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2008年11月

もう真冬?

寒いっっsign03

倉敷は寒いっっsnow

11月ってもうこんなに寒いんだったっけ?

11月って冬?

まあでも、北風に吹かれながら少し雲のかかった夕暮れを見ながら一瞬物悲しい気持ちになるのもまた悪くない。

ちょっとセンチメンタルな気分になるのも、音楽にはきっと大事だよねcoldsweats01

真夏に汗をダラダラかきながらそんな気分にはなれないもんなー。

音楽やるにはある程度寒くないとダメなんでしょうかsnow

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早起き

コンサートの次の日だというのに、今日は10時には起きたぞ~~sun

早朝だsign01、早朝sign03

今日は午後からRSKラジオ「ラヴ・アンダンテ」の収録だったので、合間にそんな話をしたら、

アナウンサーの辻さんに「私は4時起きでしたよ!!」

と言われてしまった。

4時起きって・・・・・

僕はまだ寝る前でしたmoon1

いや、いつもそんな生活してるわけじゃないんですけどね。

でも、4時半に寝て10時に起きたら睡眠時間5時間半か。

足りないな~~dog

東京でSEやってる友達と話をすると、5時間寝れば十分、そういう生活してれば慣れてくる、って言ってました。

でも、こっちは体力ないんだ~~bomb

短い人生、しっかり睡眠取って体も脳もすっきりした状態で日々過ごしましょうshine

というわけで、今日はまだ午前1時ですがオヤスミナサイッpaper(ん?すでに遅い?)

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ベルリンカルテット

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ベルリンカルテットとのコンサート終わりましたhappy01

シューマンのクインテット、そんなに派手な曲ではないのにものすごく会場が盛り上がって、ビックリしました。

嬉しいねぇnote

シューマンの曲ってホントに一音一音に表情がこめられてるというか、和音が一つ変わるだけで心が動く感じがして、たまらないです。

狙った感が全然ないのがいい。

ベートーヴェンは減七の和音を緊張感を出すために使うけれど、シューマンは切なさのようなものを表現するために使うのかなぁ、とかふと思いました。

終わった後には軽く打ち上げに行ったのですが、みんな日本食好きなんですねぇ。

4人とも箸も問題なく使えてるし。

日本酒も飲んでる人いたり。

でも、みんな豆腐はちょっと苦手みたいでした(笑)。

そういうもんなんだなぁeye

彼らは明日もあさってもコンサートのようです。

お疲れ様~~sign01

みんなすごくいい人達だったので、またどこかで、というかベルリンとかで会えたらいいなぁnote

さて、僕も実際明日も休んでられないので、そろそろ寝ないと。

また朝焼けを見ることになってしまう(笑)。

あ、酔っ払ったら譜読みをしないといけないんだったっけか?

どうもこの計画は無理っぽいですねcoldsweats01

それでは、Gute Nachtmoon3

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グルベローヴァ再び

10月30日にグルベローヴァのゲネプロを聞いてから、”これは一度ちゃんとした本番を絶対に聞かないと後悔する!!”と思い、大枚はたいて行ってきましたよnote

と言っても、とても6万円もするようなオペラを買うような余裕はなかったので、アリアのコンサートなんですが。(ちゃんとオケバックsign03

もうこれは人間業ではないですねchick

もはや人間の声とは思えない。

声はもちろん表情は一番つくけど、自由自在に振り回すのは一番難しい楽器のはずなのに。

鍵盤楽器でも弾いてるんですか、っていうくらいどの音域にも自由に飛んで、どんなパッセージでも鮮やかに一音一音に表情がついてて、

いや、もうそんな細かいことはどうでもいいですね。

本編のほうは正直、すごい調子の良さそうな歌もあればちょっとキツいのかなぁという歌もありました。

最後の歌とかはちょっともう声が疲れてきたのかなぁ、と。

でも、そこからがすごかった。

アンコールで全て解き放たれたようにバースタインの「キャンディード」を歌った時は、

もはや奇跡に立ち会ってるような気持ちでした。

決して天に昇るような荘厳な曲とかすごい悲劇のシリアスな曲ではなくて、どちらかというと軽く、楽しい曲調。

深刻なもの好きな僕にとっては普段なら物足りなくなりそうなものですがcoldsweats01

これがも~~、すごかったsign03

こんな楽しげな曲を聴いたのに、終わったあと涙が出てきましたcrown

2曲目に歌ったこうもりもすごかったしshine

スケジュール的にも経済的にも少し無理はしたけど、これは絶対行ってよかったsign01sign01

心が一杯にまで満たされた気分で外に出ると、みなとみらいはもうクリスマスの装い。

港町ってなんか雰囲気ありますよねぇbar

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朝焼け

珍しく明け方目が覚めてそれから寝れなかったので、諦めて明るくなってきた空でも見ようかと思ってカーテンを開けると、きれいな朝焼けが見れましたhappy01

朝焼けなんて見るの何年ぶりだろ(笑)。

一日が終わりに見せる夕焼けの少し寂しげな美しさと違って、まだ何物にも汚されてない澄み切った空気を通して見る朝焼けは、これから一日が始まるという希望のようなものも感じさせて心地いいですね。

ボーっと見てるうちにあっという間になくなってしまったので、写真が撮れなかったのが残念なところですが。。。

ところで、昨日は松田理奈ちゃんとの住友生命コンサート(非公開)でやる予定のベートーヴェンの7番ソナタを初めて譜読みしてみたのですが、

あまりにも弾けなくてビックリsweat01

こんなにも難しい曲だったのか、もっと早目に始めとくべきだったかsign01

と、思って今日も弾いてみたら、ちゃんと弾けました。

どうやら、昨日は飲んで帰った後に弾いたので、ただ単に酔いで指が回らなかっただけのようですcoldsweats01

ちょっとでも酔うと、すぐに指が回らなくなるんですよねぇ。

畳のふちでも歩けるぞ、というくらいでももうピアノは弾けません。

感覚を研ぎ澄まして繊細なコントロールをしてるので、ちょっとのことでもいつものようには弾けなくなるんでしょうねぇ。

と、いうところでふと思ったのは、

酔っ払った状態ばっかりで練習してたら果たして曲は仕上がるのだろうか、ということ(笑)。

酔っ払って議論とかしてて次の日には何のことについて話したのかも全然思い出せない、なんてことはよくあることでしょうが、(ん?ない??aries

ピアノは頭で覚えるものでは体で覚えるものなので(少なくとも僕は)、頭の記憶ははっきりしてなくても体の記憶は残ったりするんじゃないだろうか。

とか、そんなしょうもないことを考えてみた(笑)。

機会があれば、何かの曲をひたすら毎日酔っ払った状態で譜読みしてみようかwine

そんな悠長なことをやってる余裕はなかなかないかぁpisces

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リハーサル!

ベルリンカルテットとリハーサルしてきましたよnote

一体どんな人達なんだろう、ドイツ人だからやっぱり渋い顔してうわべの笑顔なんて見せない感じなんだろう、とか思いながら(←住んでたくせに先入観入りまくりcoldsweats01)スタジオに入ると、みんなすごくフレンドリーでしたsign01

特に一番年も上でキャリアもあるファーストヴァイオリンのヴォルフ=ディーター・バッツドルフさんは、柔らかい笑顔でいろいろと話しかけてくれ、一気に緊張もほぐれましたhappy01

演奏も、さすがにドイツのカルテット、どっしり構えてうわべの表情でなく真摯に音楽に向かい合っている感じで、シューマンにはピッタリですnotes

28日の岡山シンフォニーでのコンサート、楽しみですねぇhappy01

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牛タン

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仙台と言えばっっ!!!!

牛タンsign01

というわけで、連れて行ってもらいましたshine

なんだか路地裏にある定食屋みたいな小さなところだなぁと思ったら、なんと牛タン発祥のお店でしたhappy02

いや~、牛タンの概念が変わりそうなくらいおいしかったnotenote

焼肉やで出てくるようなペラペラの牛タンとはわけが違います。

さすが、名物だけあるtaurus

仙台では牛タンに目覚め、そしてヴァイオリンにも目覚めたようです。

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パッと見ある程度引け手相に見えないでもないですが・・・・・

どんな音が出てるのかはご想像におまかせですcoldsweats01

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仙台!!

3連休ですねぇnote

昨日の夜の新宿も、今日の朝の東京駅も、人、人、人。

みんな連休を謳歌してますnotes

そんな僕も、仙台に来てますよshine

ただ、休日ではなくてマスタークラスで来てるのですが。。

音楽家をやってると、世間が平日なのか休日なのか、連休がいつあるのか、そんなことが一切関係なくなってきます。

今回の連休も、昨日の朝のテレビで「今日から3連休です!!」って言ってて初めて気づいたくらいで、何もなければ気づかないまま終わったかもしれませんaries

まあその分、音楽家は「今日からは連休だ!」と自分で決めれば、本番さえなければいつでも連休になってしまうので、気ままなもんですが・・・

明日もレッスン。

今日は珍しくパソコンを持ってきてないので、早寝するとしましょうhappy01

皆さんオヤスミナサイhorse

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ベルリン

今日は軽くコメント返しだけにしましょうかnotes

ベルリンで危ない思いをしたことがありますか、ということでしたが、

僕はそういうことは全くありませんでした。

なんと安全な街なんだろう、と思っていたほどです。

ドイツの他の街を比べたらどうなのかなぁ。

もちろん大都市だからいろんな人がいて、駅の周りはアル中の人がたまにうろうろしてたり、あとベルリンはいろんな国の人がいるので、やっぱりなかなか仕事にありつけないような人達もいて(ドイツそのものが失業率がかなり高いので)、そういう人達が集まってる地域はちょっと危なかったりすることもありますが、

でも、そういうのをなんとなく知ってたら、基本的にベルリンはすごく安全だと思う。

スリにすらあったことないし。

パリから来た友人も、パリに比べてベルリンのほうが安心できると言ってました。

ベルリンはだいたいどの通りも間違いなく車道と歩道が両側にあるくらい広々としていて、建物も威圧感のあるような大きな建物ばかりで、ちょっとした路地裏みたいなのが皆無なんですね。

だから、夜歩いてても人が隠れられるような暗がりがあんまりない。

どの場所も遠くから見渡すことが出来る。

だから、危ない人も何ともしようがないのではないか、ということでした。

なので”こまち”さん、気にせずベルリンに来られたらいいのではないでしょうか♪♪

そうそう、やっぱり倉敷で聞いたティーレマン=ミュンヘンフィルもまた最高でしたsign03

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ウィーンフィル

芸術劇場でウィーンフィルやってましたね。

いい音だな~~~~note

弦楽器の重なり合った響きに、思わず唸ってしまいました。

ベルリンで聞いたときの印象とずいぶん違ったなぁ。

あの時はアーノンクールだったからかな。

また生で聞きたいな~~sign03

チャイコフスキーの5番は、ベルリンで聞いたテミルカーノフ=サンクト・ペテルブルクフィルが良かったなぁ。

お腹にビリビリ響いてくるような音圧で。

これぞロシア!!という感じでした。

倉敷で聞いた、ヤンソンス=コンセルヘボウも良かった♪♪

ベートーヴェンの8番の2楽章とかがすごいエレガントで。

そして、もちろん何度も何度も聞いたベルリンフィル。

賛否両論ですが、僕はラトルが大好きで、一番最近聞いたドビュッシーのペレアスとメリザンドも良かったし、ラヴェルのマ・メール・ロワは空気中にフワッと浮き上がってくるようなきれいな音色で、ブルックナーというイメージはないけどブルックナーの9番も最高でしたし。

いいオケ聞きた~~いcatface

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Radio Momo

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岡山シティFM、通称レディオモモに初めて出演してきましたnote

一緒に写ってるのはDJのジャッキーさんhappy01

ではなくて、なんとうちのピアノや岡山方面のコンサートも時に調律してもらってる調律師さんなんですsign01

本業はもちろん調律なんですが、フラメンコギターは弾くは、パーカッションにもこっていてあっちこっちの公演でも叩いてたりと、いろんなものに手を出しているつもりの僕もビックリなほど幅広い活躍をしています。

そして、どっからこんなの手に入れてくるの?と思うようなマイナーなジャンルの音楽にも驚くほど詳しくて、その知識をかわれてたまに番組を持っているそうですshine

そこに今回はゲストとして出てきたわけですdiamond

1時間もの長い番組だったんですが、次から次へと面白い音楽を紹介していて、あっという間でしたnotes

来週、11月29日土曜日の2時から3時レディオモモで、30日日曜日の夜8時から9時、FM倉敷で放送されますよpaper

P.S.松本和将Official websiteのほうにもスケジュール載せましたsign01

1月に広島で弦楽四重奏でピアノコンチェルトやるので、その予定も載せましたsign03

そして、来月杜のホール(相模原)での黒川侑君との曲目が一部変更になったので、それも載せましたsign01sign03

日記 | | コメント (1) | トラックバック (0)

小田珈琲コンサート、そして「果たして何もしなくても自然と音楽は鳴ってくれるのかどうか」の考察

今日は小田珈琲館でのコンサート。

しばらく時差ボケでちょうど夜がつらかったのですが、ようやく調子が出てきた感じですscissors

今日のコンサートは珍しくずいぶんと冷静でした。

今まで弾いてきた曲が多かったからかな。

燃えなかったという意味ではなくて、自分のやるべき表現、そして今出している音が、遠くから全部手に取るように分かるような不思議な感覚でした。

どこかにもう一人の自分がいて、「ここでもうちょっとこういう表情出したらいい」とか、「まだ盛り上げるのは我慢しといてもうちょっとこのままでいこうか」とか、リアルタイムでアドバイスをしてくれているような感じ。

だから、自分でも思いもしかったような表情が出てくる出てくる。

すごく楽しみながら弾いてましたnotes

いつも弾いてる小田珈琲に帰ってきたという安心感もあったのかもしれませんねhappy01

月光も、こんなに素晴らしい曲だったんだ、というのを初めて自分でも理解出来たくらい、いい感じに弾けました。

冷静だったからこそ燃え上がれたというのも、面白いものですねnote



さてさて、昨日本当はアップするはずだった長い日記、3度目の正直で今回こそは出しますよshine


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9月26日の青陵高校でのコンサートへの感想が、生徒たちから届きましたhappy01

嬉しいねぇshine

音楽に関わる一部のコ達だけですが、みんないろんなことを感じてくれたんだなぁ、というのが分かって良かったsign03

中でも、きっとなかなか理解するのは難しいだろうな、と思っていた武満徹の雨の樹素描が、意外にも半分くらいのコが良かったと書いててくれて、”さすが青陵生good”と思いましたね(笑)。

さて、その手紙の中に一つ、結構いい質問があったので、ここでそれに対して僕の考えを書きたいと思います。

質問はこんな感じ。

”私は「作品に対する情熱が感じられない」とよく言われます。

決して情熱がないわけではなく、以前は、「自分はこう弾きたい」という思いを持って弾いていたのですが、意識が変わったのは、小学生のときに見たルービンシュタインの映像がきっかけでした。

そのときから私は、作品を演奏する上で最終的には、「何もしなくても自然と音楽が鳴ってくれるのが理想だ」と思って今までやってきました。

その結果、「情熱が感じられない」と思うことが多いんです。

でも、特にバロックや古典の曲を弾く時は「こう弾きたい」という思いが音楽の本質を損ねてしまうのではないかと、戸惑ってしまいます。

どう作品と向き合っていくべきなのでしょうか?”

ん~~・・・・

いい質問だっっsign03sign03

とりあえず何はともあれ、小学生にしてルービンシュタインの映像を見て影響されてしまうというその感受性の豊かさに脱帽。

確かに、ルービンシュタインの演奏って、何にも余計なことはせずにただ音を鳴らすとそれが音楽になっている、というような印象をすごく受けると思います。

僕はむしろ、ホロヴィッツのように、出来ることを極限までやりつくしたような演奏に影響を受けたほうなので、ルービンシュタインは生ぬるいような気がして昔は正直好きになれませんでした。

なぜそこまで何もしないのか、と。

でも最近、聞けば聞くほどその懐の深い大きな音楽性が感じられて、どんどん好きになっています。

では、果たしてルービンシュタインが本当に「何もしていない」のかどうか。

彼女は、「何もしなくても自然と音楽が鳴ってくれるのが理想だ」と書いていますが、

もしそういう音楽を目指すのであれば、

僕は、「何もしなくても自然と音楽が鳴っているように聞こえるのが理想だ」、と思います。

決して、本当に何もしなくても音楽が鳴ってくれるわけではないと思う。

そうだとしたら、素晴らしい音楽さえそこにあれば演奏はコンピューターでもいい、ということになってしまうわけだから。

これに関して、バレンボイムがいいことを言っていました。

ちょっと何で読んだかも覚えてなくてうろ覚えですが、

「古典の音楽について、余計なことは何もしないべきだという人達がいるが、そういう人達の演奏はただ単に大人しく弾いているだけだ。」

というような内容だったと思います。

僕自身もそれはすごく感じることで、

「余計なことは何もしなくていいんだ。」

という音楽家に限って、本当に何も中身のない音楽だったりすることがある。

そういえば、昔から思っていたことなのですが、

「何も大げさなことはしてないように聞こえる演奏ほど、その裏ではものすごくたくさんのことをやっている。」

のではないでしょうか

きっとルービンシュタインとかは、考え抜いて研究し尽くしてやってるわけじゃなくて、さらっと指の先で感じて出来てしまうのではあるかもしれないけれど、

それでも、何もしなくてもそこにはすでに小宇宙が存在するくらいにいろんなことを感じ取ってるような、そんな気がします。

要はそれを、むき出しにして表現するか、距離をとって紳士的に表現するか、ということでしょう。

例えば、レストランでおいしいパスタとかを食べた時に、

同じ言葉で「おいしい」と表現するとしても、

若い女の子が感無量な表情で少し高めな声で「おいし~~~~!!」と言うのか、

人生の酸いも甘いも知り尽くしたような、ジャケットをピシッと着こなした紳士が、「おいしい。」と控えめに言うのか、

そういう違いかな。

聞こえてくる雰囲気としてはずいぶん違うものなわけですが、感じている感動はきっと同じはず。

間違えても、「オイシイ」と4つの音をただ並べるように言うのとは全くわけが違うわけです。

僕自身はルービンシュタインのような方向性ではないので、何もしてないようで全てがあるような音楽をする人がどういうアプローチをしているのかは全く分からないのですが、

例えばバロックや古典など過剰になっては逆に音楽を壊してしまうようなものを弾くときには、

一旦やりすぎなほど表情をつけてから不必要なものをそぎ落としていくことが多いです。

それは、高校生の時に受けたホロヴィッツコンクールにまでさかのぼることが出来るんですが、

当時バッハのパルティータ1番を弾いてました。

そして、きっと例によって表情たっぷりに歌ってたんでしょうね、練習のときにある友達から、「もっとあっさりと弾けば?」とアドバイスされたのです。

自分ではその時はよく分からなくて、「こんなに何もやらなくてもいいのか???」と疑問符だらけだったのですが、

でも「いろいろやろうと思わなくても表情も色もちゃんとついてるから大丈夫」と言われ、「そういうものなのかぁ。。」と思ったのでした。

でもそれは、最初から何もやらないのではなくて、一度たくさんの色を塗った後にそれを削っていったから出来たことなのかもしれません。

なのでとりあえず、”これでもか”というくらい表情をつけてみてから、やりすぎたところを戻していくというのも一つのやり方なんじゃないかなぁ。

とまあ、こんなところでいいかなぁ。

あ、ちなみにこの文章は2週間前くらいに一度書いたのを直したものなので、

青陵のコ達からの手紙も最近来たように書いてますが、実際はもう3,4週間前ですcoldsweats01

時間が経つのは早いなぁ。

それにしても今日はいい天気でしたねぇsun

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明日はものすごく寒くなるそう。

やっぱり天候には恵まれないんですねぇ(笑)。

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あれ~~~

前に書きかけて下書きで保存してた長い日記を昨日書き上げたのに、また下書きのまま保存してしまってアップされてなかったwobbly

せっかく頑張って書いたのを半端な時間(すでに翌日の正午coldsweats01)に出すのももったいないので、今日の夜にでもアップしようかなnote

というわけで、今日は岡山の表町商店街に突如出現した馬の画像でもcarouselpony

081118

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今日こそは!!!!

昨日はいまいちお茶を濁し損ねたので、今日こそはお茶を濁すぞ~~rock

A081114








以上っ!!!aries

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地球の不思議

時差ぼけだwobbly

たった4時間の差なのに。

今日本が夜中の2時。

あっちは朝の6時かぁ。

ほとんど完徹したくらいのペースになってしまうわけか。

眠いわけだsleepy

いつもならまだまだこれから、という時間帯なのに。(←それがおかしいmaple

じゃあ今日は、ニュージーランドの残りの写真でお茶を濁しましょうかcamera

4日目のことをほとんど書いてないんですよね。

まああまりたいしたことをしてないんですが。

前日は3時くらいに寝たにもかかわらず、4日目は7時起きでオークランドへ移動。

もともと朝が弱いのに加えて寝不足、そしてコンサート翌日の気が全て抜けてしまった状態だったということで、テンションどん底でした(笑)。

倉敷からのツアーの方々はオークランドで少し観光をするようでしたが、それに同行するような気持ちと体の余裕は全くなく、自分だけは一足先にホテルで下ろして下さい、とお願いしてました。

でも、昼を過ぎるとだんだん元気になってきて、それからガイドさんの話がすごく面白かったのでだんだん興味をかきたてられてきて、結局皆さんと一緒にマウントイーデンまで行っちゃいましたshine

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笑顔の中にも疲れが垣間見えますcoldsweats01



その前に昼食をとったところの海岸での写真も。

Apb140118






パック旅行とかは今までしたことがなかったんですが、いろんな説明を聞くことが出来るというのは大きなメリットですね。

でも、職業柄どんなことでも自己責任で自由気ままにやることにあまりにも慣れてしまってるので、

集団生活はやっぱり肌に合わないっぽい。

「何時までに集合してくださいsign01

とか、

”みんなでゾロゾロとガイドさんについて行く”

とか、

どうも耐えられないようです(笑)。

わざと反対に歩いてみたりみんなが取らないような行動を取ってみたくなってしまうcoldsweats01

もはや会社とか組織の中では生きていけないんだろうなぁ。

音楽家ってつくづく、独特な職業です。

だからと言って、あっちこっち冒険して歩いたり、フラフラとジプシー風の生活をする、というのもまた出来ない。

基本的に、行動力はそんなにあるほうじゃありません。

行動力はない、

しかしみんなと同じように動くのもいやだ、

そりゃあ、単なる引き篭もりじゃないか( ̄□ ̄;)!!

まあ音楽家なんて、引き篭もりの一種でしょうかcoldsweats01

ギターの鈴木大介さんが、

「ギタリストとかピアニストとかみたいに一人でひたすら仕上げなきゃいけない楽器は、

どんな場所にでも顔を出すような人よりも、ずっと一人で篭ってても平気な人のほうが向いているんじゃないか」

というようなことを言ってました。

じゃあ僕は合格だgood

あ、でも人と話すのもわりと好きなんですよね。

いろんな人と話して、いろんな刺激を受けたい。

地球上にいる人全てと話がしてみたい、なんてふと思うことがあります。

でも、いろんな人と話してると今度は疲れてきて、家でボーっとしたくなってくる。

外から刺激が入ってくると自分の心の中に波が立ってしまうので、なるべく何も起こらないようなところで静かに過ごしていたい。

禅の修業とか滝行とかやってみようか、なんてふと思うこともあります。

そして今度は、ずっと家でボーっとしてると外界とのコンタクトが懐かしくなってしまって、外に出たくてしょうがくなってしまう。

一体どうすりゃいいんだ(笑)。

苦悩の日々です。

そして、タイトルの「地球の不思議」とはもはや全く関係のない話題にまで飛躍してしまっていることに気づく、ニュージーランド時間朝6時15分なのでしたairplane

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帰ってきました!!!

日本に着きましたairplane

寒いかなぁと思ったら、むしろこっちのほうが暖かいんですねsun

でも、Yahoo天気で予報を見ると、小田珈琲館コンサートの水曜日には最低気温3度になるそうで・・・

真冬じゃん( ̄□ ̄;)!!

ブルブルsnow

ニュージーランドは天候が変わりやすいと言ってましたが、日本もたいがい気温の変動が激しいですねぇ。

季節の変わり目。

時差の変わり目。

体調崩さないように頑張っていきましょうnote

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すごい反響だ!!~ニュージーランド4日目~

A0811134







おぉぉ、昨日の日記にコメントが14件も入ってるsign01

ミラクル!!!(笑)

いやぁ、嬉しいなぁhappy01

最後の最後まで精神力も体力も使い切ってしまったようで、今日はヨレヨレになっていたのですが(笑)、たくさんの温かいコメントを読んでエネルギーをもらいました!!

それにしても、英語のコメントが入ったのは初めてですねぇscissors

予想外にたくさんの人が来たのでプログラムが足りなかったのかな、曲目が分からないという方がおられたので、プログラムを書いておきます。

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バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ

ショパン:3つのマズルカOp.50

リスト:リゴレット・パラフレーズ

ー休憩ー

(インタビュー)

ショパン:英雄ポロネーズ

ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」

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という感じでしたshine

リハでシャコンヌを弾いたときからもう、大聖堂の荘厳さに打たれたようになっていて、

さすがに昨日は30分前くらいからずいぶん緊張してました。

でも、早目に緊張していたおかげでその後で考える時間がたくさんあって、緊張をいいモチベーションに変えられたような気がします。

さて、少しだけモチベーションをもう一度高めるために気持ちを休めて、また次は19日の小田珈琲館のコンサートに向けて気持ちを持っていかないと。

もちろん練習もspa

あ、ライブ盤は出ないですよ~~bleah

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大聖堂のミラクル~ニュージーランド3日目~

ミラクル!!!!

プログラム最後の熱情が終わると同時にブラボーの合唱が聞こえ、ものすごくたくさんの人がスタンディングオベーションをしてくれました!!

いい演奏が出来たという実感と、大聖堂の荘厳さと、オーディエンスの温かさに包まれて、危うく泣きそうでした。

今日の演奏会は、クライストチャーチの顔とも言えるこの大聖堂。

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ここの中に、どどーんとスタインウェイのピアノが運び込まれたわけです☆☆

A0811131














どうです、この雰囲気!!!

思わず懺悔したくなってくるような雰囲気じゃないですか??

ここで演奏が出来るというだけで、はるばるニュージーランドにやってきた意味があるかな、と思わせられます。

果たしてお客さんが集まるかな、と心配してたのも全くの杞憂で、600人以上の人が集まってくれて、イスに座れない人もいたくらいでした。

A0811134


ほら、こんなにたくさんの人note
現地に住んでいる日本人の人もたくさん来てくれました。
そしてニュージーランド人もたくさんいたなぁshine


演奏会が始まると、この雰囲気!!!!!

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いつもは見上げたらホールの天井ですが、今日は見上げると、美しいステンドグラスや、石造りの立派な柱があるわけです。

そりゃあ、いろいろと影響受けますよねえ。

そして、盛大なスタンディングオベーション。

一生忘れられないコンサートになりそうですsign01

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鳥の国?~ニュージーランド2日目~

今日も快調にニュージーランド2日目です♪♪

4時間というビミョ~~~な時差で、全く予想外に夜の寝つきが悪く朝が眠くて死にそうだった僕は、11時からすでにピアノを弾いてました。

午前中のうちにクライストチャーチ市内の学校で生徒のために演奏会。

でもやっぱり、弾いてるうちに元気になってくるんだなぁ、これがまたscissors

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結構勉強とかもレベルの高い学校のようで、みんなお行儀よく聞いてくれましたhappy01

そして、昼から現地のピアノの先生達や学生達との交流会みたいなのがあって、

夕方ようやく少しだけ観光が出来ましたsign01

ニュージーランドといえばやっぱり自然が綺麗な国。

それにしても、街中のカフェでスズメを見ようとは、誰が想像しただろうか( ̄□ ̄;)!!

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そして、街中を流れるのどかなエイヴォン川のほとりには、

これまたなんだか名前は分からないけど鳥が( ̄□ ̄;)!!

しかも、親子で( ̄□ ̄;)!!

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しかし、なんだこの鳥は・・・

動物系は極端に弱いんですよね~~catface

そして、夜は現地の日本人の方々と会食wine

この国は、イタリアのように次から次へと歴史的な建造物が押し寄せてくるような刺激はないかもしれないけれど、ひたすらのんびりと見て回るとこののどかさ、平和さがやみつきになりそうですね。

演奏でやってくるとなかなかそんなにのんびりしてる暇もないんですが(^^ゞ


ところで、最近日記に結構コメントがついてて嬉しいですnote

北九州で聞きに来てくださった方も何人も書いてくださってましたねsign01

もちろん、響ホールは大好きなホールですし、お客さん達も温かくで大好きなので、呼ばれればいつでも行くつもりですよshine

そして、「無言の夜景」にミナさんから鋭いコメントが。

確かに、影響受けまくりです(笑)。

ちなみに、このとき直前に読んでいたのは、江国香織の「冷静と情熱のあいだ」です。

図書館でふと目に留まったので、話題になった小説だし、借りてきてみましたtaurus

それから、manoちゃんから「演奏会によって燕尾服を着る時と着ない時があるのはなんでですか?」と。

ん~~、難しい質問だなぁ。

まあ要は、演奏家の好みということに尽きるわけですがcoldsweats01

僕はやっぱり、服でもいろいろと遊びを入れたいので、燕尾だとそういうことが出来ないから、普段はスーツにしてます。

でもやっぱり、周りがみんな燕尾で自分だけカッコつけたスーツというわけにもいかないので、そういう時は燕尾にします。

タキシードは着ないことに決めてますが。

でも最近は、特にアメリカ方面の演奏家を中心に、少しカジュアルな服装にシフトしていってる気がしますね。

適当に着崩してるんじゃなくて、本当にこだわりがあってそうしてるように見える人は、やっぱり見てて楽しいですねnotes

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ニュージーランド1日目

ニュージーランドはちょうどサマータイムで、日本との時差は4時間。

ヨーロッパの8時間とかなら腹をくくってかかるのですが、4時間ってビミョーなところですよね(笑)。

夜の飛行機でこちらに着いたのが現地時間の朝の10時。

日本時間で言うところの朝の6時です。

着く2,3時間前には朝食とかで起こされるので、夜中の3時にはもう起きた計算かsweat01

長時間のフライトの後は、だいたいピアノもうまく弾けないもんです。

でも、今日は倉敷から来た人達のためのコンサート。

適当なものを聞かせるわけにはいけません。

しかし、案の定リハーサルでは結構ボロボロ。

果たして大丈夫なのか??と心配してたんですが、

これがまた演奏家と言う職業の不思議なところで、

そこに人が集まって、そして素晴らしい作品を演奏してると、だんだんエネルギーが溢れてくるんですね。

1時間くらいのミニコンサートだったんですが、最後の熱情は大盛り上がりでしたよhappy01

それにしても、姉妹都市ということで昔から名前はよく知っていたこの町で、倉敷の人達の前で演奏すると言うのも、なんだか特別なものがありますねshine

いい想い出になりそうですsign03

・・・ってまだ終わってないんだったcoldsweats02

最後に、伊東香織市長とcamera

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ニュージーランド

これからニュージーランドに行ってきますp(^^)q
ちょっと暖かくなって、今の東京と同じくらいの気温になったみたいだね。
良かった良かった♪
あっちでネットに繋げるかな〜。
まあ繋がんなくても、携帯からでもブログはアップしますよ!!
それでは行ってきます!(^^)!

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北九州音楽祭

今日のコンサートはかなりスーパーでしたhappy01

なんか、ものすごく素晴らしいホールだけにホールそのものにオーラのようなものがあって、

そういえば毎回ここで弾くときは緊張してたんだった、というのを本番直前に思い出しました。

しかも、ソプラノの豊嶋さんの本番での集中力はものすごくて、後ろでピアノ弾いてても役に引き込まれるようでした。

最初にアリアを3曲。

3曲目は、「(ちいさい息子に向かって)母を知らずにお前は死んでしまったのね」と歌う、「修道女アンジェリカ」からの重~いアリア、”母もなしに”

これまた鬼気迫る感じで引き込まれてズドーンと終わっていったので、

その後のリゴレット・パラフレーズが弾きにくい弾きにくい(笑)。

モードを変えるのに少し時間がかかってしまいました。

でも、最後はだんだん気持ちも盛り上がって、体も温まって、いい感じで終われました。

カルメンも、お客さん沸いてくれて嬉しかったですねnote

豊嶋さんの蝶々夫人とかもサイコーでしたsign03sign03

さて、僕らは第1部で早々に終わり。

まだまだ他の皆さんこれから本番で緊張しているかもしれないのに、そんなのを脇目に記念撮影camera

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評論家で、音楽祭のミュージックアドバイザーの奥田佳道さんも一緒にscissors

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N響コンマスのまろさんも一緒にshine
変わった燕尾のシャツですね~~happy01

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第2部の途中からは客席で聞けました。

打楽器楽しいですねぇnotes

リハでもカルメンとか聞けたんですが、編曲もすごく多彩な音色が出てくる感じで面白くて(だけど奇抜なわけではない、というのがすごいと思う)、みんなで一緒に音楽を作っていこう、という結束力のようなものも伝わってきて、一緒に体が自然に動いてしまうようでした。

しかし、菅原さんのマリンバはすごかった。

あれ、最後のほうに弾いてた小さいやつも”マリンバ”でいいのかな?

打楽器の知識が足りなくてすみませんcoldsweats02

もう60を越えているとは思えない超絶技巧で、音楽的で、

周りの若い方々をどんどんあおって引っ張って行っている姿がカッコ良かったですhappy01

ここでまた記念撮影(笑)

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そして第3部はまろさん達の弦楽五重奏。

ここで弦の音色になってオーソドックスな感じになるのかと思いきや、とんでもないsign03

N響で弾いている時のまじめな表情からは考えられないほどのエンターテイナーぶりを見せてくれました。

ここでは、どうやったらお客さんが心から楽しんでくれるか、ということを知り尽くしているんですねnote

ここでまた記念撮影(笑)、

と行きたかったのですが、コンサートが押しに押して、

終わった後に予定されていたレセプションに一刻も早く向かわないといけない、という感じで、

撮り損ねましたbearing

そして、僕は明日ニュージーランド行きの飛行機に乗らなきゃいけないので、ワインをほんの1杯2杯3杯飲んだだけで北九州空港へ向かいましたcar

いやぁ、楽しいコンサートでしたsign03

さすがに3年も連続でというのは難しいだろうけど、またいつか北九州行きたいですね~~heart01

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無言の夜景

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小学校の頃、なぜか電車の時刻表ばかり見ていた。

別に電車オタクなわけではない。

見知らぬ土地に思いをはせていたわけでもない。

たぶん、たまたまそこに時刻表があったから。

でも、それだけの理由にしては余りあるほど、その小学生は駅の名前を覚えまくった。

きっと1ページ目に書いてあったのだろう、山手線の駅の名前はとりあえず全て覚えた。

そして、まだ乗ったことのない新幹線には興味があったのか、山陽新幹線の駅も全て覚えた。

台所の冷蔵庫に貼ってあるホワイトボードに、順番に駅の名前を書いていたのを今でも覚えている。

博多の次は小倉。

小倉駅はいろんな線が出る大事な駅だから、必ず新幹線は止まる。

北九州という市の名前を知るずいぶん前から、小倉という名前は知っていた。



そんな小倉の街に泊まるのもこれでもう4回目。

そのうち3回は北九州音楽祭で呼ばれているので、この駅前の景色をホテルの窓から見下ろすのも3回目ということになるはずだ。

もうずいぶん深夜だと言うのに、まだかなりの量の車が走っていて、駅前には人の姿もちらほら見える。

まだまだ街は動いている。

でも、ホテルの窓がすごい防音になっているのか、ただ単に高いところにいるからなのか、そんな街の音は全くといっていいほど聞こえてこない。

新幹線が通ってさえも何も聞こえない。

まるで、ミュートにした大きなスクリーンを見ているような感じ。

どこかフワフワとしていて、夢の世界のよう。

あっちが夢の世界なのか、それともこっちが夢の世界なのか。

そういえば、カラオケの画面を見ても同じような感覚に襲われることがある。

にぎやかに音楽は鳴っているんだけど、それとは全然関係ない画面が流れていて、

当たり前なんだけど、そっちの音は全く聞こえてこない。

恋人同士が幸せそうに話をしている場面でも、その会話は聞こえてこない。

車で夜の街を走っている風景でも、そのエンジン音は聞こえてこない。

音の世界で生きている者としては、そこに音がないというだけでその世界がなんだか現実離れした物悲しいものに思えてしまう。

だから僕は、いつでも身の回りを音で溢れさせてないと気が済まない。

良くないことかもしれないけど。

なので、部屋に入るとまず何はともあれテレビを付けてしまう。

別に画面は見ていなくても、そこで誰かがしゃべっていて何かが音を立てていると安心できる。

テレビを付けていない時は音楽が流れている。

車に乗るときでも、だいたい常にロックかポップスが流れている。

だから、こんな風にテレビも付けずにひたすら夜景を見ているというのは、自分にとっては非常に珍しい。

そもそも、変化のない物はあまり好きではない。

というか、すぐに飽きてしまう。

歩きながら景色を見るのが好きな人もいるだろうけど、僕の場合は景色の移り変わりがあまりにも遅すぎて物足りなくなる。

せめて自転車くらいの速度は欲しい。

電車から眺める風景もなかなか飽きない。

でも、たまにはこんな風に、車が動いているという以外にはこの1時間何も変わらないような景色を見ているのもいいのかもしれない。

たくさんの変化に自分も頑張ってついていこうとしなくていいので、一つ一つのものをじっくりと深く見ることが出来る。

そしてそれは、その景色を通して自分自身の内側を立ち止まってのぞき見る、というところにつながっていく。

そして、この音のない世界こそ、自分が今生きている現実世界に違いないのだ、という確信を得ることが出来る。

さて、明日は本番!!

少し前から現地入りしていると、本番直前まで日々の生活に追われるということがないので、

こんな風に、生活していく上ではどっちでもいいようなことをたくさん考えながら、少しずつ本番に向けて気持ちを高めていくことが出来る。

ありがたいことだ。

明日は音楽祭最終日のフィナーレ・ガラコンサートなので、満員らしい。

どんなものでもいい。

聞いている人の心の何かが届くような演奏をしたいなぁ。

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北九州音楽祭

あさっての本番のリハのために、今日から北九州入りしてますhappy01

せっかくの北九州なのに、天気悪いなぁrain

ここのところの疲れと寝不足もあって、いまいちテンション上がらずにいたのですが、

夜に聞いた南紫音さんのコンサートで一気に元気になりました。

まだ大学1年生なのに、あんなに音楽的にブラームスの3番が弾けるなんてすごいsign03

同じ音楽祭でいい演奏を聞いてしまうと、やっぱり刺激を受けますねshine

今回共演する豊嶋起久子さんもすごくいい歌手ですよnote

ピアノソロもあるから、頑張らなきゃなぁrock

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深い河

明日から北九州だし、来週はニュージーランドだから、本でもあったほうがいいかな、と図書館をぐるぐるして遠藤周作の「深い河」を借りてきた。

代表的な作品でだいぶ晩年のものらしいけど、どんな感じなんだろうか。

一つ前に読んだ「悲しみの歌」も、後に余韻を残していくような作品で良かったけど、今回のも何かを自分の中に刻み込んでくれるかな?

と思いながら本を開くと、

やっぱり読みなれた遠藤ワールドは心地いい。

文章がすっと心に入っていく。

ストーリーももうすでに知っているもののように、しっくりとくる。

うん。

ん?

あれ??

あ、これ1,2年前に読んだことあるじゃんσ(-_-;)

すぐにストーリーを忘れてしまう僕とはいえ、読み始めてもしばらく気づかないとは・・・

いよいよボケてきたのかriceball

だから、読まずにまた返そうか、とか思ったのですが、

どうも本を閉じることが出来ずに、読み進めて行くと、

やっぱりどんどん引き込まれていく。

ストーリーだけ追いかけてしまって、「もう細かい描写はいいから、次の展開はどうなるのよ??」と思ってしまう作者さんもいるけれど、

遠藤周作を読んでるときは、自分の進んで行きたいテンポと彼の進めて行くテンポがピッタリとくる。

いや、それはおこがましいな。

完全に文章の中に入り込んでしまっているだけか。

そうか、いまいち入り込めない時に、「次は?」と急いでしまうのかな。

そして結局、最後までは時間がなくて読めなかったけど、ずいぶん読んでしまいました。

やっぱりすごい作家だなぁ。

早く全部の作品読みたいnote

そういえば、小説もやっぱり本気で読むときは一気に最後まで読んでしまったほうがいいんだろうか。

シンフォニーを、今日はこの楽章、明日は第2楽章、といって聞くのは、やっぱり関連性が聞けなくなってしまうのと同じように。

でも、そんなことしてたら、長編なんか読みきれないしなぁ。

まあ自分のペースで読めばいいか。

ちょっとだけ時間が出来たから、5ぺージだけ読む、とかいうことだけはやめよう。

ところで、昨日は新宿の「みやこんじょ」というところで飲んでたんですが、

大地と何度か言ったのを店長(社長?)が覚えててくれて、ずいぶん盛り上がって、

目立つところに12月14日の杜のホールのチラシを貼ってくれましたscissors

写真撮ってくれば良かったなぁ・・・

本当に12月14日までずっと貼ってくれてるのか、

機会があったら皆さんチェックしに行ってみて下さい(^^ゞ

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サンシティ

松本和将ファンクラブHPの掲示板でも報告がありましたが、今日は板橋のサンシティでのコンサートでした。

そうかぁ、管理組合でコンサートを主催するというのは珍しいことなんですねぇ。

趙静たちとのカルテットも主催してくださった、緑の街ミュージックフレンズの土井さんのエネルギーのなせる業ですshine

今回は20回記念ということで、ギターの鈴木大介さんとソプラノの前川依子さんとの共演もありました。

大介さん、何度か会って、それどころか一緒に飲んだことまであったんですが、共演するのは初めて。

なのに、初めてとは思えないくらい相性があったというか、大介さんさすがというか、リハの時も一発OKで、後はいろんな曲を遊びで合わせてたんですが、こういう時が一番楽しいね(笑)。

そういうのってでもすごく大事で、そこで弾いた中の曲ですごくカッコイイ曲があって、「じゃあアンコールでやる??」なんて盛り上がったりして。

結局、あまりにもコンサートが長くなってしまったので、やらないことになってしまいましたが。

他にもたくさん合わせたので、もう二人で一晩やるくらいのレパートリーあるのでscissors、なんかまたやろうよ、っていう話にもなりnote

こういうところから次に繋がっていくと嬉しいなぁ。

っていうか、楽しいなぁshine

前川さんは素晴らしい美声で、体育館(なんと、ホールではなく体育館)中にオペラの世界を広げてくれました。

ピアノはどうしてもそこにおいてある楽器に左右されてしまうけど、いい声の出る歌の人って強いよねぇ。

小さいピアノをものすごく頑張って弾いても、絶対にかなわないくらいの声量が出る。

そんなのが人間の体から出てるんだから不思議。

例えば同じピアノを違う人が弾いても、そんなに何倍も音量が違うわけではないけど、

完成している歌の人と、あまり声量のない学生の歌の人と、大きなホールの後ろのほうで聞いたら、

ホントにffとppかってくらい違ってきたりする。

なんで人間の体でそんなことが出来るのか不思議。

その分、体が楽器だから取り替えることが出来ないから、日々の生活そのものが楽器のメンテナンス。

きっと大変なんだろうけどsweat01

そういえば、次のコンサートも歌の人とだbar

北九州音楽祭で豊嶋(てしま)起久子さんとshine

今日は、あまりにピアノが小さかったので(笑)予定していたリゴレット・パラフレーズを変更してしまいましたが、

北九州では弾く予定です。

ホロヴィッツのカルメン変奏曲も弾くよsign03

今日聞けなくて残念、と思った方は、是非北九州へairplane(笑)

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昔友人が言っていた。

「僕は、薄い氷の上を歩いてるようなもんなんですよ。いつ氷が割れるかとビクビクしながら。」

そして僕は言った。

「僕はどちらかというと、分厚い氷の上を歩いていて、そしてそれが簡単には割れないと信じているようなタイプかな。」

薄い氷の上を歩いている人は、確かに不安定かもしれない。

でも、安定しているように見える、分厚い氷の上を歩いている人は、

いざその氷が割れてしまったときには心構えが出来てないので泳ぐことすら出来ないかもしれない。

僕はまた、逃げ道を作るのが上手い。

世の中に起こるほとんどの事柄は、気の持ちようでなんとかなると思っている。

そして、なんとか出来ると思っている。

だからこそ、どこを探しても逃げ道が見つからなくなった時に、じゃあ目の前にある壁を乗り越えようと思ってもその鍛錬が出来ていないので、ずっとそこでうずくまっているしか出来なくなるかもしれない。

「強い」と「弱い」って紙一重だなぁ。

まあどっちにしても、ゆっくりと進むのが一番かな。

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島の静寂

結構角島に関する情報が入ってきますねぇhappy01

なるほど、橋はないほうが良かった、と。

すごくわかりますが、車乗りにとっては橋があるほど素敵なこともないんですよ~coldsweats01

でも、ゴミを捨てる人がいるなんてのは、絶対に許せないですねsign03

島といえばいつも思い出すのが、沖縄の阿嘉島(あかしま)。

本島から船で1時間ほど行った座間味諸島にある、人口300人くらいの小さな島です。

ダイビングをする人には有名な島らしいですが、僕らは特にダイビングをするわけでもなく、

「小さな島に行ってみたいなぁ」というくらいの気持ちでふらっと行ったので、若干浮いていたかもしれません。

着いたら幸いなことにレンタサイクルがあったので、それでとりあえず山の上まで登ってみたわけですが、

そこから見た風景はきっと一生忘れないでしょう。

見下ろせば周りは360度海wavewavewave

そして、どこまでも海は澄んでいて。

時折姿を見せる船も、なんだかのどかな風景画の一部分のように見えて。

そして、その開放的な静寂sign01sign01

山の中のシンと心の中に沈んでいくようなある意味閉ざされた世界の静寂とは違う、

水平線の向こうまで人工的な音は一切ないに違いない、と思える開けた静寂。

そういえば、カプリ島でも同じような感覚になったなぁshine

もちろん、観光客がうようよといる(自分も観光客なわけですが・・)町の中心部ではなくて、

そこからかなり人が住んでいるほうへ下って、その辺の修道院のようなところに勝手に入り込んで、

そこの中庭で寝そべっていた時の、あの静けさは忘れられません。

やっぱり島ってなんか特別なものがありますねnote

次は何島に行こうかなairplane

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