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グルベローヴァ

やっぱりいい音楽は少々の犠牲や対価を払っても聞かないといけない。

エディタ・グルベローヴァ主演の、ドニゼッティ「ロベルト・デヴェリュー」のゲネプロを聞いてきました。

まあ、テノール藤木大地氏のつながりで入れたので、対価は払ってないんですが(^^ゞ

こんな声はいまでかつて聴いたことがないsign03

しかも、彼女はもう60過ぎの、歌手としてはもうかなりのおばあちゃん。

信じられないほどの美声でした。

声がいいだけじゃない。

テクニックも完璧なんてもんじゃなくて、どんな難しいパッセージも”さて次はどんな表情つけてやろうか”っていうくらい余裕しゃくしゃくで、

ゲネだからもちろん全部声を出すわけじゃなくて抜く時もたくさんあるんですが、そういうときも音楽的な緊張感とか、演出的な気持ちのこめかたは決して手を抜かない。

だてに有名なわけじゃないんですねsign03

聴きながら、アルゲリッチのことを想いました。

でも、ピアノで60代ですごい演奏するより、歌で60代でまだ誰にも負けないような美声を保つほうがきっと難しいんだろうなぁ。

ちまたでは、”彼女は声が死ぬより先に自分が死ぬだろう”と言われているそう。

そりゃあね、今まだこれだけ歌えてたら死ぬまで歌えるでしょうねhappy02

ソプラノ歌手というものに対する概念を完全に変えてしまうほどの衝撃でした。

テノールの人とかもう一人のソプラノの人とかもきっと世界的なレベルの人達なんだろうけど、グルベローヴァが歌いだすともうそこだけにスポットライトが当たっているような感じ。

高いお金を払っても、一度は本番の本気歌いを聴いとかないと、一生後悔しそうですbearing

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コメント

グルベローヴァのブログを読んで、何故だか、数年前に「サライ」という雑誌に付いて来たCDの中の「夜の女王のアリア」を思い出しました。私はまったくこの人のことは知りませんでしたが、圧倒的に素晴らしいその歌声を記憶していました。後で調べてみたらやはりそうでした。我ながら自分の耳に自信を持ちました。私が、松本さんを「見つけた」のもまさにこの耳で、なんです。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のCDを図書館で借りまくり聞きまくっていて、他の誰より(ラフマニノフ本人よりも)松本さんの演奏が私の感性に感動をあたえました。thunder「見つけた」人が日本人で、しかも若かった事は私にとって幸運でした。曲は違うけどまったく同じ方法でヴァイオリンのギル シャハムも「見つけ」ましたが、来日が限られているので演奏会に行く機会にまだ、恵まれていませんから。松本さんもグルベローヴァのように末永く活躍して下さる事を願っています。
happy02happy02happy02

投稿: 蔦吉 | 2008年11月 3日 (月) 21時05分

この辺では60歳はまだおばあちゃんと呼びませんflair
が、60歳で松本くんを唸らせるパフォーマンスができるなんてすごいshine

60歳のピアニストや60歳の声楽家って、どんなことを考えて演奏するんだろうな!
一度聞いてみたくなりましたcherryblossom

投稿: ミナ | 2008年10月31日 (金) 07時50分

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