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最近

最近、テレビをほとんど見なくなったなぁと思う。

前は、家に帰るとまずテレビの電源を入れる、

練習に疲れて休憩に入るとまずテレビの電源を入れる、

何か見たい番組があるわけではなくても、部屋にいてテレビが付いてない瞬間はほとんどないくらいだったのに、

最近ホントに見ていない。

なので、尖閣諸島で何が起こったのかもAPECがあることもいまいち知らなかったり。

他にもきっと世の中で大ニュースはたくさんあるんだろうけど、

ほとんど何も知らなかったり。

でもね、それでいいんじゃないかなぁ、と思って。

もうね、音楽のことだけ考えていたいわけなんですよshine

特に、ここのところはブラームスのことしか考えてなかったような気がする。

ブラームスが終わって気がつくと、何もやることがない・・・・

定年後のサラリーマンみたいですね(笑)。

いつもは何があっても移動中の暇つぶし材料は山ほど持って帰ってるんですが、

今回は何にもそんなところに頭が回ってませんでした。

まあ本は実家にもたくさん置いてあるので、

暇を持て余すことはないわけですが。

本当の本当は、

「彼はピアノを弾くとすごいけど、他のことはダメダメだね。」

と言われるようになりたい。

音楽家の中には多分2種類の人種がいて、

一つは音楽以外は何も出来ない人。

もう一つはいろんな他のことも全部出来る人。

僕は本当は前者になりたい。

そんなの簡単になれるじゃないか、と思うかもしれないけど、

自分の中の強力なバランサーは決してそれを許さないんです。

社会の中で見たら、別に何もかもきっちりしてるほうではないですが、

音楽家の中ではかなりいろんな事務作業とか連絡事とか出来るほうだと思う。

スケジュール管理も全部自分で出来るし。

音楽家だからこのくらいでいいか、と自分で思ってるからこのくらいですが、

もし普通の仕事についたら、

営業とか人を相手にする仕事はそれなりかもしれないけど、

事務方になったら多分かなり優秀な人材になれる自信がある(笑)。

でもね、

音楽しか出来ない人達はすごく純粋な音をしてるんですよ。

いろんなことが出来る人は、いろんなことに気が行き過ぎて散漫な音をしてたり、

全部のこときちっとやらなきゃと思って窮屈な音楽になってたり、

そんなことも多い気がする。

絶対そうはなりたくない。

そんなことを思ってると、

どんどん音楽以外の要素を自分からシャットアウトするようになってきたみたいshine

それでもなお、自分の中のバランサーは超強力に働いてしまうので、

いくらそっち方向に頑張っても仙人のようにはなれないので、

それくらいでちょうどいいのかもね。

音楽音楽。

昔、ホントにだらけた生活をしていて、

小渕首相が亡くなったのも2,3日後にようやく知ったんですが、

同じように世の中の動きを知らなくても、

その時と今とは全く違うんだと思うので、

しばらくこんな感じでいこうかな、と思います。

なので、なるべく自分の中での縛りをなくそうと、

ブログも毎日更新を無理にしなくなったわけなんです。

そうするとホントに書かなくなりそうで心配だったんですが、

本番があったり、こうやっていろいろ考えたりする時たびに書いてると、

きっと廃墟のようにはならないかな、とflair

さて、文章の最後をまとめなきゃ、とかいうのももう考えない。

思うままに書くのみ。

では皆さんさようならsun

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日記」カテゴリの記事

コメント

僕は、なるほどなーと思いました。
一流の人の中には、シャットアウトする人いますよね。
かつてのイチローも野茂もそうでしたもん。
集中力を高めることができるんでしょうね。

投稿: けんけん@福岡 | 2010年11月23日 (火) 00時09分

何かに打ち込んでいる時って、みんなそうなんじゃないでしょうか。
ただ、多くの場合は、その「打ち込んでる時」が途切れて現実に戻る時間が挟まるだけで。
今、松本先生の時間軸は「音楽」にシフトしているんだなと感じるだけです。
そんな風に仕事に打ち込める環境を整えていらっしゃる奥様に、感謝しなくちゃいけませんよぉwink
…と言いながら、自分自身を反省する私です…bearing

投稿: ひなまま♪ | 2010年11月17日 (水) 17時30分

いつも松本さんの果てしない宇宙をかいま見せていただき、
わくわく楽しませていただいてきましたが、
このところの想像を遥かに超えたご活躍、大奮闘には、
さらに驚愕です。
脳がクールダウンを欲しているときは、
一息つくのが自然の摂理ですよね。
新たな創造のためにも必要なんだと思います。


プレヴィンのこと、前に書いていらしたと思うんですが、
先日、念願だった弾き振りのコンサートに行ってきたんです。
とっても感動した帰り道、松本さんのことが思い浮かんでいました。
私にとっては共通する魅力があります。

同時に何人か別人が居たんではないかとしか思えないほどの、
あまりにも多面的な膨大な活動。
様々な出会いにインスパイアーされて、
できること、やりたいことを生み出し続けて来て、
80歳を過たからって、それが急に変わるわけじゃない。
ガーシュインの弾き振りでも、
十代からやってるジャズのセッションと何ら変わりはなく、
とても自然にそこに存在する。
大編成のプロコフィエフのシンフォニーを振るのも、
まるで室内楽の一員のような自然さ。
魔法使いがちょっと杖を動かしただけのようなのに、
あるべき響きがつくられる。
彼自身にとっては、ジャズも映画もクラシックも、
ピアノを弾くことも指揮をすることも作曲も、
ぜ~んぶ垣根は無いんだということが、
ストンと納得出来たような気がしました。


松本さんの「思うままに」、、、を、
これからも、わくわくしながら楽しませていただきますね。

投稿: kk | 2010年11月17日 (水) 09時42分

今 松本さんは、より自然体でいられるのではないでしょうか・・・
思うままに、何か考えたり、感じとったり・・・
そうして、さらに豊かな音楽が生まれていくような気がします。
音楽以外のことを、すべて取り除いてしまいたいわけではありませんよね!
いつでも最高の演奏を目指しての 真剣さ が表れている文だと思いました。
無理なく音楽と向き合ってくださいね♪

投稿: ののはな | 2010年11月16日 (火) 18時19分

厳しい事言うかもしれませんが、単なる現実逃避にしか聞こえませんでした。
社会的に認められる立場になったら社会に対する責任もあると思います。素晴らしい音楽を奏でるには、人の喜び、悲しみを感じを感じる感覚も必要ではないでしょうか。
ただ音楽だけをしていても何の深みも感じられません。

音楽だけというのはどうでしょうか。
ファンとして松本さんの考えに残念な思いです。

投稿: 1ファンです | 2010年11月15日 (月) 20時33分

なんか気づいたら泣いていたんですけど(笑)

時々こんなふうに傷口にそっと触れて癒してくれるような文を読ませていただける幸せを噛み締めています!

投稿: hiroe | 2010年11月15日 (月) 01時59分

それは要するに器用貧乏というやつですね☆
私もまんべんなく何かをできるより、一つのことに秀でた人になりたい。

投稿: まのちゃん | 2010年11月14日 (日) 21時45分

わたしもテレビはほとんど見ません。いい番組は選んでみますけど~catなくてもやってけますね~時間は有限ですもの。その分本読んだり音楽を聴いていたいです♪

投稿: 手毬猫 | 2010年11月14日 (日) 00時59分

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