賞リストに新しい録音が入りました。

ホロヴィッツの弾くラフマニノフ:プレリュードOp.32-5ト長調。

モスクワでのライブ録音です。

ずっとCDは持ってたし、きっと何回も聞いたことあるんだろうけど、

今日何気なしにかけたら一瞬でその世界に引き込まれました。

どこまでもみずみずしく、悲しみの海を乗り越えた後の秋の明け方のような、

そんな音色でした。

これはしばらく聞き続けるだろうなぁ。

一体今までどれだけCDにつぎ込んだか、というくらいなんですが、全部自分のかけがえのない財産になってるだなぁ。

« 心のカギ | トップページ | 未来への架け橋 Piano Concert in 児島 »

CDなどを聞いて」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 音楽鑑賞の時間:

« 心のカギ | トップページ | 未来への架け橋 Piano Concert in 児島 »