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2009年3月25日 (水)

お風呂で譜読み

一昨日のブログで、「お風呂で譜読み」なんてことが書いてあったかと思いますが、

これにはちょっとエピソードというか、流れがありまして

まあそもそも僕がお風呂で譜読みを始めたのは、

2006年、モーツァルトの生誕250周年ということで、

この機にモーツァルト苦手意識をなんとか克服しようという意味もあって、

小田珈琲館で無謀にもモーツァルトピアノソナタ全曲演奏会をやらせてもらったんですね

18曲のソナタの中で、それまでにやったことのあった曲はたった2曲。

モーツァルトなんてCDでも聞くことのほとんどなかった僕は、メロディーすら知らなかったような曲もいくつもあり、

他のたくさんのコンサートをこなしながらそれだけの新しいソナタを仕上げるなんて、

ホントに無謀な試みだったわけです。

2週間弱で、ソナタ4曲譜読みから初めて暗譜までしないといけなかったり。

そんな中編み出しされた必殺技が、「お風呂で譜読み」。

まあそれだけ追い詰められてた、というだけのことなんですが

でもこれが、予想外に良くて。

音を出してしまうと、弾くことに一生懸命になってしまうし、

何よりも、自分の今出せる音の中で音楽を作ることになってしまうために、

イマジネーションが制限されることがあるんですね。

それが、弾かずに楽譜だけ眺めてから弾くと、音楽の全体像がつかめて、音色のイメージも自分の中に明確に出来上がって、

驚くほどうまく弾けたりする。

しかも、お風呂の中では他に何もすることがないし、自分ひとりの空間なので、

結構集中出来るんです。

そんな中、

同じ年の10月に倉敷アカデミーアンサンブルと、モーツァルトとショパンのコンチェルト弾き振りというコンサートがあったんですが、

その時にもりやんがコンマスで、

前日の夜に「アンコールで何か弾いたら?」という話になったわけです。

コンマスという立場なので、もちろんアンコールを用意してるわけもなく、

しかもリハが終わったのが9時くらいとかだったので、次の日までにほとんど練習する時間もなく、

そんな時に、「お風呂で譜読みするといいよ」と僕が勧めたんです。

そしたら、次の日までに見事にチャールダッシュを仕上げてきて、

それ以来、「お風呂で譜読み」はなんだか合言葉のようになってるんです(笑)。

皆さんも、お風呂で譜読み、オススメですよ

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音楽」カテゴリの記事

コメント

実際の音を耳にしないで脳の中で鳴らす所がミソなんですねきっと
ベートーヴェンは耳が悪かったと思いますが、彼も脳の中で音楽をイメージしていたのでしょうね~考えてみたら凄いです!

ちょ(爆笑)

楽譜はラップで包んだりしなくて大丈夫なのでしょうか

お風呂で譜読み…、そんな必殺技が使えるほどわたくしめの部屋の風呂場は、狭いです。

それは、きっとそれは空を飛ぶくらい凄いことなのでは

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