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2010年10月24日 (日)

幸せとは

ちょっと前に人から、

「君にとっての幸せって何?」

って聞かれたことがあって、

ちょっとだけ考えて、

自分にとっての幸せは、

いい音が出したい、

たったそれだけしかないんだ、

と答えました。

今回のベルリンのコンサートは、

友達も何人か聴きに来てくれてて、

前に聞いた時よりも円熟味が出て、巨匠の演奏のようになった、と言ってくれて、

キーワードは「巨匠の弱音」

という話になったのですが(笑)、

でもそのあとで本物の巨匠の弱音を聴くと(ホロヴィッツのことね)、

もうね、

存在感が違うと言うか、

存在そのものが違うと言うか、

打ちのめされる。

じゃないな。

考えさせられる。

ん~~、違うな。

どうにかしてその次元の音を出したい、と思わされる。

これかな。

すごすぎるものを目の前にすると、人は言葉を失って、

言葉の代わりに涙しか出なくなる。

音ってなんだろうね。

なんで心を打つんだろうね。

どんな音が心を打つんだろうね。

なんで音に乗せると、自分の全てをさらけ出すことが出来るんだろうね。

音楽がこの世に存在することは、奇跡だと思う。

そして、そんな奇跡を享受するだけじゃなくて、

自分自身で作り出すことが出来る場所にいることは、

もっともっと奇跡だと思う。


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コメント

「奇跡」…
そんな瞬間に居合わせる事が出来るのも「奇跡」でしょうね。
私にとってはそんな「出会い」すべてが「奇跡」です。

ホロヴィッツの弱音。。。。

松本さんは生で聴かれましたか?
(年齢的にありえないかな?)

最後の来日の際、2度リサイタルを聴きにいきましたが、そりゃ凄かったですよ。
聞こえるか聞こえないかの音量で始めたと思ったら、次のフレーズで1段階、そしてさらにもう一つ、とはっきり段階的に音量を落として。
もう最初の10秒くらいでノックアウトでした。
 
空気、いや蒸気のような弱音でしたねえ。。。

最後の来日の英雄ポロネーズは若い頃のレコードと違いミスあり(すみません…私が、言うことじゃないっすよね)乱雑さあり(すみません重ねがさね)でも…私は泣きましたよ…
松本先生のNo.5も涙が出ました
ちなみに車の中の椿姫も中学生の頃、イタリア語わからず&あらすじわからず…いきなりオペラで泣いた作品です(だってヒロイン死ぬから(T_T)

そんな松本さんの演奏を聴かせて頂ける機会がある事がとても幸せです!!

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