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カワイ表参道チャリティーコンサート

今日はカワイの表参道サロンでチャリティーコンサートnote

平日なんですが、ランチタイムコンサートということで12時開演でした。

ということはもちろんリハーサルも早くて10時から。

ということは家を出るのは9時。 ということは朝起きるのは8時sweat01

いや、もう早朝なんて言いませんcancer

まだ日が登ってないなんて言いませんcancer

しかし僕には早かった。 前の日も1限から芸大でレッスンで、 もう早朝からレッスンなんてしないぞ、って言って帰ってきたところだったし(笑)

あ、早朝って言っちゃったaries

まあ何はともあれ、死ぬ気で起きて勢いでシャワー浴びて、鬼のような形相で朝ご飯を食べて、 息を切らしながらなんとか家を出たわけです。

そんなバタバタだったのに、演奏はすごくうまくいきました。

いや、どんな状況でももちろんうまくいかないといけないわけだけど、なんと言うかすごく落ち着いてどっしりと弾けました。

今日は僕の他に、田崎悦子さん、パーヴェル・ネルセシアンさんという二人の大先輩ピアニストが出演されていて、 持ち時間一人30分弱だったので、

僕の演奏したのは

バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ

モーツァルト=ヴォロドス:トルコ行進曲

の2曲。

昨日練習してる時は、なんだか入り込めない、バッハになれない、って弱音を吐いてたんですが、

だんだん本番が近づくにつれ自分の中の静寂と広がりを感じられるようになってきて、

最初から最後までかなり集中してのめりこみながらも、どっしり構えて大きな音楽が出来たように思います。

考えれば考えるほどバッハの作った音楽ってすごいし、ブゾーニの編曲もまた絶妙。

現代のピアノをもしバッハが知っていたら、 こんな風につくったのかもしれない。

バッハの音楽って、全部考えて作られていて、緻密に計算された建造物みたい。

もう設計図に魂はこめられているから、 後はそれを確認しながらレンガを並べていくだけ。

バッハはその作業を遠くから、きっと雲の上から、

何も言わず、厳しくて優しい目をして、じっと見ているような、

そんな気がする。

うまく入り込めない、バッハになれない、ってもがいてたんですが、

ある人に「バッハはならなくてもいいんじゃない?」って言われて、

世界が広がったような気がしますconfident

そして、定番になりつつあるヴォロドス編曲のトルコ行進曲。

こういう曲は気が楽。

だって弾ければいいんだもん。

しっかり指が回って大きい音が出て、 後は楽しく弾ければそれでいい。

弾けるだけなら練習すれば出来るし、シャコンヌみたいに全身全霊をかけて魂を燃やして天上の音楽をしなくてもいいわけです。

それでもちろん、聞くのも見るのも楽しくて盛り上がるから、 一石何鳥もあるわけです。

こういう曲がさらっと弾けるテクニックがついてきたというのは、自分もずいぶん成長したもんだなぁ。

昔はテクニックコンプレックスを常に抱えてたんですが、それはほとんどなくなりました。

たった20分の演奏時間ですが、

凝縮された濃い時間が過ぎたような気がしていて、

今日のコンサートはすごく想い出に残りそうですshine

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コメント

表参道、伺いました。
バッハ、本当に魂がこもってらっしゃって惹きつけられました。
でも、その前にブログのような怒涛の朝があられたところに笑ってしまいました(*^-^)

バッハから一転してトルコ~を楽しんでいらっしゃる様子はこちらにも伝わってきました。

素敵な演奏をありがとうございました。と1000円だけ募金箱に入れさせて頂きました(*゚▽゚)ノ

今回の震災に際してこのような企画は素晴らしいですね。
ありがとうございました♪

投稿: monica | 2011年5月18日 (水) 08時59分

起きてシャワー浴びて朝ごはん食べるところの文体が、僕のブログになんとなく似ている気がいたしますが・・・・・・

投稿: RYO | 2011年5月18日 (水) 00時06分

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