« 小曽根真ピアノトリオ | トップページ | ペダル講座第2回公開 »

5回目のリサイタル in 宇都宮

昼前に東京を出て宇都宮へ。

近いもんです。

ホールに着いた時、「ああ、今年もまたこの街にやって来れたなぁ」という、なんとも言えない感慨深い気持ちになりました。

5年も連続でリサイタルやってて、おととしはトリオのコンサートもやり、

個人的にも宇都宮は何時の間にかすごく想い出あふれる街になっていました。

まだまだ暑いと思ってたらいつの間にか秋の風が吹き始めていて、胸がしめつけられるような切ない気持ちになります。

時間に余裕があったのでノンビリゲネをしながらふと外に出ると……

ほら来た、雨降っとる(笑)(笑)

ソルトさんとのコンサートの日も、昼にヤマハを出ると雨が降ってて笑いそうになりましたが、

ここのところの的中率はすごいなぁ。

しかも、朝はまだ降ってないのに本番近づくと降り始めるという。

きっと天も味方してくれてるんだね。

今日のプログラム

モーツァルト:ピアノソナタK.331「トルコ行進曲付き」

ショパン:ノクターン第2番、第20番「遺作」

ショパン:子犬のワルツ、ワルツOp.64-2

ラフマニノフ:プレリュードOp.32-12、23-5、23-2

休憩

ベートーヴェン:テンペスト

ベートーヴェン:ワルトシュタイン

アンコール

シューマン:トロイメライ


今回は始まる前からなんだかうまく行きそうな気がしてましたが、

今までで一番良かったという言葉もたくさん聞くことが出来たくらい、

うまく気持ちを引き出せた気がします。

特にテンペストは自分の中で完全に最後までストーリーと情景がつながってて、

感情過多にも集中力散漫にもならずに弾けたかな。

5年も同じ場所でやってると、何回か会心の出来の回があって、

聞きに来る方も、自分自身もその記憶が鮮明なので、

毎回そのレベルの演奏をしないと気が済まなくなるんですね。

これってすごいプレッシャー。

でも、「毎回いい演奏をする」、

考えてみれば当たり前のことです。

だいぶ前ですが、あるF1のチーム、ウィリアムズの代表に新しくなった人がインタビューの中で、

「プレッシャーはすごいけどそんなのあるのが当たり前だからなんとも思ってません」って言ってたんですね。

この人はすごいな、

プレッシャーから逃げてない、

プレッシャーをねじふせようともしてない、

プレッシャーと同居してその中でやっていってる。

プレッシャーから逃げるのは簡単なこと。

特に音楽の世界は勝ち負けがないので、

ある程度テクニックと知識が付いてれば別に気を抜いててもちゃんと弾くことは出来るし、

本番が多くなって失うもの多くなってくると、それでいいかな、って簡単に思っちゃう。

でもそれって必ずお客さんに伝わるんですよね。

そこで今度は何とかそのプレッシャーと戦って打ち勝とうとする。

悪いことではないけど、肩に力が入って聞き苦しくなる時もあるでしょう。

そのプレッシャーがある状態を当たり前のものとして、それすらも楽しむくらいのつもりで、

いつも通りいつも以上の音楽をする、

きっとこれが一番難しいことだろうなぁ。

さて、次は日曜日に岡山国民文化祭があります。

先週に引き続きソルトさんとの共演と、地元のバレリーナの卵たちとの共演もあります。

プレッシャーから逃げてる暇はない、戦ってる暇もない、

でも心を落ち着かせる余裕は持たねば。

演奏会は続くよ、どこまでも~♪( ´θ`)ノ

happy01happy01happy01happy01happy01happy01notes

|

« 小曽根真ピアノトリオ | トップページ | ペダル講座第2回公開 »

コンサート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/513406/55711637

この記事へのトラックバック一覧です: 5回目のリサイタル in 宇都宮:

« 小曽根真ピアノトリオ | トップページ | ペダル講座第2回公開 »