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ギーゼキング

ギーゼキングのブラームス:間奏曲Op.117-2。


美しすぎる。

無駄がない。

部屋の中でそっと鍵盤に触ったら、淋しさも喜びも哀しみもポツリと出てきた、

そんな音。

ギーゼキングの評価や人気は、低すぎる気がする。

こんなにすごいピアニストなのに。

無人島にCD10枚持って行っていい、と言われたら、

ギーゼキングのシューベルト即興曲集はその中に入れます。

ちなみに、ラヴェルやドビュッシーの演奏で有名な彼は、

端正で即物主義的な演奏をすると思われがちですが、

ものすごく激しいラフマニノフのコンチェルトも弾いてたりします。




これの3楽章の最後なんて爆笑物ですよ。

なんと、勝手に楽譜にはないグリッサンドを入れて、

ショーのように派手に仕立ててるんです。

崩壊寸前くらいに激しいグリーグもあるし。

かと思えば、これ以上ないくらい繊細なグリーグの抒情小曲集。

シューマンのコンチェルト。

あ、第3楽章はハッスルしちゃってますが。

変幻自在ですねぇ。

変幻自在だけど、でもどれを聞いても「あ、ギーゼキングだ!」って思えるんだなぁ。

まさに自分の目指す道かも。


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コメント

松本さんのブログでギーゼキングのことが書かれていてとても嬉しく思いました。松本さんは以前正当に評価されていないきらいのあるコルトーの演奏についても深くその素晴らしさについて言及されていていましたね…ギーゼキングは私もモーツァルトやドビュッシーの演奏が好きです。
以前海外のセミナーでご一緒させて頂いた指揮者の先生はギーゼキングのモーツァルトを聴くように薦めてくださいました。ギーゼキングのモーツァルトはまさに音が会話しているように感じられます。そのようにしようと思ってもなかなか…
実演を聴いてみたかったです♪

投稿: マーニャ | 2012年3月26日 (月) 11時52分

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