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2010年12月

前橋さんとのトリオ

まだずいぶん先ですが、今日は1月24日の前橋汀子さんとのピアノトリオの初合わせ。

曲はベートーヴェンの大公です。

トリオを弾いてもやっぱり巨匠はすごいぞ!

チェロは読響首席の毛利伯郎さん。

何度かオケで共演させて頂いたことはあるんですが、

週に何人もソリストが来る中の一人をなかなか覚えてはないみたいでしたが、

1楽章を通したあとに、

「もしかして一緒にやったのはモーツァルトかベートーヴェンでしたか?」

と言われて、

「はい、モーツァルトの23番でした」

と答えたところ、

「あ、やっぱり。

顔は覚えてなかったけど音を覚えてました。

音を聞いたら思い出した。」

と言ってくださって、

ものすごく嬉しかったです(^-^)

音楽家として最高の褒め言葉ですね。

その毛利さんも、巨匠前橋汀子に負けない弾きっぷりで、

結構いろいろ意見もされながら楽しく合わせをして、

どんどんみんなで高め合っていく感じが気持ちいいo(^▽^)o

本番が楽しみです!

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皆さんにクリスマスプレゼント

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これは多分他では見れないですよ(笑)

23日に埼玉でチャリティーコンサートをやった時の写真です。

って携帯から写真アップしたつもりなのに載せられてなかったみたい・・・・

今度こそ大丈夫かなeye

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今年最後のリサイタル in 広島

今年最後のリサイタルは、

今や第4の故郷のようになってきた広島。

いつもヒロシマミュージックフェスティバルの修了演奏会をやっている県民文化センターです。

あ、ちなみに第一の故郷はもちろん倉敷、

第2は東京、

第3はベルリン。

番外編では、第5が宮崎となっております。

県民文化センターは何度も弾いてるけど、

ソロを弾くのは初めて。

室内楽の時はいつもバランスの取り方とか音質とか四苦八苦してたのに、

ソロで弾くとなかなかいいホールじゃないo(^▽^)o

プログラムは、もう今年は弾き尽くした感もあるショパンプログラム。

名曲の場合はいつもそうですが、弾き尽くても弾き尽くても毎回感動を感じられるし、

毎回新鮮に弾けるし、

やっぱり200年近くも残っている曲というのは奥 が深いもんです。

ソナタ集はこれで弾き納め。

来年もまたショパンですが、

来年のコンセプトは

「苦悩を経て昇華へ」。

バラード1番、2番、

スケルツォの1番、3番のような、

激しく狂うような苦しみを乗り越えてショパンがたどり着いたものは、

ベートーヴェンのように「歓喜」ではなく、

全ての苦しみが天に向かって昇っていく「昇華」だったのではないでしょうか。

ソナタ3番の3楽章で見せた天井の世界。

ショパンがそれまでは見せたことのなかったような優しい表情。

しかしそれはシューマンのようにそばにいる最愛の人に語りかけるような優しさではなくて、

それまで頑なに自分自身の弱さや淋しさを見せることを拒んでいた彼が、

スッと氷が解けるように心を開いて全てを見せて、

一人静かに、

静かな心で天に昇っていく、

そんな種類の優しさ。

例えば幻想曲の最後の祈るように昇っていくフォルテッシモのAs-durの和音。

結局最後は落とされてしまうけれど、

バラード4番のコーダの前に見せる天国への憧れのような表情。

そして何よりも最後の大曲である幻想ポロネーズでの、

最後の独白。

そんな世界を1年かけて描いていければいいなぁと思います。

来年もショパンづけだなぁ。

まあでもその合間にベートーヴェンやブラームスなんかもやるだろうし。

来年はどんな音が出るかな(=^x^=)

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甲斐摩耶ちゃんとのデュオ in 豊橋

懐かしい秋吉台のセミナー以来年来の付き合いの甲斐摩耶ちゃん。

いつかなんか一緒にやれたらいいなと言ってたのがようやく実現したコンサートでした。

友達同士ってやっぱ何でも言えるから楽しいし、一緒に研究していける感覚がいいな。

そしてコンサート後、死ぬ気で片付けしてなんとか広島行きの最終新幹線に乗ること成功。

4日連続本番の3日目まで終了。

あとは広島でのリサイタルを残すのみ。

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出前コンサート in 豊橋

今日は早朝9時に豊橋駅前に集合で、

ヴァイオリンの甲斐摩耶ちゃんと二つの小学校、二川南小学校と二川小学校にアウトリーチのコンサート。

小学校でのコンサートって意外と緊張するんですよ。

ホールでの演奏会だったら一応皆さんチケット買ってきてくれてるわけで、

その時点である程度はクラシックを聞こうという姿勢になってるわけですが、

小学生は決して音楽が聞きたくてたまらなくてそこにいるわけではない。

しかも、意外と小学生くらいの年齢って感性が豊かで、

やはり、騒ぎ始めたなぁと思うとこっちが集中力のちょっと欠けた演奏をしてたりするんですね。

でも今回の二つの小学校は、とても静かに聞いてくれて、なおかつこっちが意見を求めた時には元気良くたくさん発言があったりして、

すごくいい学校でした。

みんな音楽好きになってくれるといいなぁ。

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前橋汀子ヴァイオリンリサイタル in 名古屋

仙台でのせんくら以来の共演。

たった2ヶ月半ぶりの共演だったのに、なんだかずいぶん久しぶりのような気がします。

合わせの最初のほうは、前橋さんの気迫についていけなかったほど(笑)

今日もすごいモチベーションと気迫。

この方は全く、へこたれるとか萎縮するとかそういう感覚をもしかしたら知らないんじゃないだろうか、というくらいの力強さ。

でも普段はとっても謙虚な方で、絶対に上から物を言わないし、

あれだけ自由奔放に弾いてるように見えるけど実はすごくピアノの音をよく聞いていて、

さらに、合わせるところは合わせてくださるし、そうじゃなくて引っ張っていったほうがいいようやところは容赦なく引っ張って行ってくださるし、

そして、毎回何か新しい発見をして新しいことを試してみたり、もちろん本番もその度に違うし、

でもそれがわざといつもと違うことをやろうとしてやってる、っていうんじゃなくて、

自分の内側から強く湧き上がるものにそのまま従っているだけ、という感じで、

決して上辺の変化に聞こえないので、説得力がハンパない。

やはりすごい方です。

巨匠と写真を撮る時間がなかったので、今日は電気文化会館のステージの写真。

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譜めくり椅子が素敵でしょ。

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松本和将ピアノリサイタル~後記~

リサイタルが終わって4日。

なんだかもうはるか昔の出来ごとのような気がするなぁ。

いまいち何書いていいか分からないですが、

とりあえず記録を残すくらいの気持ちで書き始めれば、

だんだんいろいろと出てくるでしょうhappy01

まず一日の始まりは、とんかつから。

ゲネプロは3時からだったんですが、1時半前にはすでにホール入り。

ずいぶん早くてみんなにビックリされたのですが、

気合いが入っていて早くなった、

・・・・わけではなく、お昼御飯を近辺で食べたかっただけ(笑)。

しかも、ピンポイントでとんかつが食べたかったんですね。

思えば4年前、

同じ浜離宮でベートーヴェンの悲愴、月光、熱情、ハンマークラヴィーアという無謀なプログラムに挑戦した時も、

お昼にわざわざ銀座で駐車場を探してまでとんかつを食べに行ったものです。

そしてその前2005年には、忘れもしない、

オペラシティのB→Cで昼に地下でかつ重を頼んだら、

中身が真っ白なお重が出てきて、

「あれ?かつはどこにあるんだろう?

ご飯の下にあるんだろうか?

それとも別で持ってきてもらえるんだろうか?」

と一人で混乱していると、

「すみませんっ!!!かつを乗せるのを忘れてましたっ!!!」

とお店の人が飛んできた、というエピソードもありcoldsweats01

まあやっぱり大きな本番前にはかつだろう、と。

というわけでいまいち店も知らない僕は、ホール事務局の人にどこかお昼が食べられるところはないですか?と尋ね、

実はとんかつが食べたいんですけど、と言ってみたところわざわざお店まで連れて行ってくれましたnote

そしておいしくロースかつ定食を頂き、店を出ようとすると、

財布がないっっ!!

そういえば、バッグに財布を入れたまま手ぶらで出てきてしまったんでした。

いやはや、恥ずかしいcatface

仕方なくiPhoneを人質に置き、ホールまで財布を取りに帰ったのでした。

なんか何かしらエピソードが出来るなぁ。

まあカツが入ってなかった事件ほど面白くも何ともないですが。。。

そんなこんなでいい感じにほぐれ(笑)、

レコーディングのためにゲネプロも録音しているので本気弾きして、

写真なんかも撮ってもらって、

疲れ果てて開場。

なんだか今日はいい緊張感。

気が抜けてもないし、緊張でどうしようもなくもないし、

うまく行きそう。

1曲目っていうのはだいたい力が入りすぎて固くなるもんですが、

最初のマズルカから今日はいい感じでニュアンスが出てきます。

そして、まあ東京では割といつもそうかもしれないですが、

トークは最初は少し緊張。

そしてプレリュード。

それからマズルカ。

マズルカの静かに自分の中に沈み込むような曲は、

今回は驚くほどの集中力で弾けました。

集中しすぎて気力を振り絞るのが大変なほど。

前半最後の木枯らしもいい感じで盛り上がったし。

しかし、集中力とモチベーションを維持するっていうのは、言葉で書くほど簡単なことではなくて、

本当に乾いた雑巾から一滴の水を絞り出すような作業なので、

前半が終わる時点で若干の吐き気すらしてくるようになってました。

でも、葬送ソナタはどちらかというと極限状態のほうがうまく弾けるので、

全く問題なしgood

それにしても、今回は3番のソナタがもう一歩自分の中で突き抜けたような感覚がありました。

音が天に向かって登って行った。

そして会場の天井付近で溢れるように膨らんでいった。

そんな感覚を味わいました。

絞り出すのではなく湧き出てくる、

そんな感じだったのかな。

そして、極限状態で本番をするといつものことですが、

終わった後はしばらく頭痛と肩のかなり奥深いところの肩コリとなぜか腹筋の筋肉痛と、に悩まされるわけですがspa

でも、一年の集大成とも言えるリサイタルがうまく行って、本当に良かったconfident

そして録音もしてるので、嬉しさとホッとした安心感も2倍ですhappy01

早くCDにならないかなぁnote

来て下さった皆さんありがとうございました。

お世話になった皆さんありがとうございました。

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松本和将ピアノリサイタル in 東京

リサイタル終わった~~~happy01happy01

うまく行った~~~scissorsconfident

良かったnotes

詳しくはまた後ほどshineshine

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村上三弦道 二代目家元 村上由晢さん

今回の宮崎コンサートの最大のサプライズは、津軽三味線の村上三弦道二代目家元、村上由哲(よしのり)さん。

お父様のお名前を継がれたので男の方の名前だけど、

女の方なんですshine

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プログラムの最後のほうに宮崎民謡の「いもがらぼくと」という歌を大地、おはぎ、まつきの3人でやるということになっていて、

その時に三味線の家元が宮崎にいるから一緒にやれたら面白いんじゃないか、という話を大地から聞いたのが数ヶ月前。

和楽器としては琴や和太鼓とはやったことがあるけれど、やはり新しい楽器、新しい曲、そして新しい人とやるのは最初は全く五里霧中なもの。

いったいどんなアプローチで行けばいいのか全然分からないまま、

29日に家元のおうちで初合わせ。

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もうその瞬間から圧倒されましたねimpact

三味線の音が出て、歌が始まって、

それまで和やかに話していた場の空気が一気に変わって、

本気の気合いモードになりました。

ああ、何も心配せずに自分はその空気に乗っていけばいいだけなんだ、

と思ったら楽しくなって、

アドリブの掛け合いとかも最初はどんな音楽にすればいいか分からなかったので探り探りだったけれど、

どんどん融合していく感覚があって、

このコラボは絶対にうまくいく、という確信に変わりました。

それにしても、やっぱり本物は生で間近で見て聞かないと分からないもんですね。

津軽三味線とかテレビだったら何回も見たことあるはずなのに。

あんなに体の芯が震えるような音が出るもんなんですね。

一気にイメージが変わってしまいました。

そして本番。

ゲネまでも家元十分本気モードだったのに、

本番で定位置についた瞬間なんだかスイッチがもう一つ入ったのが見えたような気がして、

実際出てくる音も、アドリブの勢いも、それまでとは全然違うステージに行っていて、

すごかったcat

いろんな出会いがあって、いろんな世界が広がるもんですね。

またどこかでご一緒出来るといいなあshinehappy01

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宮崎~みんなに音楽大作戦~

宮崎のコンサートも、大成功の中終わりましたscissorshappy01

ゆっくり振り返って書いてる時間がないな~~cat

とりあえず記事の写真から。

コンサートの次の日に、宮崎日日新聞に載った記事ですshine

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読めるかな。

コンサートの最後の礼をするところ。

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なんでこんな写真が撮れたかというと、

こんな演出だったからです。

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コンサートの最初と最後にこの絵のところにそれぞれ重要な関係者が行って、

いろんなことをする、というflair

最後もすごい盛り上がったねconfident

いろんな人の想いがコンサートにはこめられていて、

でも、お客さんには普段それを見ることが出来ない。

演奏者も、その日に来て弾くだけだったら、それが見えにくいことがよくある。

でも、このコンサートは見事に関係した人全員の顔も表情も心も見えるコンサートでしたねhappy01

みんなの想いが結実して、当日は雨が降らなくて、明け方まで続いた打ち上げの間中持ちこたえてたのに、

次の日起きたら雨が降ってたね(笑)。

みんなの気持ちは、僕の雨男パワーより強いみたいですpig

とりあえず今日はこのくらい。

小出しにしていこchick

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