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川島基&松本和将スーパーピアノデュオリサイタル

スーパーピアノデュオリサイタル、無事終わりましたhappy01

このタイトル自分で打つのはなんだか気が引けるというか、おこがましいというか・・・coldsweats01

あ、もちろん自分で考えたタイトルではないですよ(笑)

でも確かに、今日はスーパーなコンサートになったかもしれないshine

トークでも言ってましたが、コンサートのきっかけはなんと基君の夢。

あ、6つも年上のピアニストなんですが、海外で知り合うとあまり先輩後輩という感じでもなくて、

いつも「もといくん」と呼んでしまってるので、そのままここでもそう呼ばせてもらいますね。

そう、きっかけは基君の夢から。

ある日突然、夢の中で2台ピアノで僕と共演してたそうな。

そしてその夢の中でも完全燃焼して、すごく気持ちのいいコンサートだったそうな。

それからすぐにメールをくれて、僕もすぐやる気になって、

問題はどこが主催をしてくれるか、となった時に、

二人ともマルセン文化賞の受賞者だからということでマルセン財団に話を持って行ったら、

快諾して下さって、あっという間にコンサートが決定になったわけです。

やりたいね、って言うことはいつでも出来るんですが、

場所がないと、聞きに来て下さる方がいないと、コンサートは成り立たないのです。

しかし、コンサートを一つ作るというのは、演奏をする以上にものすごく大変なことで、

それを二つ返事で引き受けて下さるとは正直思ってなかったので、

驚きましたし、嬉しかったですねnote

そんなこんなで、ずいぶん先だと思っていた本番もいつの間にか当日になり、

コンサートを主催するのが初めてにも関わらずいろんな準備もスムーズに運び、

あとは僕らが上手に弾けば成功note


先に今日のプログラムです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448

ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b

(休憩)

インファンテ:アンダルシア舞曲

ミヨー:スカラムーシュ

ラヴェル:ラ・ヴァルス

(アンコール)

ブラームス:子守歌変イ長調

サン=サーンス:白鳥

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


最初っから最後まで2台ピアノの曲のみでございますshine

ブラームスのハイドンヴァリエーションは、ぱっと聞き渋くて魅力の分かりにくい曲ですが、

やればやるほど味がしみ出してくるようにその大きな人間性に包み込まれて、

演奏していると心が豊かになるような名曲です。

ゲネプロまでは見えなかった大きな光が最後には見えたような気がしました。

後半は特にラヴェルは、張りつめた緊張感を持って演奏出来たんじゃないかなぁnote

音がものすごく多い曲なんですが、さすがラヴェル、

全て計算されていて、無駄な音は全くないし、

たくさん音が並んでるように見えても、それは色がパーッと変わるためにあったり、

風が吹き抜けるようだったり、ダンスホールの中のちょっとした感情の移ろいだったり、

うまくいけば情景が浮かんでくるように書かれてるんですね。

それを立体的に組み立てる作業は、なかなか練習室ではしにくくて、

本番のステージ上で突然いろんな設計図が見えてきて、

そうするとどんどん楽しくなってきて、

もともと感じてた興奮が緻密に計算されたさらに大きな興奮になって、

最後は世紀末のぐちゃぐちゃ感も出しつつ大盛り上がりのうちに終われました。

楽しかった~happy01shine

終わった後はサイン会をして、それから懇親会がありました。

財団の関係のいろんな理事の方とか、お偉い方々が勢ぞろいで若干緊張したんですが、

文化賞の受賞者のアーティストの方々、

画家の高橋秀さん

漆芸家の山口松太さん

残念ながらお話は出来なかったですが、版画家の高原洋一さん

そんな方々と交流出来たことが何よりの収穫です。

特に高橋さんは同じ会にマルセン文化賞を受賞されていたので、

その時にも受賞のあいさつをお聞きしてるんですが、

言葉に力があって、すごく信念があって筋が通っている方で、

あんな年の取り方をしたいものだなぁ、と思える方です。

美術もいろいろと見に行かないとなぁ。

そんな懇親会で、

もとい君と1枚。

111103

政治家かっsmile

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コメント

リエさん!良い本を教えてくださってありがとうございますshineshineshine
早速、注文しました♪ 楽しみですconfident

投稿: ようこ | 2011年11月11日 (金) 01時27分

こんにちは。
松本和将さんが、ベルリン芸術大学でついた、パスカル・ドバイヨン先生の著作、
「ピアノと仲良くなれるテクニック講座」 を、図書館で借りて、ざっと読みました。
写真、イラスト入りで、分かりやすく、すぐに、役にたちます。
tulip音楽之友社刊、新刊です。1900円プラス消費税。
ドバイヨン夫人の村田理夏子さんが、柔らかく、日本語訳をしています。
内容は、以下の通り。
・ピアノの構造
・腕の使い方
・アクティブで生きた指のコンタクト
・筋肉のエネルギーの使い方
・音色や響きについて
・レガート奏法
・ポリフォニーの重要性
・和音や連打の弾き方
・暗譜の方法
・テンポの見つけ方
・日々の練習へのアドバイス
apple脱力、指が鍵盤の底についたら、すぐに緩めるなど、練習の時、役にたちました。
楽しく書かれています。
ピアノを習っている方には、特に、お勧めです。
オーソドックスな練習の仕方を書いています。
この本をよんで、ほんの少しでも、和将さんのような、脱力したきれいな音に、近づけるといいな。
正しい姿勢で、指を、ピアノの鍵盤の底まで、入れた後すぐに、緩めて、力を抜くと、、音が繋がり、レガートになるらしい。
懇切丁寧に、書いてしました。

投稿: リエ | 2011年11月 6日 (日) 20時22分

初めてコメントさせていただきます。スーパーピアノデュオリサイタル、お疲れ様でした。

ラヴェルの曲の後半の部分は、ダンスホールが崩れ落ちていくのにそのまま踊り続けている人達の光景が浮かんで鳥肌が立ちました。すごい迫力でしたshine

少し体調が悪かったので最後まで聴けるか心配だったんですが、もうあっという間でしたconfident聴きに行くことができて本当に良かったですhappy02

ステキな演奏をありがとうございましたhappy01shine

投稿: ちぃ | 2011年11月 5日 (土) 17時32分

わぁ〜っhappy02 いいなあ〜 興奮しながら読みましたよsign05happy02 ガッツリと2台ピアノなんですね〜happy02
聴きたかったですweep 同じ曲目でまだして欲しいですsign03なんて…無理ですよねweep
モーツァルトの2台のための…は本当にああ生きててよかったって思う曲ですweepweepweep ラヴェルも大好きhappy02です!! 素晴らしかったんだろうなshine

投稿: ようこ | 2011年11月 5日 (土) 00時32分

初めてコメントさせていただきますnote
昨日の スーパーピアノデュオリサイタル、お疲れ様でした。
久しぶりに音楽で鳥肌が立ちましたsign03
そして、最近忙しさを理由にくすんでいた心が
洗われました。素敵な時間をありがとうございました。

…現在ピアノを習っている娘も、リサイタルが終わり、
家に戻ってからピアノを弾きまくってましたhappy02

投稿: まっちぃ~ | 2011年11月 4日 (金) 10時56分

apple川島基&松本和将 スーパーピアノデュオリサイタル、お疲れ様でした。
マルセンスポーツ・文化振興財団に、往復ハガキを出し、何とか当たり、行くことができました。
chick4回も、2人で、合わせの練習をされたとか。
clover2台ピアノがある所、どこで、練習されたのでしょうか?
本番で、2人の息がピタッと、合っていましたよ。
お二人のピアノ演奏は、素晴らしかったです。
モーツァルト、2台のピアノのためのソナタ、ニ長調 K. 448 の第2楽章、アンダンテが、とてもしっとりと、雰囲気のある演奏で、心惹かれました。
後半は、スペインのインファンテ、フランスのミヨー、フランスのラベルと、近代もので、躍動感のある曲が並び、聴いていて、とっても楽しかったです。
アンコール曲、ブラームス、子守唄の、情緒があり、素敵でした。
リエ

投稿: リエ | 2011年11月 4日 (金) 09時09分

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