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2012年3月28日 (水)

穴水公演後記

なぜだか行く前から勝手にご縁があるような気がしていた能登でのコンサート。

久しぶりに自分の中に空が見えたような気がします。

空と、そこからこぼれ落ちる涙。

ラフマニノフの「鐘」。

落ちてきそうなほど低く垂れこめる暗い雲と、

絶望の鐘の音、嘆きの合唱。

苦しみの嵐を経て、合唱は叫びとなり、

鐘の音とともに空虚に消えていく。

そこからのノクターン第2番は、本当に救いの音楽でした。

意外なほどピッタリな組み合わせ。

安らぎを与えてくれるショパンは久しぶりに感じたかもしれません。

そして、またまた苦しみのチャイコフスキー「ドゥムカ」

それから、その日の白眉(自分の中で勝手に)、スクリャービン「黒ミサ」

このタイトルは彼が自分で付けたものではないそうですが、

それにしてもこんなタイトルが後からついてしまうということ自体が、異常なことです。

音楽には、清らかなもの、美しいもの、だけではなくて、

こんな狂ったような世界すらも素晴らしい芸術になってしまうんですね。

そして、黒鍵、木枯らしをバシッときめて、

ラフマニノフのプレリュードをガツッときめて、

大盛り上がりになりました

未来の音楽家たちも、そこから何かを感じとってくれると嬉しいな

何よりも音楽を愛する心を持ってほしい。

深く愛して、

この曲を弾きたい、この曲を聞いてほしい、

こんな音色が出したい、こんな世界を作り出したい、

と強く強く願えば、きっとそういう音が出るものです

さぁ、次に能登に行けるのはいつかなぁ

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コンサート」カテゴリの記事

コメント

「黒ミサ」聴きたいですっ!どうしたら聴かせてもらえるんだろう・・・・・思案中(笑)。

あなたのブログ拝見すると、なにか、勇気が湧いてくる。

有り難う。

さる

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