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2012年6月

松本和将 & 上里はな子の

デュオリサイタルの締めくくりはやはり東京は恵比寿のアートカフェフレンズ。

前回もとてもサロンコンサートとは思えないほどの重い・・・・・ いや、充実したプログラムだったんですが、

今回はその上を行きました。

こんな感じ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

モーツァルト:ヴァイオリンソナタK.301ト長調

ヴィタリー:シャコンヌ

スクリャービン:ピアノソナタ第9番「黒ミサ」

スクリャービン:ピアノソナタ第5番

―――― 休憩 ――――

タルティーニ:悪魔のトリル

ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

お口直し的なものとかデザート的なものが一切ない。

もちろん添え物なんてありません。

最初のモーツァルトだけちょっと爽やかな風が吹いて、

あとは全てメインの肉料理です。

特にスクリャービンの黒ミサなんて、多分普段は絶対食べないようなゲテモノ料理に属するかも。

そんな曲をしかも、黒ミサとは何なのかをたっぷり説明してから、照明も暗くして演奏したわけです。

いやぁ、たまらんなぁ(笑)。

はな子師匠のタルティーニもさらにキレキレですごい緊張感で、

最後のブラームスも盛り上がりました。

そして、ブラームスの最中に生涯でまだ何度かしか感じたことのないあの境地にもう少しでたどり着けそうだったんです。

盛り上げる、とか心をこめるとか、そういう何かを能動的にやっている状態をさらに越えて、

何も不安もなく頑張ることもなく、全て音楽に身をゆだねていればいいだけ、

という、何か目に見えない大きな存在に抱かれているようなあの感覚。

あれは一体何なんだろう。

もうちょっといけば悟りが開けるようになるのだろうかshine

さぁ、まだまだ初夏のコンサートラッシュは続きます!!


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上里はな子&松本和将デュオコンサート in 山形

今日は山形~。

瑳蔵というとっても素敵なカフェでのコンサートです。

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プログラムは仙台と同じ。 またまたカフェコンサートなのにこんなにハードなプログラムです(笑) アドレナリンは出続けるばかりで、 火花の散るような演奏になりました。 楽しかった~happy01

1206243 この勢いで東京でもいい演奏が出来るといいな~note

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上里はな子&松本和将デュオコンサート in 仙台

週末は東北へnote

やはりまずは牛タンですな(笑)

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今回は東京でもお世話になっているカワイのホールです。

Shigeru Kawaiが置いてあって感動happy01

ちなみに、今回のプログラムです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

モーツァルト:ヴァイオリンソナタト長調K.301

ショパン:ノクターン第20番「遺作」
      幻想即興曲
      英雄ポロネーズ

サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

(休憩)

タルティーニ:悪魔のトリル

ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

いつもながら、やりたい曲を並べたらこんなハードなプログラムになってしまいました(笑)。

それにしても、演奏をするとどんどんエネルギーとアドレナリンが出てくるもので、

東京を出発した時は

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こんなに魂抜けてたような人が、

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こんなに元気になってしまうんですから(笑)。

この音楽の喜びが聞いている人にも伝わってるといいなぁconfident

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お昼の名曲サロン

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王子ホール初登場でしたnote

いいホールだねぇ!!!

今日は、ヴィオラのヤスこと鈴木康浩くんのシリーズで、

クラリネットの四戸世紀さんと一緒にトリオのコンサートでした。

名曲サロンという名前が付いてるのに、

レベッカ・クラークのヴィオラとクラのデュオ、

あとはトリオでブルッフの8つの小品

モーツァルトのケーゲルシュタットトリオという

とってもマイナーなプログラムでした(笑)。

でもなかなか聞けないけど隠れた名曲です。

「名曲発掘サロン」ってタイトルにしても良さそうなbleah

それにしても、お二人とも素晴らしい演奏家です!!

ヤスとはベルリン時代からの付き合いで、たまたま隣の通りに住んでたり、

あとは趙静達とのピアノカルテットで共演したりしてるんですが、

一緒に弾くのはずいぶん久しぶりです。

四戸さんもベルリンに20年も住んでいらっしゃったんですが、

大先輩なので時代は重なってないんですよね。

一度室内楽でご一緒したのは、宮本文昭さんのシリーズで工藤重典さんたちと一緒にJTアートホールで弾いた時のこと。

その時からまた一緒にやらせて頂きたいと思っていたのが、今回思いがけず実現しました。

ヴィオラとクラリネットの穏やかで表情豊かな音色に包まれて、ピアノからもまたいつもと少し違う音色が出てきたりして、

すごく楽しいコンサートでした!!

また是非やりたいけど、

果たしてこれ以上曲があるのだろうか(笑)

P.S.

この前のシーサーのブログのコメント、

RSちゃん、先生はいつもあんな風に置いてるわけじゃないから踏まないんですよhappy01

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どーん・改

写真が添付出来てなかったっ(笑)

そりゃあ皆さん、?って思いますよね。

改めて。。。。

どどーーん


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どーん

どどーん。


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ピアノ以外のこと

先日生徒に、

「先生はピアノを弾いていない時は何をされてるんですか?」と聞かれて、

すぐに返事が出来なかった。

そりゃあもちろんレッスンもしてるし、打ち合わせなんかもあるし、

人と会ってる時もあるし、原稿書いたり調べ物したり音楽聴いたり、

でもそれって全部音楽のためのこと。

余暇に何をしてるか?

テレビ見てる?パソコンしてる?

確かにしてるけど、積極的にやりたいと思ってやってるというよりも、ちょっと時間が出来たり疲れたりした時にふと手が行くだけだなぁ。

そう考えると・・・・・

「何もしてない」。

自分はもともと何に対してもものすごく好奇心旺盛なほうで、

これもやりたい、あれもやりたい、

これについて調べて、この本をいつまでに読んで、映画はこれとこれとこれと、

あ、ドラマもこれも面白そうだし、

この音楽番組は絶対録画しといて、あぁ、この雑誌は興味深いんだった、

そうだ、あれについてのデータをまとめないと、

なんて風にやりたいことが次々と出てくるタイプなので、

「何もしてない」ことに気付いた時はビックリでした。

そして、すごく充実した気持ちになったのでした。

「やりたいこと」はそのうち「やらないといけないこと」になり、

どんどん自分と縛りつけていってた気がする。

そして、後から思うとそれは本当にやらないといけないことだったのかどうか、

疑問なこともある。

まあ、人生の全てが音楽に出るので不必要なものって何もないのかもしれないけど、

ものすごく音楽に没頭出来ていたわけではないのは確か。

音楽やること以外これといって何もやってない、

そんな自分に、ずっとなりたいと思っていた気がする。


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演奏活動50周年 前橋汀子ヴァイオリンリサイタル in 横浜

さて、今日はコンサートの一日を写真と一緒に追ってみましょうnote

コンサートの開演は14時。

そういう時はだいたい11時からゲネプロとなります。

前橋さんより後に会場入りするわけにはいかないので、余裕を持って10時半には会場に着くように行こうと思うと、

うちから横浜まで1時間なので、

さらに逆算して8時半起き。

う~~、早朝coldsweats02

何はともあれ、8時半に目覚ましをセットして、

何度かスヌーズを止めた後にようやくベッドから体を引きはがすように起きて、

まずは大事な一日の活力源、朝ご飯。

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そして、朝の苦手な僕は、ウダウダとゆっくり準備しているうちに9時半を過ぎてしまい、

結局家を出たのは9:45。

でも、今日は日曜日なので首都高が空いていることは予想していたので、

快適に飛ばして、10:30には会場の神奈川県立音楽堂に到着!!

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学生の頃に一度エリック・ハイドシェックのコンサートを聞きに行ったことがありますが、

本当に響きのいい素敵なホールです。

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そういえばこの角度から客席を眺めるって、

演奏家やスタッフさん以外ではあまりないことなんだなー。

すごくいい響きなのでそこまで古いホールだとは思ってなかったんですが、

なんと日本の公共ホールで一番古いそうです。

もうすぐ60周年だとか。

これでこの響きは本当にすごい!!

窓が開くという、非常に珍しい控室。

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昔の住宅が見えるその向こうに新しい高層マンション。

自分がいるのはもうすぐ60年がたつホール。

今日のコンサートは演奏活動50周年記念。

なんだか歴史を感じますね。

11時に調律アップでお願いしているので、到着した時にはまだ調律中です。

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2枚目のCD「モノローグ」でお世話になって以来たくさんのコンサートでお願いしている鶴田巨匠、

たくさんのアーティストから信頼を寄せられているすごい方なんですが、

何よりもすごいのが、もう普通なら引退してるかな?というくらいのお年なのに、

全くモチベーションが下がらない。

やるべきことを全てやって、リハーサル中もずっと客席で聞いてて下さり、

気づくとピアノのところまでやってきてキャスターの角度を少し変えて、

そうしたらスッと音色が変わって弾きやすくなるんです。

調律っていうのは音を合わせるだけではなく、音を作り出す作業なんですよね。

そして、ピアニストによって好みもくせも違うので、その辺を分かって下さるのも大事。

鶴田さんは、何も言わなくても気がつくと自分が望む音になってる、そんな職人です。

さぁ、11時になったので、まずは僕だけ弾いて、ピアノとお友達になります。

そうこうしているうちに前橋さんもいらっしゃって、衣装をたくさん並べて今日の衣装を決めます。

プロですなぁ。

そして一緒にリハーサル。

前もって合わせはしているので、響きの確認だけですが、

会場によって響き方も聞こえ方も全く違うので、

意外と簡単ではありません。

しかもそれが二人以上になってくると、バランスも取らないといけないので、

客席で信頼のおける人に聞いてもらって意見をもらいながら、

自分たちで音のイメージを作って少しずつ形にしていきます。

家でコツコツを仕上げていったものをそのまま出すだけではいい演奏にならないんですね。

かといって、その場に適応することだけ考えては会場に振り回されるわけになってしまって本末転倒。

大事なのは最終的な音のイメージを強く持つこと。

今日はバッハの無伴奏パルティータも演奏されます。

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12時過ぎに合わせは終わり、

その後はピアノとさらに近付くために会場ギリギリまで弾き込みます。

室内楽や伴奏だけだと相手と息を合わせることに意識を使っているので、

ピアノに集中するためにソロの曲もたくさん弾いてみます。

そうして、自分の出したい音をピアノに投げかけてみて、そこからどんな答えが返ってくるか、

ピアノからの語りかけもどのくらい受け取れるか、

そういう会話がうまくいけばその会場ならではの音楽が出来るようになります。

13:15、会場時間になったのでリハを切り上げ控室へ。

一日の大事な活力源、お弁当の時間です。

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ここは横浜なので、崎陽軒のシウマイ弁当。

間違えてのシューマイ弁当ではありません。シウマイです。

以前は、エネルギーがないと弾けない!!なんて思って、

自分でカツ丼買って行ったり、朝から牛丼食べたりしてたんですが、

知り合いの美容師さんに、「お腹が空いてるくらいのほうが集中力が出るんですよ。」と言われ、

試してみると確かに集中出来る!!

なので最近はあまりガツガツと食べません。

食べ終わるとちょっと早目でも衣装に着替えます。

何か忘れてないだろうか、というのが常に心配なので、

着替えてしまえば落ち着きます。

それから楽譜を眺めたり、録音を聞いたり、

リハ室が他にあれば練習をしたりして過ごし、

5分前になるとスタッフさんが

「定刻で行きます!」とか「5分押しで始めます」とか言いに来て下さいます。

さぁ、本番!!!

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何回舞台を踏んでも、何回同じ人とやっても、何回同じ曲を弾いても、

やはり緊張するものです。

でも緊張するということは、いい演奏をしたいなと思っているということ。

前橋さんも、これだけのキャリアを回数をこなしてこられているのに、

演奏前は毎回ビシッとした表情をされています。

さすがです!!

今日は横浜という縁もあってか、いつも以上に盛り上がって、

あまりの拍手にアンコールも4曲も弾きました。

サイン会も、ここはディズニーランドか!!と思うほどの人数が並んでて、

そしてもちろん皆さん前橋さん目当てで並ばれるわけですが、

僕にも「ピアノが素晴らしかったですよ!」と声をかけて下さったり、

僕のCDも買って下さってるお客さんもいらっしゃったり、

嬉しいですね!!

あまりの人数に、サイン会が終わったのは17:30。

演奏の後につかれてらっしゃるのに大変でしょう、と言われますが、

演奏会の後のお客さんの表情をじかに見れて、お話も出来る、

大切な時間です。

その後は、前橋さんに誘って頂いて中華街へ。

いいコンサートの後の食事はおいしいです!!

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前橋さんと、今日の主催者さんの音楽堂の方、5月に前橋さんのコンチェルトを主催された神奈川芸術協会の方、前橋さんのマネージャーさん(超大物マネージャーで、小澤征爾さんの担当なども長年されている方です)、ご友人と一緒に。

話も盛り上がり、お開きになったのは10時すぎ。

それから家に帰って11時前。

もうクタクタですcatface

と、コンサートの日はだいたいこんな感じの一日ですhappy01

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