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心のカギ

心のカギはどこにしまったんだろう。

小さい頃は、痛ければ泣く。

お腹が空いても、悲しくても、泣く。

嬉しかったらまわりをはばからずに飛び跳ねて喜ぶ。

それがだんだん大人になるにつれ、そんなことをしていたら社会に自分勝手な人間だと思われるから、

少しずつ感情の振れ幅をコントロールするようになっていくわけです。

いろんな人と会って、うまくいったりいかなかったり、受け入れられたりぶつかったりしているうちに、

人は少しずつ心にカギをかけてるんだと思う。

そうしないと生きていけないから。

そうしないと大切なものを守れないから。

それは強さ。

だけど、それじゃあ心で音が出せなくなる。

強くなくてもいい。

いい音が出したい。

そんなことをホロヴィッツのCD聞きながらつらつらと考えてました。

ホロヴィッツのオーベルマンの谷、

なんでこんなに涙の出るような音が出せるんだろう。

こんなふうに弾きたい。

ここで自分が感じた感動をみんなにも教えてあげたい。

あぁ、自分はつくづく感動を受け取るだけの側には回れないんだなぁ。

どうしても自分で表現をしたくなってしまう。

なんでこんなにも表現したいという気持ちが湧き上がってくるんだろう。

表現するって何なんだろう。

そうか!

それは自分という人間を分かって欲しいからなんだ。

音楽家は、芸術家は、みんな自分を分かって欲しくて、

心の叫びをふりしぼってるんだ。

じゃあなんでこんなにも自分を分かって欲しいと思うんだろう。

その答えはまだ見つからない。

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