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定期演奏会を振り返って

初めての指揮で、しかも指揮者にとって難曲だということが選曲してから判明した運命交響曲ということで、

緊張と不安でガチガチだった去年。

それに比べて、今年はずいぶんリラックスして臨めた定演でしたnote

合宿の最後あたりから、

「あぁ、今年はもう崩れはしないんだろうな。」という自信がついてきて、

後はもういかにしてさらにいい音を引き出すか、ということに集中が出来るのは、

すごく心地よい感覚でした。

そして、子供達の本番の集中力はすごくて、

普段うまくいかないところもビシッとうまくいくし、

普段出ないような表情とか音量とか出てくるし、

もう大船に乗った気分でしたnote

でももちろんしめるべきところはしめないといけないし、

鼓舞することも忘れちゃいけないし、

少しずつ本番に向けて高まっていくみんなの気持ちを、

さらに3倍くらいにすることを考えながら臨んだ本番日でしたshine

ゲネプロはまさかの早朝9時半から。

しかも朝一でいきなり爆音のスラヴ行進曲。

しかしこれがまたいい出来で、

特に何も言うことはないくらいscissors

ラプソディ・イン・ブルーもくるみ割り人形も問題なく進み、

ゲネプロと本番の間も普段のピアノのコンサートでもなかなかないほどのんびり過ごし、

そしていよいよ本番。

舞台裏でみんなで円陣を組んで掛け声をかけて、

スラヴ行進曲の出だしの張りつめた緊張感を自分の心の中に作り出すために集中力を極限まで高めて、

ステージに出ていく。

オケを立たせてコンミスと握手をして、

その握手は彼女に頑張ってもらいたいという気持ちもあるけれど、

オケの全員を代表して握手をしてもらっているという気持ちもあって、

本当は全員と始まる前に握手を交わしたいくらい。

指揮台に上がって見渡したみんなの顔は、

いい表情してたねconfident

表情豊かな、引きしまった迫力のあるスラヴ行進曲に、

ブラヴォーの声も飛んで、

まずは1曲目大成功shine

次はラプソディ・イン・ブルー。

しかし、これは僕はピアノだけなのでもう全く気楽なもの。

慣れない指揮をした後にピアノを弾くと、

もうどんなことでも出来そうな気がしてくるから不思議なものです。

普段は「なかなか思う音が出ない~。」って思いながら四苦八苦しているというのに。

まあガーシュインだから、っていうのもでかいと思いますが。

自由自在過ぎて、アドリブまでしてしまいましたhappy01

一部の子供達には、

「あれって間違えたん?」って言われましたが(笑)。

間違えたんじゃないよ~~、

あれがアドリブっていうものだよ~~spa

そして後半のくるみ割り人形shine

小序曲はプロオケでもてこずるくらいの難曲なのに、

みんなよく仕上げたscissors

パート練習とか聞いてると、

ほとんどの時間この曲ばっかりさらってたね(笑)。

でも、正直この曲がここまでビシッと仕上がるとは思ってなかった。

頑張ったね~~notes

他の曲もそれぞれキャラクターが存分に生かされてて、

そして懸案の花のワルツも本番は盛り上がりましたnote

みんなも頑張ったけど、

前日の練習で撮ったビデオを見たら、自分の指揮で流れを止めてるところもあるんだなぁと発見したりして、

いやぁ、指揮って大事なんですねぇ。

ちょっと振り方変えたらGPから全然流れが変わりました。

自分もしっかり完璧に出来るようになってから子供達に注意が出来たら理想的なんだけどなぁ。

終幕のワルツはもう、練習の時から毎回盛り上がってたので、

何も心配せずはっちゃけるのみ。

楽しかったshine

そして何よりもすごかったのが、アンコールの「マンボ」。

去年もすごかったけど、今年はさらにパワーアップでしたnote

このノリや勢いは、きっとプロオケでもそう簡単には出来ないに違いないcoldsweats01

そのうち、

倉敷ジュニアと言ったら「マンボ」

のみならず、

「マンボ」と言ったら倉敷ジュニア、っていうくらいになりたいものですcat

全部終わった後のみんなの顔はこれまた、

始まる前とは比べ物にならないくらいいい表情してたねconfident

高揚感と満足感と一体感と、少しの寂寥感と、

すごく大きなことを成し遂げた後の顔でしたflair

情操教育と良く言うけど、

別に音楽をやっていたら人格が育つ、なんて全然思わないんですよね。

じゃあ音楽家はみんな人格者なのか、と。

むしろ社会に溶け込めなさそうな変な人がたくさんいるので(笑)。

でも、音楽を通してこうやってたくさんの仲間と心で繋がって、

共に一つの大きなイベントを成功に導くっていう経験は、

間違いなく子供達を人間的に一段も2段も成長させると思います。

自分は結構個人主義で、集団で何かをやるっていうのが決して好きなほうではなかったんだけど、

こうやっていざ自分が指導する立場になってみると、

みんなで何かをやるっていうのはかけがえのないことなんだなぁ。

むしろ自分自身が成長させられてるような気がしますnote

みんな、ありがとうconfident

来年もまた最高の定演になるといいなぁshine

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コメント

定期演奏会お疲れ様でした。

さらに去年以上の最高の演奏会でしたshineshine現役団員最後の素晴らしい定期演奏会になりました♪本当にありがとうございましたcrying

来年はOGとして先生のご指導の下また演奏できることを楽しみにしてます!!暫し勉強頑張りますhappy01rock

投稿: ほん(Vn) | 2010年8月20日 (金) 00時10分

こんにちはΣ⊆(・∀・⊂⌒つ

先日は激励ありがとうございましたup

練習での先生の指導はとても分かりやすくて、楽しくて、勉強になって、合奏はいつも楽しかったですよ♪
定期演奏会の指揮も素晴らしかったですsmile
今回私は本番で悔しい思いをしたので、
早く来年の定期演奏会で吹いてリベンジがしたいです(´;ω;`)ウウ・・・

あと、龍之介くん、食い初めおめでとうございます!!
めちゃかわいいですね(*´ェ`*)

投稿: たま(FL) | 2010年8月19日 (木) 00時52分

定期演奏会の大成功、おめでとうございます!
倉敷ジュニアフィル東京公演・・・あるといいですね~。

お食い初めも、おめでとうございます。
あるときはピアニスト、またあるときは指揮者、そしてまたあるときはお父さん・・・なんですね~catface

ゴンちゃんはちょっとヤキモチ?
龍之介くんと仲良くなれそうですか?

投稿: ふわふわ | 2010年8月18日 (水) 00時14分

龍ちゃんキャワイイおっきくなりましたね♪オケも楽しそうです♪

投稿: 手鞠猫 | 2010年8月17日 (火) 22時26分

本当に最高の本番でした!ありがとうございましたcrying


とてもほほえましいお写真ですねdelicious拝見させて頂いた私まで幸せな気持ちになりましたshine

投稿: ぴぃこ | 2010年8月17日 (火) 19時48分

ほんとに定演すごかったね‼
 僕もCelloのトップで参加したけど
あの迫力は、プロオケレベル
でしたね(大げさ)
 いやー、
僕もラプソディいんブルーの
アドリブ、最初は
「世界的ピアニストの松本和将が
間違えたか?」
と思ってコンミスと苦笑いしたが
さすが世界的ピアニスト!
アドリブだったんですね
    
   来年も、もっともりあがるといいね

投稿: 佐藤京平(ジュニオケ チェロ) | 2010年8月17日 (火) 14時56分

龍ちゃんの「お食い初め」、おめでとうございます。
抱っこしてらっしゃる写真で、成長ぶりがよく分かります!
定演の時に、龍ちゃんにも会いたかったぁ!
二階席にいらしたとか。残念です…weep

今回、倉ジュニの演奏を初めて客観的に聴いたのですが、「やっぱりいい!!」と再認識しました。
松本さんに常任指揮者として指導いただけるとは、本当に幸せな子供たちですね。
次の機会が待ち遠しい思いです。

投稿: ひなまま♪ | 2010年8月17日 (火) 10時35分

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