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松本和将ピアノリサイタル~後記~

リサイタルが終わって4日。

なんだかもうはるか昔の出来ごとのような気がするなぁ。

いまいち何書いていいか分からないですが、

とりあえず記録を残すくらいの気持ちで書き始めれば、

だんだんいろいろと出てくるでしょうhappy01

まず一日の始まりは、とんかつから。

ゲネプロは3時からだったんですが、1時半前にはすでにホール入り。

ずいぶん早くてみんなにビックリされたのですが、

気合いが入っていて早くなった、

・・・・わけではなく、お昼御飯を近辺で食べたかっただけ(笑)。

しかも、ピンポイントでとんかつが食べたかったんですね。

思えば4年前、

同じ浜離宮でベートーヴェンの悲愴、月光、熱情、ハンマークラヴィーアという無謀なプログラムに挑戦した時も、

お昼にわざわざ銀座で駐車場を探してまでとんかつを食べに行ったものです。

そしてその前2005年には、忘れもしない、

オペラシティのB→Cで昼に地下でかつ重を頼んだら、

中身が真っ白なお重が出てきて、

「あれ?かつはどこにあるんだろう?

ご飯の下にあるんだろうか?

それとも別で持ってきてもらえるんだろうか?」

と一人で混乱していると、

「すみませんっ!!!かつを乗せるのを忘れてましたっ!!!」

とお店の人が飛んできた、というエピソードもありcoldsweats01

まあやっぱり大きな本番前にはかつだろう、と。

というわけでいまいち店も知らない僕は、ホール事務局の人にどこかお昼が食べられるところはないですか?と尋ね、

実はとんかつが食べたいんですけど、と言ってみたところわざわざお店まで連れて行ってくれましたnote

そしておいしくロースかつ定食を頂き、店を出ようとすると、

財布がないっっ!!

そういえば、バッグに財布を入れたまま手ぶらで出てきてしまったんでした。

いやはや、恥ずかしいcatface

仕方なくiPhoneを人質に置き、ホールまで財布を取りに帰ったのでした。

なんか何かしらエピソードが出来るなぁ。

まあカツが入ってなかった事件ほど面白くも何ともないですが。。。

そんなこんなでいい感じにほぐれ(笑)、

レコーディングのためにゲネプロも録音しているので本気弾きして、

写真なんかも撮ってもらって、

疲れ果てて開場。

なんだか今日はいい緊張感。

気が抜けてもないし、緊張でどうしようもなくもないし、

うまく行きそう。

1曲目っていうのはだいたい力が入りすぎて固くなるもんですが、

最初のマズルカから今日はいい感じでニュアンスが出てきます。

そして、まあ東京では割といつもそうかもしれないですが、

トークは最初は少し緊張。

そしてプレリュード。

それからマズルカ。

マズルカの静かに自分の中に沈み込むような曲は、

今回は驚くほどの集中力で弾けました。

集中しすぎて気力を振り絞るのが大変なほど。

前半最後の木枯らしもいい感じで盛り上がったし。

しかし、集中力とモチベーションを維持するっていうのは、言葉で書くほど簡単なことではなくて、

本当に乾いた雑巾から一滴の水を絞り出すような作業なので、

前半が終わる時点で若干の吐き気すらしてくるようになってました。

でも、葬送ソナタはどちらかというと極限状態のほうがうまく弾けるので、

全く問題なしgood

それにしても、今回は3番のソナタがもう一歩自分の中で突き抜けたような感覚がありました。

音が天に向かって登って行った。

そして会場の天井付近で溢れるように膨らんでいった。

そんな感覚を味わいました。

絞り出すのではなく湧き出てくる、

そんな感じだったのかな。

そして、極限状態で本番をするといつものことですが、

終わった後はしばらく頭痛と肩のかなり奥深いところの肩コリとなぜか腹筋の筋肉痛と、に悩まされるわけですがspa

でも、一年の集大成とも言えるリサイタルがうまく行って、本当に良かったconfident

そして録音もしてるので、嬉しさとホッとした安心感も2倍ですhappy01

早くCDにならないかなぁnote

来て下さった皆さんありがとうございました。

お世話になった皆さんありがとうございました。

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コメント

うわ~~~、おつかれさまでした!
松本さんが演奏されているのを見て、ピアノを弾いているというより、魂を剥き出しにしてるような、ボクサーが闘ってるような感じで「すごくエネルギー消耗されるんじゃないかな・・・bearing」と、感動するのと同時に心配してました・・・;;
おいしいもの食べて、またパワー充電してくださいねup

天井付近、わたしも思わず松本さんの視線の先をたどりながら聴いてましたよ~。天使とか光とか見えてましたね~shine

ところで、タカギクラヴィアの高木裕さんが書かれた「調律師、至高の音をつくる」という本を読んだら「才能ある若いピアニスト」として松本さんのお名前が出ていましたよ!
すでにご存知かもしれませんが、うれしかったので、お知らせでしたwink

投稿: ふわふわ | 2010年12月12日 (日) 23時57分

「白いカツ重」に「財布があれれ」事件ですね(爆)。
面白すぎます~
ここで並べて出すのもなんですけど、私、昨年某区民文化センターにタクシーで乗りつけ、さてと楽屋に入ったとたん、スーツケース(衣装・靴・化粧道具一切合財入ってました)をタクシーに置き忘れたことに気づきました。

広島では何が起きますでしょうか?
ヘンなとこ期待してる場合じゃないですね(笑)。
「極限状態」から事件まで、楽しみでワクワクしてます~!

投稿: いぞるで | 2010年12月12日 (日) 23時06分

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