無料ブログはココログ
2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

« ああ忙しや | トップページ | 犬派 »

2008年6月 2日 (月)

ベテランの陥る罠

別に誰の演奏を聞いて思ったというわけじゃないんだけど、ふと考えた。

才能があって、技術もあって、安定感も出てきて、ある程度名声も得て、仕事量も増えて、というベテランの音楽家。
若い学生がたった1曲仕上げるのに3ヶ月たっぷりかけているのを横目に見ながら、リサイタルのフルプログラムを2週間で仕上げられてしまう。
難しい曲も簡単に弾きこなせるし、表現力もはるかにあり、曲をうまくまとめるツボのようなものもわかっている。
本番での気持ちのコントロールもうまいから、学生のように大きく崩れてしまったりするようなこともほとんどない。

全ての要素において勝っているはず。
なのに、そんな音楽家の演奏が時に全く心に届かないことがある。
逆に、どの側面から見てもベテランにはかなわないはずの学生の音楽が、すっと心に落ちてくることもある。
音楽って不思議だ。

まだまだ僕はベテランとかなわけじゃないけど、すでに「若手」の範疇には入らないっぽいので、自分に強くいい聞かせておかないと。
”上手い音楽家”ではなく、”いい音楽家”にならないといけない。

« ああ忙しや | トップページ | 犬派 »

つぶやき」カテゴリの記事

コメント

そこなんですよね、・・・
凄くうまいという前評判で行ったのに、
がっかりしてしまうこともありますが、
とかく、ナマモノは、毎回、気持ちも体調も違うしで、仕方ないのかもしれません。

が、ホントに聞く人に感動を与えていたピアニストが、だんだん力尽きたみたいに
萎えていくのを見たとき、とても悲しくなります。

ピアノって不思議です。その人がどんな状態にあるのか全て現れますから。

あるときには癒しのように、心和ませ、涙まで流して聞けたのに、暫らくしたら、高慢で高圧的、世の中自分だけで回っている・・・
人気が出たためでしょうか・・・
あれほど真摯に芸術に向かって、もっともっと感動を人々に与える演奏だったのにと思うと切なくなってしまいます。
地位や名誉が得られ、大事なものが見えなくなってしまったのでしょうか。


これは松本さんのことではありませんから。
くれぐれも。

その方は、聞くところによると健康状態最悪らしいです。残念ながら。

ピアノが魂を奏でるものであるとしたら、・・・
健全な魂は健全な身体に宿るとも思います。


この日記に、ステキなレスがついてるってことに感動しちゃいました☆

大御所には大御所の、なんていうか、オーラとか出ててすごいけど、伝える気持ちって歳を重ねるうちに(仕事をたくさんしていくうちに)欠けていくのかなーって思っちゃうほど疑問でした。。。
でも、最近は世界駆け巡ってめっちゃ急がしい演奏家でも響く音楽する人いたし、歳とか関係ないなーって安心しました♪

そこに着眼できる人こそが、いい音楽家なんだと思います。素敵です。
ほろっと来ました。
松本さんの音楽は私にいつも音楽のエネルギーを、新鮮さを、楽しさを、喜びを、与えてくれます。
きっとそれは子供達にとっても同様です。
若い芽を育むお手伝い、、末永くよろしくお願い致します。新しい試みも含めて・・。
遅くなりましたが、HP開設おめでとうございます!!

そうだね、良い音楽したいです!!


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ああ忙しや | トップページ | 犬派 »