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今年最後のリサイタル in 広島

今年最後のリサイタルは、

今や第4の故郷のようになってきた広島。

いつもヒロシマミュージックフェスティバルの修了演奏会をやっている県民文化センターです。

あ、ちなみに第一の故郷はもちろん倉敷、

第2は東京、

第3はベルリン。

番外編では、第5が宮崎となっております。

県民文化センターは何度も弾いてるけど、

ソロを弾くのは初めて。

室内楽の時はいつもバランスの取り方とか音質とか四苦八苦してたのに、

ソロで弾くとなかなかいいホールじゃないo(^▽^)o

プログラムは、もう今年は弾き尽くした感もあるショパンプログラム。

名曲の場合はいつもそうですが、弾き尽くても弾き尽くても毎回感動を感じられるし、

毎回新鮮に弾けるし、

やっぱり200年近くも残っている曲というのは奥 が深いもんです。

ソナタ集はこれで弾き納め。

来年もまたショパンですが、

来年のコンセプトは

「苦悩を経て昇華へ」。

バラード1番、2番、

スケルツォの1番、3番のような、

激しく狂うような苦しみを乗り越えてショパンがたどり着いたものは、

ベートーヴェンのように「歓喜」ではなく、

全ての苦しみが天に向かって昇っていく「昇華」だったのではないでしょうか。

ソナタ3番の3楽章で見せた天井の世界。

ショパンがそれまでは見せたことのなかったような優しい表情。

しかしそれはシューマンのようにそばにいる最愛の人に語りかけるような優しさではなくて、

それまで頑なに自分自身の弱さや淋しさを見せることを拒んでいた彼が、

スッと氷が解けるように心を開いて全てを見せて、

一人静かに、

静かな心で天に昇っていく、

そんな種類の優しさ。

例えば幻想曲の最後の祈るように昇っていくフォルテッシモのAs-durの和音。

結局最後は落とされてしまうけれど、

バラード4番のコーダの前に見せる天国への憧れのような表情。

そして何よりも最後の大曲である幻想ポロネーズでの、

最後の独白。

そんな世界を1年かけて描いていければいいなぁと思います。

来年もショパンづけだなぁ。

まあでもその合間にベートーヴェンやブラームスなんかもやるだろうし。

来年はどんな音が出るかな(=^x^=)

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