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ベートーヴェン

久しぶりに何も予定がない一日でした。

何も予定がないって、のんびり出来て素敵shine

ゆっくりと時間を使って、焦らず慌てず音楽と向き合って練習することが出来ます。

ってやってると結局何時の間にか時間が過ぎてて、

忙しい日と同じくらいしか練習出来てなかったりとか…

でも、ゆっくりと時間が流れてるこの感覚こそが大切なんです。

4時間練習したら必ず4時間分うまくなるわけじゃないしね。

ワインと同じで音楽を、もしくは音楽家を熟成するちには、

何もせずに置いておく時間も大切なんです。

それはほっておくってことではなくて、

置いてる間もそばにはなくても愛情を感じ続けること。

そうするときっとおいしいワインも出来るし、

愛に満ちた音色も出るもんです。

それにしても「皇帝」、

いや、ベートーヴェン、

ポジティブ過ぎてたまについていけません(笑)。

この時期はベートーヴェンが一番前向きに歩いてたんでしょうね。

耳が聞こえないくなったからこそ、前向きでい続けるしかなかったのかな。

でも、無理矢理前に進んでるような悲壮感は一切ない。

そんな状況なのに全てを乗り越えて本当の意味で前向きになっているところに、

ベートーヴェンの意志の強さが感じ取れます。

この曲、ほとんど全編に渡ってスケールとアルペジオだけで音楽が出来上がってるんですよね。

しかも和声的にもほとんど1度の和音と5度の和音と、たまに4度くらいで出来上がってる。

ベートーヴェンお得意の減七すらめったに出てこないという、

極めてシンプルで明るく作られてるんです。

それだけの要素で出来てるのにこんな名曲が出来るとは、

恐るべしベートーヴェンですね。

この曲を作った時期の後はしばらく作曲が出来なかったり、しても小さいかわいい曲だけだったりして、

そこからだんだん後期の様式に入っていきます。

なので、皇帝はある意味中期の集大成とでも言える曲。

しっかり取り組まねばcatface

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